「アルピーヌ ギャラリー」期間限定で六本木ヒルズにオープン
更新日:2022.12.16
※この記事には広告が含まれます
昨年、日本上陸を果たしたフランス産ライトウェイトスポーツカー「アルピーヌA110」。
そのA110を身近に感じるギャラリーが、2月16日(土)〜3月3日(日)の期間限定で、六本木ヒルズ ヒルサイド 「ヒルズ カフェ/スペース」にオープンした。
文/写真・栗原 祥光
そのA110を身近に感じるギャラリーが、2月16日(土)〜3月3日(日)の期間限定で、六本木ヒルズ ヒルサイド 「ヒルズ カフェ/スペース」にオープンした。
文/写真・栗原 祥光
アルピーヌA110ってどんな車?
▶︎アルピーヌギャラリーの様子
アルピーヌは1956年にフランスのレーシングドライバーで、ルノーのディーラーを経営していたジャン・レデレが設立したスポーツカーメーカー。
なかでも1963年に登場した800kg程度のボディと1100cc〜1600ccというコンパクトな直4エンジンをリアに配置したコンパクトな2ドアクーペ「A110」は有名で、モンテカルロをはじめとする主要なヨーロッパラリーを席巻し、1973年にWRC(世界ラリー選手権)の初代コンストラクターズチャンピオンに輝いた。
現在でもアルピーヌは、WEC(世界耐久選手権)に出場するなど、レース活動を行っている。
なかでも1963年に登場した800kg程度のボディと1100cc〜1600ccというコンパクトな直4エンジンをリアに配置したコンパクトな2ドアクーペ「A110」は有名で、モンテカルロをはじめとする主要なヨーロッパラリーを席巻し、1973年にWRC(世界ラリー選手権)の初代コンストラクターズチャンピオンに輝いた。
現在でもアルピーヌは、WEC(世界耐久選手権)に出場するなど、レース活動を行っている。
▶︎初代A110(写真はオーナー所有車)
▶︎登坂するA110(ピュア・エディション)
今回登場したA110は、先代A110のコンセプトを踏襲し、現代に昇華したニューマシンとして昨年復活を果たした。
軽量化を求めて誕生したアルミニウム製ボディを採用した新型A110は、ドライバーを中心にフロントにラジエータとガソリンタンク、リアにエンジンと排気系という重量配分を最適化したミッドシップレイアウト。
エンジンは250馬力を発生するルノー メガーヌR.Sをルーツとする1.8リットルの直4ターボを横置きに配置しゲトラグ製7速セミATミッションと合わせて、停止状態から僅か4.5秒で100km/hに到達する。
軽量化を求めて誕生したアルミニウム製ボディを採用した新型A110は、ドライバーを中心にフロントにラジエータとガソリンタンク、リアにエンジンと排気系という重量配分を最適化したミッドシップレイアウト。
エンジンは250馬力を発生するルノー メガーヌR.Sをルーツとする1.8リットルの直4ターボを横置きに配置しゲトラグ製7速セミATミッションと合わせて、停止状態から僅か4.5秒で100km/hに到達する。
▶︎ミッドシップにマウントされた1.8リットルターボエンジン。通常はエンジンルームに蓋が被せられているため、中を見ることはできない。
▶︎峠道を走るA110
足回りは、4輪ダブルウィッシュボーンを採用。軽量ミッドシップというパッケージと相まって、ワインディングや峠道を、気持ちよく、そして速く走り抜けることができる。
フランスというお国柄なのだろうか、内装は他のスポーツカーとは一線を画すエレガントさ。キルティング調の模様が施された本皮製フルバケットシートをはじめとして、室内空間はフランスらしい上質さを感じさせるもの。現在全世界で18ヶ月のバックオーダーを抱えているという。
フランスというお国柄なのだろうか、内装は他のスポーツカーとは一線を画すエレガントさ。キルティング調の模様が施された本皮製フルバケットシートをはじめとして、室内空間はフランスらしい上質さを感じさせるもの。現在全世界で18ヶ月のバックオーダーを抱えているという。
▶︎A110のドライバーズシート。シフトはパドル操作で行う
