岡崎五朗のクルマでいきたい VOL.86 僕のモータースポーツ

今号が皆さまのお手元に届く頃には、aheadチームが参戦するマツダ・ロードスター・メディア対抗4時間耐久レースの結果が出ているはず。5位入賞を果たした昨年に続き2年連続の好成績となるのか。こうご期待だ。

text:岡崎五朗 [aheadアーカイブス vol.166 2016年9月号]

Chapter
VOL.86 僕のモータースポーツ
マツダ・アクセラ
プジョー・308 Allure BlueHDi
メルセデス・ベンツ Eクラス
テスラ・モデルS P90D

VOL.86 僕のモータースポーツ

アヘッド 岡崎五朗のクルマでいきたい ロゴ

モータースポーツは観るのも楽しいが、やはり自分で走るのが最高に楽しい。そうはいっても4輪レースはハードルが高い。よほどお金に余裕がある人か、よほどレースに入れ込んでいる人でもなければ、なかなか参戦する気分にはなれないだろう。その点、僕が趣味でやっているレーシングカートはとても手軽に楽しめるモータースポーツだ。
 
なかでも、スバルやホンダの汎用4ストロークエンジンを搭載した「スポーツカート」と呼ばれるカテゴリーは、エンジンのメインテナンスにかかる費用が少なく、パワーもそこそこで初心者でも乗りやすい。新車を買うと数十万円するが、中古ならヤフーオークションなどでかなり安く手に入れることができる。実際、僕のチームのマシンは15年落ち。

それでもメインテナンスさえきっちりやれば十分な戦闘力を発揮する。実際、先日ツインリンクもてぎで開催された7時間耐久レースでは、124台中12位というまずまずの成績を残すことができた。
 
参戦費用も安い。7時間走ってもガソリン代は2,000円以下。マシンがシンプルだからたいていのメインテナンスは自分でできる。というわけで、ヘルメットやレーシングスーツ、遠征代を除き、かかるお金といえばタイヤ代とエントリーフィー程度。4〜5人のドライバーで割れば一人2万円程度でたっぷり楽しめる。

ツインリンクもてぎの7時間耐久レースは全国から大勢の人が集まってくるスポーツカートの祭典的位置づけだが、全国各地のレーシングカート専用サーキットでも小規模の耐久レースが開催されているから、普段はそれに参戦するのもいいだろう。
 
モータースポーツにチャレンジしてみたいけれどなかなか踏み切れない…そんな人にはぜひスポーツカートをオススメしたい。汎用4ストロークエンジンとはいえ最高速は140km/hに達する。日常ではなかなか体験できない興奮を味わえること請け合いだ。

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