国産車最高級セダン!トヨタ センチュリーのこだわりのオプションパーツとは?

トヨタ センチュリー 2018

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およそ20年ぶりにフルモデルチェンジし、2018年に登場した三代目トヨタの最高級セダン「センチュリー」には、普通のクルマとは一味違うこだわりの純正オプションパーツが用意されています。今回はそのこだわりのオプションパーツをご紹介します。

文・yokohama

YOKOHAMA|よこはま

外資系自動車WEBサイトのライターとして10年以上、メーカーオプション、ディーラーオプション、アフターカーパーツの情報を中心に執筆。オートサロン、オートメッセなど現地取材をし、カーグッズの変遷や新商品情報についても得意とする。新カーグッズの情報などユーザーのカーライフが楽しくなる記事を執筆中。

YOKOHAMA|よこはま
Chapter
ボディーにマッチするシルバーに輝くサイドバイザー
オリジナル意匠が施された高級感のあるフェンダーポール
美術工芸品ともいわれる丹後緞通のフロアマット
最高品質のレースが映えるハーフシートカバー
ショーファーカーならではのちらつきの少ない読書灯

ボディーにマッチするシルバーに輝くサイドバイザー

雨の日に車内の換気に一役買うのがサイドバイザーです。ウィンドウ上部に装着することで、ヒサシの役割をするので、雨が降っているときに、少しだけ窓を開けて換気する際に便利です。

多くのモデルに設定されている定番アイテムです。高級感を演出するためにステンレス製のタイプなどもありますが、「センチュリー」に採用されているサイドバイザーは、高速走行時の風切り音を配慮した形状を追求したアクリル製となっています。

こだわりポイントとしては、一般的なサイドバイザーは、クリアスモークなどのアクリル素材で作られていますが、センチュリーに採用されているものは、ドアのサッシのカラーにマッチするように、表面にシルバー塗装が施さられ、外観デザインとの一体感を高めているとのことです。

気になる価格は5万2,000円となっております。

オリジナル意匠が施された高級感のあるフェンダーポール

一般的にコーナーポールと呼ばれることが多い、クルマの車幅を確認するときに便利なポールです。昭和の時代にはコーナーポールは多くのクルマにオプション設定されていたり、アフターパーツでも数多くラインアップされていました。

電動で収縮するタイプや、先端が光るタイプ、超音波センサーが内蔵されてアラームが鳴るタイプなど数多くのバリエーションがありました。

現在ではフェンダー付近の死角をカメラが映した映像をモニターで確認することができるようになり、装着した時の見た目の点からも、オプション設定されているモデルも以前より少なくなったアイテムです。

そのようなコーナーポールですが、トラディショナルなモデルであるセンチュリーには、しっかり用意されています。

カラーは、単なるシルバーカラーのメッキではなく、高級感のあるダーククロームが採用。また、先端部にはセンチュリーならではのオリジナルの意匠が施されている特別なフェンダーポールとなっているとのことです。

ちなみに、電動ではありませんが、ドライバーの見やすい高さに手動で調整できるようになっています。気になる価格は3万2,000円です。

美術工芸品ともいわれる丹後緞通のフロアマット

車内の足元に敷いて汚れを防止するフロアマットは、純正オプションの中でも装着率が高いアイテムのため、車種によっては複数のバリエーションを用意しているモデルもあります。センチュリーには、手織り高級敷物として名高い「丹後緞通」を採用したフロアマットが設定されています。

手織りの緞通は、量産ができないため、美術工芸品としても高く評価されており、大変重厚感のある仕上がりのマットとなっています。また、センチュリーのエンブレムも装着されており、さらに高級感を高めています。

バリエーションは、ブラック、ダークベージュ、サンダルウッドの3色が設定されており、価格はなんと30万円。それだけ希少でこだわりのある素材が採用されているということです。

最高品質のレースが映えるハーフシートカバー

ハイソカーが流行った時期には、ワインレッドのシートにレースのハーフシートカバーを装着することが流行りました。現在ではシートカバーを装着しなかったり、本革調のフルシートカバーを装着したりするなど多様化しています。

センチュリーには、トヨタの最高級品質のレース生地を使用したシートカバーが用意されています。柄にもこだわりがあり、メーカーオプションのリアドアカーテンと同じ意匠で揃えることで車内の統一感も追及しています。

もちろん、純正ならではのサイドエアバッグなどの安全機能や、シートスライドなどの各機能に完全対応しているほか、難燃性・耐光性・摩耗強度などもショーファーカーにふさわしい優れた品質に高められています。

なお、フルシートカバーなどのバリエーションは用意されておらず、ハーフシートカバーのみの設定となっています。シート自身がこだわりのウールで織り上げたジャガードウールファブリック仕様とメーカーオプションの本革仕様となっているため、シートの良さを隠してしまうフルシートカバーは設定されていないのかもしれません。

ちなみに気になる価格は15万5,000円となっています。ショーファーカーならではの過酷な使用にも耐えるこだわりの最高品質を追求した結果が感じられます。ぜひ機会があったらそのクオリティーを確認いただければと思います。

ショーファーカーならではのちらつきの少ない読書灯

セダン全盛期のオプションパーツとしては、メジャーだった読書灯ですが、セダンのシェアが下がるにともない見かけることが少なくなりました。

ショーファーカーとして利用されるのセンチュリーには、読書灯は標準装備です。しかし、この後席用の読書灯を追加することで、光の照射範囲を拡大させ、後席での執務などがしやすくなりそうです。

なお、光源にはちらつきの少ない白色のLEDを採用しているとのことで、同乗者に優しい設計になっています。
センチュリーは、車両価格が1,960万円もするハイエンドモデルのため、通常オプション設定となっているようなものも、あらかじめ標準装備されており、選べるディーラーオプションは限られています。

しかし、その一品一品は厳選されたこだわりの品質が感じられるアイテムでした。GRMN仕様のセンチュリーも東京オートサロンや大阪オートメッセなどのイベントに登場しましたが、発売されるという情報はありません。新たな市場を切り開くうえでこのようなカスタマイズモデルの登場も期待したいところですね。
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