トヨタ センチュリーには後席用取扱書がある!その内容は?

トヨタ センチュリー インテリア

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2018年6月22日に21年ぶりのフルモデルチェンジをはたしたトヨタ センチュリーには、なんと後席用取扱書が存在します。いったいどのような内容を含んだ取扱説明書になっているのでしょうか。高級車のなかの高級車を、トリセツから読み解きます。
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86ページ以上におよぶ後席用取扱書
簡単そうで少し複雑な後部座席の操作
高級車ならではの操作
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86ページ以上におよぶ後席用取扱書

車両の取扱説明書は、どんな車にも必ず付いているものですが、トヨタ センチュリーには、後席用の取扱書が用意されているということですから驚かされます。しかし、新車価格1,960万円もする車ですから、街中で多く見かける大衆車には無いものが付属することも当たり前かもしれませんね。

では、どのような内容になっているのでしょうか。
後席用取扱書の内容は、1)ドア、2)シート、3)室内装備・機能という構成で、全86ページ。そのほとんどが、シート、エアコンの調整、リアエンターテイメントシステムの操作など、後席でのあらゆる機能が集約された、リアマルチオペレーションパネルの操作方法について説明しています。

もちろん日本を代表するショーファードリブンとして開発されたセンチュリーですから、ドライバーがセンターコンソールのモジュラースイッチやマルチモニターを触って、助手席の調整や後席のオットマンの出し入れ、後席エアコンの操作などができるよう設計されています。しかし、運転手の手を煩わしたくないという後席乗員は、リアマルチオペレーションパネルを使って操作ができるのです。

簡単そうで少し複雑な後部座席の操作

慣れないと戸惑いそうなのは、後席室内からドアを開ける際のレバーの操作方法です。ドアパネルのアームレストにセットされたドアレバーは、上に引き上げるように操作すると解錠します。
また、後部座席には読書灯が付けられています。後部座席を見上げるとインテリアランプの隣に読書灯がありますので、知っていると得をする機能です。

高級車ならではの操作

左側後部座席では、助手席背もたれ裏側にセットされたオットマン(足乗せ用マット)を使用することができます。

助手席の背もたれの角度を変えることでフットレストとしても機能するオットマンがセットされた助手席の操作も、センターアームレストに内蔵されたリアマルチオペレーションパネルを使って行います。

センチュリーは運転することよりも後部座席に乗ることがステータスのような車ですから、その点を考えてよく作り込まれていると言えるでしょう。

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後部座席のためだけに取扱説明書を用意するくらい多くの操作を後部座席で行うことができるのも、高級車のなかの高級車であるトヨタ センチュリーならでは。他にも多くの操作があるので、興味のある方は後席用取扱書を一度読んでみると面白いかもしれませんね。

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