最大トルク43.1Nmもアップ!BLITZ、東京オートサロン2019で新開発ハイエース用スーパーチャージャーを出展!

【東京オートサロン2019】BLITZ

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BLITZブース、注目の出展はバイクやクルマ好きで知られる俳優大鶴義丹氏とのコラボで生まれたフルカスタムのハイエース『BLITZ×義丹MOTORS HIACE WIDE』(2.7ワイドガソリン)です。フルエアロのスタイリッシュな外観のハイエースは電子制御の足回りと新開発のスーパーチャージャー搭載で見た目もトランポとしての使い勝手もパワーアップされています。どのようなシステムなのでしょうか?

文・加藤久美子
Chapter
ハイエースをパワーアップ!新開発スーパーチャージャーが2019年春、ついに市販化
最大出力は139.7PS→168.4PS、最大トルクも43.1Nmアップ!
ガソリン2.7L専用。ボルトオン装着で取り付けも簡単

ハイエースをパワーアップ!新開発スーパーチャージャーが2019年春、ついに市販化

ハイエースをトランポとして使う人の多くは、バイクなどの重量物を載せても力強い加速力を発揮するディーゼル車を選択します。

例えば、オフロードバイクを2台載せると約200㎏の重量アップとなり、低速時のトルク不足が否めないガソリンハイエースでは、加速が悪い、坂道を登らない…といった不満を感じることも多々。トランポとしては使い物にならないというのが定説でした。

そこで開発されたのが、そんな「走らない」ハイエースのガソリン車をパワーアップするためのコンプレッサーシステム、いわゆるスーパーチャージャーです。2018年の東京オートサロンにて参考出品されていたシステムとほぼ同様の、2.7ℓガソリン車用スーパーチャージャーシステムがついにこの春に市販が開始されます。

最大出力は139.7PS→168.4PS、最大トルクも43.1Nmアップ!

エンジンの過給システムは一般的にターボチャージャースーパーチャージャーの2つがありますが、排ガスを利用するターボに比べてスーパーチャージャーはエンジンのクランクシャフトからVベルトを通じて直接的な動力を伝えるため、ターボ特有のラグがなくすべての回転域から瞬時に力強い過給を得ることができます。

低回転でのトルク不足を感じやすいハイエースのようなガソリン車をパワーアップするには最強のシステムです。BLITZのコンプレッサーシステムは吸気を加圧コントロールし、より多くの空気とガソリンをエンジンに強制的に送り込む方式のため、アクセルを踏んだ瞬間からパワーアップを実現し加速をアシスト。

低回転域から高回転域まであらゆる回転で瞬時に対応できるので、重量物を搭載して高速道路を走る場合もストレスなく走り続けることが可能です。

スペックは最大出力139.7ps→168.4ps、最大トルク211.8Nm→254.9Nmで43.1Nmものアップを実現。体感でその違いははっきりと判るレベルです。

ガソリン2.7L専用。ボルトオン装着で取り付けも簡単

今春発売予定のガソリンハイエース用のスーパーチャージャーは、2015年1月以降の6AT車に対応しています。「これまでワンオフで作られたハイエース用のスーパーチャージャーは存在していたかもしれませんが、システムとしてキット販売されるのは、BLITZがおそらく初めてだと思います。

キットは完全ボルトオン化となっているので、取り付けも簡単。専用のフューエルコントローラーを付属しているのでECUセッティングも不要です。」(BLITZブース担当者)

すでにガソリンハイエースを所有しパワー不足を感じているオーナーやトルク不足でハイエースの購入をためらっている人にはかなりの朗報となりそうですね。

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