▶︎A110のフロント側ラゲッジスペース。底は浅いものの、ちょっとしたボストンバックは入る
▶︎A110はリアにもラゲッジスペースを用意する。こちらは深さも充分用意されている。
▶︎A110のメーターパネル。フル液晶画面で見やすい
▶︎A110(ピュア・エディション)の車内空間。シートはフルバケットタイプで高さ調整を行う場合は、一度シートを外して行うストイックなものだ。
アルピーヌA110とその世界に触れるギャラリー
▶︎アルピーヌA110ピュア・エディション
▶︎アルピーヌA110リネージ・エディション
今回六本木ヒルズカフェで展示されるのは、ブルー アルピーヌ メタリックのピュア(811万円)と、グリ トネール メタリックのリネージ(829万円)の2台。
ピュアとリネージの2台は走行面での違いはなく、内装とホイールが異なる。ピュアはフルバケットシートであるのに対して、リネージはセミバケットシート。さらにリネージにはサブウーファーを搭載するほか、エアコン吹出口の加飾にクリア塗装が施されている。
走りに徹したスポーツカーがピュア、よりグランドツーリング的な要素を加味したのがリネージといったところだろう。同時期に2台の内装に触れる機会はディーラーでもなかなかないので、ぜひチェックして欲しい。
ピュアとリネージの2台は走行面での違いはなく、内装とホイールが異なる。ピュアはフルバケットシートであるのに対して、リネージはセミバケットシート。さらにリネージにはサブウーファーを搭載するほか、エアコン吹出口の加飾にクリア塗装が施されている。
走りに徹したスポーツカーがピュア、よりグランドツーリング的な要素を加味したのがリネージといったところだろう。同時期に2台の内装に触れる機会はディーラーでもなかなかないので、ぜひチェックして欲しい。
▶︎ピュアエディションの室内。セミバケットシートを採用している
▶︎ピュアエディションではエアコン吹き出し口のカーボンがマットなものを採用。黒の革製内張りと相まって精悍なイメージを与える。
▶︎リネージエディションではエアコン吹き出し口はカーボンにクリア塗装を施したものを採用。ブラウンの革製内張りと相まってシックで大人の印象だ。
シックで落ち着いた雰囲気の店内には、アルピーヌの歴史を紹介するパネルのほか、イメージビデオを上映。また、アルピーヌグッズも多数展示されており、ハイセンスでさりげない小物達が置かれている。
▶︎店内に置かれたアルピーヌグッズ
▶︎アルピーヌの歴史がわかるパネル
▶︎アルピーヌA110のミニカー
▶︎アルピーヌ・ジャポンのトマ・ビルコCOO
オープンに先立ち、アルピーヌ・ジャポンのトマ・ビルコCOOは「この度、アルピーヌの世界観を表現し、特別な体験を提供するアルピーヌ・ギャラリーがオープンできたことを嬉しく思います。アルピーヌは、スポーツさとエレガンスさを両立した世界でも珍しいスポーツカーです。ぜひ楽しんでいただければと思います」と挨拶すると共に、多くの方にアルピーヌを知ってもらう場であることを強調した。
▶︎アルピーヌブルーがお出迎え
▶︎外から見た様子
▶︎店内にはソファも用意され、車をみながら休むことも可能だ。
アルピーヌギャラリーは3月3日(日)まで開催。月〜木は13時〜20時、金〜日は11時〜20時までオープンしている。六本木に立ち寄った際は、新生アルピーヌA110をチェックしてはいかが。
今回は、新旧のアルピーヌを用意し乗り比べ企画です!初代のアルピーヌを持っている人なんて、すぐに見つかるの?と思いきや、CARPRIMEナビゲーターの河西と土屋さんの共通のお知り合いの方から初代 アルピーヌ A110をお借りすることができました!
動画撮影中、終始、土屋さんはガソリンの匂い(初代アルピーヌA110はキャブ車なので・・)に笑顔がほころびます! また、新しいアルピーヌ A110Sにも乗って頂き、素性の良さ、楽しさを評価して頂きました。
そして、告知ですが土屋さんにはCARPRIMEアンバサダーとなって頂きました!今後、土屋さんの企画を月一ベースで展開予定です!お楽しみに!