輸入車のなかでも異彩!? お洒落なフランス生まれのSUV3選

DS7クロスバック

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今人気の輸入車SUV市場のなかでも、異彩を放っているのがフランス生まれのSUVモデル。質実剛健なドイツ車とも、スポーツ性能を謳うイタリア車とも、プレステージ性を追求するイギリス車ともまったく違ったデザイン性が高く評価されています。今回はそんなフランスからやってきた魅力的なSUVモデルたちをご紹介します。

文・西山昭智
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DS7クロスバック:469万円(税込)〜
プジョー 5008:404万円(税込)〜
ルノー カジャー:347万円(税込)〜
圧倒的なプレステージ性を身に纏うフランス生まれのSUV

DS7クロスバック:469万円(税込)〜

シトロエンから独立して誕生したのが「DS」という新ブランド。シトロエンの誇る名車DSに由来するように、同シリーズではそのすべてにおいて高いデザイン性とラグジュアリー感を持ち合わせ、シトロエンとは違った魅力を放っています。そんなDSに新しく仲間入りしたのが、DS7クロスバックというSUVモデル。

パリが仕立てたエレガントなスタイリングは、DSが標榜する「アバンギャルド」を体現。ヘッドライトまわりにはアクティブLEDビジョンと呼ばれる、左右3個ずつ内蔵されたLEDモジュールによってダイヤモンドのような煌きを放ち、キーをアンロックした瞬間には180°回転しながらパープルの光を発してドライバーを迎え入れます。

テールレンズには3DのLEDを使用し、レーザー彫刻技術による文様が刻まれます。ホイールにもDSらしい美意識が貫かれ、内装に目を移せば「OPERA」「RIVOLI」「BASTILLE」というパリにちなんだ3種類のインテリアデザインをラインナップ。

センターコンソールにはB.R.M社製のアナログウォッチが埋め込まれ、イグニッションオンと同時に姿をあらわします。

ほかにもセンターコンソールに刻まれる「クル・ド・パリ」と呼ばれる精緻な文様や操作ダイヤルに使われるクリスタルガラスなど、どこを切り取ってもほかの自動車メーカーでは見ることができない意匠がちりばめられています。

さらに高級感だけでなく最新機能も数多く搭載。メーターパネルには12.3インチのフルデジタルインストゥルメントパネルを採用し、6つのモードで自由な表示情報をカスタマイズ。そしてセンターコンソールには高精細8インチタッチスクリーンをレイアウトし、エアコン、メディア、ナビゲーションなどをタッチ操作で行なうことができます。

パリだけが生み出せるラグジュアリー感を余すところなく表現したDSラインのフラッグシップSUVこそが、このDS7クロスバックの存在意義といえるでしょう。

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プジョー 5008:404万円(税込)〜

2013年のデビュー当時は7名乗りのミニバンとして登場したプジョー 5008。2017年のフルモデルチェンジにともない新しくSUVとして生まれ変わり、一躍人気モデルへと上り詰めました。

ロングボディの堂々たる体躯には全席独立した7つのシートを搭載し、多彩なシートアレンジによってさまざまなニーズに応えてくれます。スタイリングは兄弟モデルとなる3008のアイデンティティを受け継ぎつつも、ブラックダイヤモンドルーフの光沢感とクロームパーツの輝きによってプレミアム感を演出。

ヘッドライトの上にはLEDポジションランプが連なり、ボディサイドへと視線を誘います。サイドからリアにかけてのデザインや、3連になったブレーキランプなど、後ろからの眺めも美しいものになっています。

インテリアはプジョーおなじみの小径スポーツステアリングを中心にして、次世代を思わせる「i-Cockpit」デザインでまとめられており、ドイツ生まれのSUVにはない雰囲気を醸し出します。

エレクトリックオートマチックコントロールのシフトレバーは軽快な操作感と見た目がポイント。パノラミックサンルーフはリアシートの頭上にまでおよぶ広大な面積をもち、圧倒的な開放感が味わえます。

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ルノー カジャー:347万円(税込)〜

ホットハッチの代表格ルーテシアRSで知られるルノー。一見するとSUVとは縁のなさそうなブランドかと思いきや、じつは昔から「セニック」や「コレオス」といったSUVを手がけてきました。そんなルノーのSUVモデルとして最も新しく登場したのがカジャー。

ボディサイズは先述のDS7や5008よりもひとつ下となるCセグメントとなりますが、スタイリッシュなデザインでは引けをとりません。ダイナミックな曲線で描かれた美しいフォルムを持ち、 フロントグリルの中央には迫力あるルノーダイヤモンドが描かれ、独特の存在感を放ちます。

ヘッドライトのまわりにはCのカタチにシェイプされたLEDランプが採用され、デイタイムランニングライトとして点灯。ボディサイドはSUVらしい力強さを感じさせつつ、グラマラスな凹凸によってフランスらしさも醸し出します。

インテリアはDSやプジョーに比べると質素ながらもエアスクープまわりのデザインなどでさり気なくエスプリを効かせています。

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圧倒的なプレステージ性を身に纏うフランス生まれのSUV

悪路を踏破する高い運動性能こそがSUVの特長であり、その堅牢さこそがSUVの魅力でもありました。しかし近年では、街中でもSUVを見かける機会が圧倒的に増え、それとともに街中の風景に見合うSUVのデザイン性も高まっています。

そのようなSUVバブルのなかで、フランス生まれのSUVはスタイリングの美しさという点において圧倒的なプレステージ性を身に纏っています。さらに、ほかの輸入車SUVよりも圧倒的にリーズナブルというのも、ユーザー目線においては外すことができない“メリット”にもなっているのです。

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