マツダ コスモスポーツとはどんな車?初ロータリーエンジン車の魅力に迫る

マツダならではの技術と言えばロータリーエンジン。これを最初に搭載したのはコスモスポーツです。最近では復活のウワサもありますが、コスモスポーツとは一体どんなクルマだったのでしょうか?中古車市場での価格相場や、デザイン、馬力などのエンジンスペックについても解説します。ページ下部にはレストアされたコスモスポーツも記載されているかも…!

Chapter
1967年、コスモスポーツ誕生!
コスモスポーツの魅力は?
世界初のロータリーエンジン搭載市販車は?
すぐさま2代目誕生!

1967年、コスモスポーツ誕生!

マツダ コスモスポーツ

コスモスポーツが発売されたのは、1967年。それから約50年が経過した現在でも、コスモスポーツは人気の1台です。その人気の理由は、なんといってもロータリーエンジンです。

このロータリーエンジンは、世界で初めての量産エンジンであり、コスモスポーツはそれを搭載したスポーツカーとして、日本のみならず世界の自動車に名前が刻まれています。

コスモスポーツの魅力は?

マツダ コスモスポーツ

改めてコスモスポーツの魅力はなんでしょうか?

ロータリーエンジンを抜きにするなら、伸びやかでどこか宇宙船的な雰囲気もあるデザインにあります。社員デザイナーによると、スタイルはロングノーズとリアオーバーハングのバランスが絶妙で、とても美しいシルエットを持っています。

全高わずか1,165mmのコンパクトなボディは、車外から室内を覗くのもひと苦労。そこもまたスポーツカーらしいスタイリングということで魅力でもあります。

重量に関しては軽量かつ静粛性に優れ、かつコンパクトなロータリーエンジンのおかげで、軽量スポーツカーの指標である1tを満たない940kgに収まっています。

世界初のロータリーエンジン搭載市販車は?

10A型ロータリーエンジン

コスモスポーツの登場する以前、コンパクトで高出力を実現できるロータリーエンジンは、ドイツのNUSが研究、実用化にこぎつけています。

車両は、NSU ヴァンケルスパイダーで、1964年に発表されました。しかし、ロータリーエンジンに起因するトラブルが多く発生。NSUは、1961年にロータリーエンジン開発の権利をマツダに譲渡することになったのです。

すぐさま2代目誕生!

1967年にデビューしたコスモスポーツは、翌68年にはマイナーチェンジを行い、エンジンを含めた動力性能のレベルアップを果たします。

最高出力が、それまでの110psから18ps上乗せされて128psになり、最高速度も200km/hに達するようになりました。

EVやHV、そしてPHEVを搭載した21世紀型のスポーツカーがなにかと話題になる昨今の自動車業界ですが、たまには機能ではなく人間の感覚で魅力を感じるスポーツカーを生み出してほしい。そう考えるのは、筆者が昭和世代のクルマ好きだからなのでしょうか。