輸入車に軽自動車ってあるの?

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国産車では多くみかける軽自動車ですが、輸入車では軽自動車を見かける機会はほとんどありません。果たして、輸入車に軽自動車はあるのでしょうか。

文・PBKK
Chapter
軽自動車は日本独自の規格
輸入車の軽自動車はほとんど無い
あと少しのところで、軽になれなかった輸入車

軽自動車は日本独自の規格

軽自動車は、日本独自の自動車の規格となっており、一番小さな規格のクルマのことを指します。現在の軽自動車の規格は、排気量が660cc以下で、ボディサイズが全長3.4m/全幅1.48m/全高2.0mです。一方、海外には軽自動車という規格が存在していません。

なので、海外で軽自動車の規格に合わせて製造されたクルマはないに等しいとなります。しかし、輸入車でも奇跡的に規格に収まっているクルマは、軽自動車として登録することが可能です。

輸入車の軽自動車はほとんど無い

軽自動車の規格に合う輸入車は、「スマート スマートK」「フィアット 126」「ケータハム セブン160」の3車種のみになります。そのなかでも、現在新車で購入することができるのは「ケータハム セブン160」のみです。
「ケータハム セブン160」は、イギリスのケータハム社が日本の軽自動車の規格に合うよう、特別に設計したモデルです。2シーターのオープンタイプのスポーツカーとなっています。

「ケータハム セブン」をベースとして特別設計されたセブン160は、車体重量がなんと490㎏と、日本の軽自動車に比べて軽く、エンジンはスズキ製の660㏄直列3気筒エンジンを搭載。最高出力は80PS、最高トルクは107Nmとなっています。価格は399万円~と、国産車に比べるとやはり少し高いです。

あと少しのところで、軽になれなかった輸入車

普通自動車と登録される輸入車のなかでも、あと少しのところで軽自動車に登録されなかったクルマがあります。1957年に発売された2代目「フィアット 500」は、排気量479㏄の全長2.97m/全幅1.32m/全高1.84mと現在の軽自動車の規格をクリアするクルマでした。

しかし、その当時の軽自動車規格では排気量の上限が360㏄となっており、製造当時の規格が適用される自動車登録によって、残念ながら軽自動車として登録できなかったのです。
普通自動車と登録される輸入車のなかでも、あと少しのところで軽自動車に登録されなかったクルマがあります。1957年に発売された2代目「フィアット 500」は、排気量479㏄の全長2.97m/全幅1.32m/全高1.84mと現在の軽自動車の規格をクリアするクルマでした。

しかし、その当時の軽自動車規格では排気量の上限が360㏄となっており、製造当時の規格が適用される自動車登録によって、残念ながら軽自動車として登録できなかったのです。
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