ISOFIX対応のチャイルドシートおすすめ6選!ISOFIXとシートベルト固定の取り付けの違いについても徹底解説!

チェイルドシート(ISO-FIX)

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チャイルドシートには、車のシートベルトで固定する従来のタイプと、車(後席の背もたれと座面の間)に装備されたISOFIX金具に、チャイルドシート側の金具をガチャっとはめ込んで取り付けるタイプの2種類があります。また、ISOFIX専用タイプもありますが、ほとんどはISOFIXとシートベルトと両方で装着できるようになっています。ISOFIXか?シートベルト固定か?取り付け方法の違いによって、どんなことが違ってくるのかについて解説します。また、CarMe編集部が調査したISOFIX対応のチャイルドシートのおすすめ6選もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

文・加藤久美子


CarMe編集部

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Chapter
ISOFIXは取り付けが簡単で確実。安全性なら断然ISOFIX!
ISOFIXが装着できる車と出来ない車はどこで見分ける?
注意!アメリカ製のISOFIXは使用不可
これから買うならISOFIX対応のチャイルドシートがおすすめ
CarMe編集部厳選!ISOFIXチャイルドシートのおすすめ6選
1.アップリカ「フラディア グロウ ISOFIX 360°セーフティー AB」
2.コンビ「ホワイトレーベル THE S plus ISOFIX エッグショック ZB-750」
3.LETTAS「チャイルドシート 360°」
4.ジョイー「i-Arc360°」
5.レカロ「サリア」
6.エールベベ「クルット 6i グランス」
ISOFIX対応チャイルドシートをベビレンタでレンタルしてみよう

ISOFIXは取り付けが簡単で確実。安全性なら断然ISOFIX!

車のシートベルトを使って取り付けるチャイルドシートは大変面倒でガッチリつけるには力とコツが必要です。とくに、回転する機能やベッドにできる機能が付いたものは非常に煩雑で時間がかかります。

時間や手間がかかっても正しく装着されているチャイルドシートはごくわずかで、ベルト固定のチャイルドシートはほとんどがガタついたり、向きが違っていたり、誤った装着がされています。

一方、ISOFIXのチャイルドシートは、車に標準装備されているISOFIX金具(ISOFIXバー)に、チャイルドシートに装備されたISOFIXの金具をはめ込むだけで確実に装着が完了しますので、誰でも時間も手間も掛からずチャイルドシートの取り付けができます。

ISOFIXが装着できる車と出来ない車はどこで見分ける?

ISOFIXの金具は2012年7月以降に発売された新車であれば全車(後部座席)に標準装備されています。しかし、それ以前の車であっても金具がついている場合もあります。

国産車では、2009年頃に発売された乗用車やミニバンから、ISOFIX金具の標準装備が始まっていますので、取扱説明書を確認するか、ディーラーや自動車メーカーのお客様相談室に聞いてみることをお薦めします。また、チャイルドシートメーカーの公式サイトにて「車種適合」の確認ができますので、車検証を見ながら車名や年式、型式番号などを入れて確認してみてください。

ISOFIX金具が車に装備されていても、取り付けができない場合もあります。例えば、チャイルドシートのサポートレッグが車のシートレールに干渉したり、稀ではありますがチャイルドシート側のISOFIX金具が短くて、車側の金具に届かず取り付け付加になったり…。ベルト固定の場合も、必ず車種適合を確認しましょう。

注意!アメリカ製のISOFIXは使用不可

※写真はMAXI-COSI (マキシコシ)

日本で販売されているチャイルドシートは、アメリカ(グレコ、イーブンフロー)、ドイツ(ブリタックスレーマー)、オランダ(マキシコシ)、イギリス(ジョイーなど)のブランドがおなじみです。

ヨーロッパブランドのチャイルドシートならECE R44という安全基準を満たしているので問題ありませんが、アメリカ基準のISOFIXは日本や欧州とは形状が異なるものがあり、アメリカ車以外は物理的に装着が不可能となります。

グレコやイーブンフローなどアメリカ製のチャイルドシートでも正規輸入されている製品ならアフターフォローも安心ですし、FMVSS(米国連邦自動車安全基準合格品)やECE R44(欧州安全基準)に適合しているので、シートベルト固定なら問題ありません。

