アメリカンスポーツカー!フォード・マスタングが大活躍する映画5選

ブリッド

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アメリカンスポーツカーを代表する1台であるフォード・マスタング。日本では「大きなアメリカンマッスル」なイメージが強いかもしれませんが、アメリカではコンパクトな部類とされており、ポニーカーの元祖とも言われています。現地の若者に人気のポニーカーであるマスタングは映画にも数多く登場します。そんなマスタングが大活躍する映画を5つご紹介!

文・西川昇吾
Chapter
ニード・フォー・スピード
ブリッド
バニシングin60
60セカンズ
ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT

ニード・フォー・スピード

【ストーリー】
地元のストリートレースで天才と称され、自動車修理工場を営むトビーはライバルのディーノの依頼で未完成のシェルビーマスタングを仕上げる。トビーはシェルビーマスタングの発表会の際に「明日サーキットで時速370キロ出れば買う」というセレブのビルの賭けに乗り、翌朝マスタングに乗り込み時速376キロを記録。勝手にマスタングを持ち出し、ディーノの予定より高くマスタングを売り込むことに成功し、さらにトビーの弟分ピートの「あんたじゃ370は出ない」という発言に起こったディーノはマスタング売却の取り分を巡ってケーニグセグでのストリートレースを提案する。レース中ディーノはピートにわざと接触し、ピートは命を落としてしまう。そのトビーは事故の責任を負わされ、無実の罪で投獄される。仮釈放されたトビーはディーノへの復讐を誓い、ディーノも参戦する全米最大のストリートレース「デリオン」へ参加するため、ビルから条件付きでマスタングを借りアメリカを横断の旅へ出る。それを知ったディーノは懸賞をかけ、トビーを妨害しようとする…

【見どころ】
エレクトロニック・アーツ社のレースゲーム「ニード・フォー・スピード」シリーズを原作としているこのゲーム。アメリカ大陸を横断するというストーリーコンセプトは、2011年にリリースされた同ゲームシリーズ「The Run」と類似したところがあるかもしれません(映画の公開は2014年)。映画のストーリーはゲームシリーズを知らない人でも楽しめる内容となっています。基本的にはシェルビーマスタングが主役となる本作、アメリカンマッスルの雰囲気を残しつつ、モダンなテイストとなっているマスタングが何といってもカッコイイ!ラストのレースシーンには登場しませんが、その理由は本編をご覧ください。シェルビーマスタングやケーニグセグアゲーラの他にもレアなスーパーカーが数多く登場するのも見どころです!

ブリッド

【ストーリー】
サンフランシスコ市警の警部であるブリッドは、ギャングを裏切り証人となったロスの保護を命じられる。しかし、ギャングの金を横領していたロスはギャングのヒットマンに襲われ命を落としてしまう。事件に何か裏があると感じたブリッドはロスの保護を命じた上院議員に彼の死を報告せず、事件の捜査を始める…

【見どころ】
主人公ブリッドを演じるのは俳優であり、著名なレーシングドライバーでもあるスティーブ・マックイーン、そして監督のピーター・イェーツも元レーシングドライバーということもあって、カーチェイスシーンの撮影は実際の速度で撮影。CGなどが一切ない時代ながらド迫力の映像となっており、見応えは十分。サンフランシスコの坂の多い街中を、マスタングをはじめとするマッスルカー達がジャンプしながら駆け抜けていきます。

バニシングin60

※画像は1971年型 マスタング マッハ1

【ストーリー】
保険会社調査員という表の顔を持ちつつ、裏では依頼を受けた車両を盗んでくる窃盗団のボスである元レーサーのメインドリアン・ペイスは、「自身の仕事のルール」として盗難保険に加入している車両のみを狙い、それぞれのターゲット車のニックネームを女性の名前として仕事をこなしていたが、1973年型マスタング「エレノア」に手こずっていたところ…

【見どころ】
この映画の見どころは現代まで語り継がれている壮大なカーチェイスシーン、なんと上映時間のほぼ半分に渡る約40分間がカーチェイスシーンの映画なのです!ちなみこの記録は現在でも破られていません。さらに当時のキャッチコピーは「ぶっ壊した車93台」となっており、まさに「アメリカのカーアクション映画!」といった映画なのです。

60セカンズ

【ストーリー】
自動車窃盗の凄腕として知られていた主人公メンフィスだが、すっかり自動車窃盗業からは足を洗っていた。しかし、その弟キップが窃盗組織に雇われ自動車窃盗をしていた時にミスを犯し、アジトに集めていた窃盗車約50台が警察に押収され、キップは窃盗組織から命を狙われることとなる。弟の命を救うために、メンフィスは昔の仲間と共に50台のリストを4日後の朝8時までに再び盗み戻す…

【見どころ】
先に紹介したバニシングin60の現代版リメイクとも言われている本作品。ストーリー上のつながりはないものの、ニコラス・ケイジ演じるメンフィスが現役時代に手こずり、最後のターゲットとしたシェルビーマスタングGT500も劇中では「エレノア」と表現されております。クルマに詳しくない人がこの映画を見たらマスタングをエレノアという車種と勘違いするかもしれません。

ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT

【ストーリー】
アメリカに住む高校生のショーンは、問題を起こしては引っ越すという生活を送っていた。挑発に乗り実施したストリートレースで事故を起こし、日本の米軍基地に勤務する父親の下で暮らすことなる。東京の学校で知り合ったトゥインキーに連れてられたストリートレーサー達が集まる立体駐車場で、中心的存在であるDKと揉めバトルをすることに、惨敗を喫して借りたシルビアはボロボロ。しかしショーンはクルマを貸したハンやその周りの仲間達と仲良くなっていく、しかしDKは自分に対するハンの裏切りに気づき、ハンに襲いかかる。DKから逃げる為激しいカーチェイスの末事故でハンは命を落とす。DKとの決着、そしてハンの復讐を果たすため、ショーンは父のマスタングにエンジンを載せDKとの勝負に挑む…

【見どころ】
ワイルド・スピード3作目となり、アメリカから東京へ舞台が移った本作。東京を舞台としているため、全編通して登場するのはほぼ日本車ですが、ラストを飾るのはアメ車のマスタング。でもこのマスタング、面白いのが日産スカイラインGT-Rに搭載されているRB26DETT搭載というところ。なぜこのエンジンが搭載されているかは本編を観て頂くとして…劇中の音を聞いてみると、アメリカンマッスルのV8の音でなく、直6ターボの音が聞こえてきます。V8に比べると甲高いRB26の音を出しながら駆け抜けていくマスタングはちょっと新鮮。

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