間違い使用は命に関わることも!チャイルドシートの正しい選び方

2000年4月にチャイルドシートの使用が法制化されてから、18年が経過しました。JAFや警察庁の調査によると、いまだに0〜5歳の装着率は平均6割ちょっと。装着率がなかなか上がらないのも問題ですが、誤った装着方法が多いことも知っておく必要があります。

文・加藤久美子

Chapter
子どもの体に合ったチャイルドシートを選ぶ
ジュニアシートは身長100cmを超えてから。小柄な3〜4歳児に座面だけのジュニアシートは危険。
新生児用パッドを1歳過ぎて使っているケースも
チャイルドシートを付ける位置や向きも要チェック

子どもの体に合ったチャイルドシートを選ぶ

チャイルドシート

チャイルドシートには、新生児・乳児用(0〜1歳半)のベビーシート、幼児用(1〜4歳)チャイルドシート、児童用(4〜12歳)ジュニアシートの3種類があります。

目安として年齢が用いられているため、体のサイズはまだ乳児用で十分なのに幼児用を使う、3歳になったばかりなのにジュニアシート(座面だけのブースタータイプ)を使うなど、子どもの身体に合っていないシートを使ってしまうという間違いが起こりやすくなっています。

早めに、上のサイズへという気持ちは分からなくもないですが、必ず子供の体に合ったチャイルドシートを選びましょう。

ジュニアシートは身長100cmを超えてから。小柄な3〜4歳児に座面だけのジュニアシートは危険。

チャイルドシート

幼児用チャイルドシートは、4歳(身長100cm程度)くらいまで使えるタイプが一般的ですが、「3歳になったらジュニアシート」と勘違いしている人が意外に多いことに驚きます。しかも、座面だけのブースターシートを使っているケースも少なくありません。

ブースターシートは簡単に抜け出せますし、後部座席のシートベルトを使って固定するため、ベルトの高さも適正とは言えません。強い衝撃を受けたときには、すり抜けて車外に放出される危険性もあります。身長100cmまでは幼児用チャイルドシートを使うか、ジュニアシートでも頭(ヘッドサポート)や肩(ショルダーサポート)が付いたタイプを使うようにしましょう。

次ページ
新生児用パッドを1歳過ぎて使っているケースも