しかし、なかにはISOFIXの知識が薄い日本の並行輸入業者が楽天などのネット店舗で「ISOFIXチャイルドシート」として販売しているものもあります。その場合は要注意です。米国基準ISOFIX専用の場合、欧州車や日本車へのISOFIX装着は不可能です。

これから買うならISOFIX対応のチャイルドシートがおすすめ

これからチャイルドシートを買う予定がある場合は、"ベルト固定も可能"なISOFIXチャイルドシートをおすすめします。

家の車にISOFIX金具がついていたとしても、実家の車や代車、格安レンタカーなど古い車の場合はついていない場合もありますので、その時のことを考えてISOFIX専用タイプのチャイルドシートは避けた方が無難です。

ちなみに、この4〜5年でISOFIXチャイルドシートの値段はかなり下がり(数年前は平均6〜7万円だったのが現在2万円台のものも増えています)、様々なチャイルドシートメーカーからISOFIXチャイルドシートが発売されています。

値段が下がったとは言え、まだ同じ機能を持ったシートベルト固定タイプよりは少し高めですが、装着の手間や安全性などを考えれば、ISOFIXタイプを強くお勧めします。

1台のチャイルドシートを複数の車に付け替えて使う場合などもISOFIXなら手早く確実に装着できますね。

CarMe編集部厳選!ISOFIXチャイルドシートのおすすめ6選

1.アップリカ「フラディア グロウ ISOFIX 360°セーフティー AB」

Aprica(アップリカ)

Aprica(アップリカ) ISOFIX固定 回転式ベッド型チャイルドシート フラディア グロウ ISOFIX 360°セーフティー AB

4,980円〜(税込)

快適性重視!成長に合わせて理想的な姿勢を保つ3つのステップが魅力

アップリカ独自の「平ら」なベッド型チャイルドシートは、赤ちゃんの首や腰がすわっていない身体をまっすぐに寝かせてあげられる点がポイントです。また、首がすわってきたらゆったりと座れる後向きシート、しっかり座れるようになったら前向きシートと、3ステップに変化し赤ちゃんの成長に合わせて理想的な姿勢を保ちます。また、装着が確実でカンタンに車へ取り付けできるISOFIX固定タイプです。

ブランド
Aprica(アップリカ)
商品モデル番号
2107709
サイズ(横向きベッド)
W75.0×D63.5×H53.0cm
サイズ(後向き)
W44.0×D70.5~76.0×H55.0~61.0cm
サイズ(前向き)
W44.0×D63.5×H66.0cm
商品の重量
15.1 kg
対象年齢
0ヶ月 ~ 48ヶ月
推奨最高体重
17.5 キログラム
推奨最高身長
100センチメートル
ベルトタイプ
5点式
安全基準
R129
セット内容
製品本体(パッド類含む), フレックスシェード, ガイドキャップ(2個), 取扱説明書

2.コンビ「ホワイトレーベル THE S plus ISOFIX エッグショック ZB-750」

Combi(コンビ)

ホワイトレーベル THE S plus ISOFIX エッグショック ZB-750

7,770円〜(税込)

背中で守る、「向き合えるベッド型」チャイルドシート

チャイルドシートの新安全基準「R129」では赤ちゃんの安全向上のため、15歳未満まで後向き装着が義務化されています。Combiのホワイトレーベル THE S plus ISOFIX エッグショックは、後向きに装着する「向き合えるベッド型」であり、背中の広い面で衝撃を分散し赤ちゃんをしっかり守ることができます。未熟な身体への影響も考えられており、身長に合わせよりフィットして安全に使用することができます。

参考年齢
新生児〜4歳頃
対応身長
後向き:40〜105cm/前向き:76〜105cm
対応体重
〜19kg
固定方式
ISOFIX固定
製品重量
13.9kg
‎安全基準
UN R129/03

3.LETTAS「チャイルドシート 360°」

LETTAS

チャイルドシート 360° 回転式

19,799円〜(税込)

生後0カ月から使える360°回転式!

