バックミラーがダッシュボード上についていた車5選

1960年代、ダットサン フェアレディやヨタハチといった車では、よく見ると室内のバックミラーがダッシュボード上に取り付けられていました。その理由は、取り付け部の強度を確保するためだったのだろうと想像できますが、その他にどういったクルマがダッシュボード上にバックミラーを装着していたのでしょう?その一部を紹介しましょう。

Chapter
ダットサン フェアレディ1500
トヨタ スポーツ800
ホンダ S800
メルセデス・ベンツ 300SL
ボルボ P1800

ダットサン フェアレディ1500

ダットサン フェアレディ1600

ダットサン フェアレディ1500は、1962年に日本国内で販売を開始した日産のオープンスポーツカーです。発表自体は1961年にされていたのですが、販売が始まったのは翌年からでした。

言わずと知れた名車で、1.5L 直4OHVエンジンを搭載していました。

バックミラーがダッシュボード上に取り付けられているのはフェアレディ1500で、フェアレディ1600では、窓枠上部から吊り下がるバックミラー仕様もあります。

トヨタ スポーツ800

トヨタ スポーツ800

トヨタ スポーツ800といえば、トヨタ黎明期を代表する小型スポーツカーです。2000GTに通じるデザインに、0.8Lの水平対向2気筒を搭載したヨタハチは、軽量ボディと空力の良さでレースでも活躍しました。そしてなによりも、時代を越えても色褪せない愛嬌たっぷりのボディデザインで、ファンの多い名車です。

そんなトヨタ スポーツ800のバックミラーも、ダッシュボードに取り付けられていました。リアのハイデッキが主流の現在では考えられないことに、そんな低い位置でも十分に後方確認ができたのです。

ホンダ S800

ホンダ S800 クーぺ

ホンダ S800は、ホンダが過去に製造・販売していた2人乗りのスポーツカーです。1963年にS500の販売を開始、翌1964年にS600、1966年にはS800に進化します。

S800は、70ps/8,000rpmの最高出力を備えた水冷直列4気筒DOHCエンジンに4連キャブレターを使ったパワフルなエンジンもあってかモータースポーツ参加車両として人気を獲得していきました。

オープンボディでは、ダッシュボード中心部分に支柱を取り付けて、その支柱に沿ってバックミラーを調整することができる仕組みを採用。クーペボディでは、ダッシュボード上にバックミラーが装着されていました。

メルセデス・ベンツ 300SL

メルセデス・ベンツ 300SL
メルセデス・ベンツ 300SL

300SLは、メルセデス・ベンツがレーシングカーをもとにつくったスポーツカーです。1955年に誕生した初代300SLクーぺは、市販の乗用車で世界で初めてガルウイングを採用しました。

そもそもガルウイングは、見栄えをよくするためではなく、速く走らせるためにデザインされたものでした。それが功を奏して、その特徴的なドアとスポーツカーとしての高性能さで、人気車種となりました。

ボルボ P1800

ボルボ P1800

ボルボ P1800は、スウェーデンの自動車メーカーであるボルボが過去に生産していた自動車です。発表されたのは1960年。

外観の特徴は、リアまわり。当時のアメリカの自動車が好んで採用していたテールフィンが装備されています。フロントからリアへ向かうにしたがってルーフラインが下り曲線を描いている美しいデザインです。

このボルボ P1800も、初期はバックミラーがダッシュボード上に取り付けられていました。


ここで紹介した他にも、バックミラーの取り付け位置がダッシュボード上だったモデルはいくつかあります。あなたは、何台ご存知ですか?