子どもの座る向きを簡単に変えられる360°回転式です。0歳~1歳頃(体重13kg)までは後ろ向きに、1歳~12歳頃(体重36kgが上限)までは前向きで使用できます。ヘッドレストを7段階で高さを変えられるため成長に応じて調節が可能です。チャイルドシートの両側に付いている側面衝突吸収装置により、横側から受けた衝撃でのダメージを軽減できるよう工夫されています。取付は、ISOFIXシステムによりチャイルドシートを車に楽かつ安全に取り付けできます。ISOFIX固定金具が未搭載のお車でも、3点式シートベルトを使って装着できます。

対象年齢
新生児〜12歳
対応体重
0〜36kg
対応身長
-
固定方式
ISOFIX・3点シートベルト固定式
製品重量
11kg

4.ジョイー「i-Arc360°」

Joie(ジョイー)

Joie(ジョイー) ISOFIX固定 アイ・アーク360°キャノピー付 ブラック 0か月~ () 38012

34,400円〜(税込)

退院時からすぐに使える!ISOFIX対応回転式チャイルドシート

「Arc360°(アーク360°)」は、生まれたばかりの新生児の赤ちゃんから使えるISOFIX対応回転式チャイルドシートです。
最新の安全基準であるR129に適合しており、生後15ヶ月を超えた身長105cmまで後向き取り付けが可能です。

お子さまの乗せ降ろしもスムーズで、ISOFIX対応なので誰でも簡単に車へ取り付けることができます。本体も超コンパクトなので後部座席を広々と使うことができ、お出かけがもっと楽しく、もっと楽になるチャイルドシートです。キャノピー付きなので、移動中に赤ちゃんが寝てしまった時や日差しが強い日にとても便利です。

ブランド
Joie(ジョイー)
商品の重量
14.4 kg
製品型番
‎38012
性別
ユニセックス
推奨最高体重
19キログラム
電池
いいえ
モデルイヤー
‎2020
対象シーズン
オールシーズン

5.レカロ「サリア」

Recaro(レカロ)

サリア

49,800円〜(税込)

スポーツシートメーカーで有名な「RECARO」のチャイルドシート

レカロ「サリア」は、最新安全基準R129をクリアした、ISOFIX式、360°回転チャイルドシートです。色は、ヨーロッパ発の上品なティールグリーンと、RECAROらしいスポーティレッドの2色展開です。シートが360°回転するので、安心して赤ちゃんを乗せ降ろしすることが可能です。また、側面保護機能(ASP)が搭載されているので、もしもの衝突事故の際にいち早く衝撃を受け止め、本体シェルに分散し赤ちゃんへのダメージを軽減してくれる優れものです。

参考年齢
新生児〜4歳頃
対応身長
40〜105cm
対応体重
〜18kg
固定方式
ISOFIX固定
製品重量
19.5kg
安全基準
‎R129

6.エールベベ「クルット 6i グランス」

エールベベ(AILEBEBE)

クルット 6i グランス

59,731円〜(税込)

赤ちゃんの快適性にこだわった上級モデル

側面衝突安全性能を強化!新採用の25mm×2層の衝撃吸収クッションと、ヘルメットで使用されている衝撃吸収材で、側面の衝撃からWで守ります。急ブレーキなど万一の衝撃はエールベベ独自の安全機構「衝撃吸収ベビーキャッチ」が角度を変化させ衝撃を吸収・軽減します。

取り付けは、ISOFIX取付専用ですがレバーひとつでらくらく操作できる「ワンレバーシステム」が搭載されているので安心です。力の弱いママでもらくらくガッチリ取り付けできます。

参考年齢
新生児〜4歳頃
対応身長
50〜100cm
対応体重
〜18kg
固定方式
ISOFIX固定
製品重量
14.8kg
‎安全基準
ECE-R44(旧基準 ※2023年8月末で生産終了)

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ベビレンタは、ネットで子育て用品のレンタルができるサービスです。使用する期間が短く、すぐ不要になってしまって困りがちな子育て用品をレンタルにすることができます。特にチャイルドシートはお子さんの成長に伴い買い替えが必要なものが多くあります。ベビレンタは、取り扱っている商品が豊富で今回ご紹介したチャイルドシートもレンタルができます。ベビレンタでベビー用品のレンタルをしてみても良いかもしれませんね。

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