FJクルーザーのグレード別比較!オフロードと舗装どちらがメイン?オプションもしっかり確認しよう!

トヨタ FJクルーザー オフロードパッケージ

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基本的に単一グレードのFJクルーザーですが、装備の違いでいくつかのパッケージが事実上のグレードとして存在します。オフロード重視なら是非とも「オフロードパッケージ」を選択したいところですが、メーカーオプションの組み合わせ次第では、オフロードも考慮しつつ舗装路の快適性も重視することも可能です。

気になる方はこのFJクルーザーのパッケージ比較をぜひ参考にしてください。
Chapter
2つの基本形「FJクルーザー」と「カラーパッケージ」
カラーで個性を表現した黒と赤のカラーパッケージ
タフネスオフローダーの真髄!オフロードパッケージ
中古車で買うならオプションや年式にも注意

2つの基本形「FJクルーザー」と「カラーパッケージ」

モノグレード(単一グレード)であるFJクルーザーの基本は「FJクルーザー」と、「カラーパッケージ」の2種類です。

基本形のFJクルーザーはアルミホイールもオプション、ショックアブソーバーもノーマルでは通常のガスショックツインチューブ、悪路走破力を高める電子制御デバイスやリアデフロックなどもメーカーオプションと至って簡素な仕様と言えます。

それにプラスして、カラードドアトリムやクルーズコントロールを装備したのが「カラーパッケージ」で、ステアリングもウレタンから本革巻きに、シフトノブとトランスファーノブもウレタン+メタルカラー加飾タイプです。

両者に共通しているのはメーカーオプションのパフォーマンスダンパー。こちらは乗り心地や静粛性を向上させるもので、2013年7月30日の一部改良以降に設定されています。装着車を探すのであれば、それ以降のモデルから探すと良いでしょう。

また、電子制御サスペンション「X-REAS」も、オンロードでの快適性や走行安定性、操縦性に大きな影響を与えるユニットなので、中古車でこのオプションを装備しているかどうかは大きなポイントです。

カラーで個性を表現した黒と赤のカラーパッケージ

派生モデルには黒が基調のブラックカラーパッケージと、赤が基調のレッドカラーパッケージもあります。

ブラックカラーパッケージはボディカラーはもちろん、17インチ専用アルミホイール、フロントグリルと前後バンパー、ドアミラーやドアハンドル、背面スペアタイヤのホイールカバーまでブラック、という黒づくめで、とにかく黒いFJクルーザーに乗りたければ最適でしょう。

そのブラックカラーパッケージと2011年11月に同時追加されたのがレッドカラーパッケージ

こちらは本革ステアリングの握り部分や防水ファブリックシートの着座面、ドアトリムやセンターコンソール、ピラーの一部にも赤を各所に散りばめており、2012年7月の一部改良で廃止されたので8ヶ月間ほどしか存在しなかったレアなパッケージです。

タフネスオフローダーの真髄!オフロードパッケージ

FJクルーザーの本格オフローダーの真髄をフルに発揮するなら、ぜひともオフロードパッケージを選びましょう。

舗装路向けのオプションはほとんど搭載できない代わりに、オフロード用ビルシュタインダンパーを標準装備。

起伏の激しいラフロードや滑りやすい場所の突破に威力を発揮する「クロールコントロール」は5段階に設定できる超低速走行で、アクセルやブレーキ操作はクルマまかせ、ステアリング操作に専念して難所の突破に役立ちます。

さらに脱出困難に陥ればアクティブトラクションコントロールA-TRACや左右後輪を直結するリヤデフロックなど頼もしい装備が満載ですので、まさにFJクルーザーの中でもオフロードの帝王です。

中古車で買うならオプションや年式にも注意

舗装路メインのユーザーなら「FJクルーザー」か各種「カラーパッケージ」を、オフロードメインのユーザーであれば「オフロードパッケージ」をチョイスしておけば間違いないところではあります。

ただし、クロールコントロール以外のA-TRACやリヤデフロックはオフロードパッケージ以外でもオプション設定されていますので、例えばX-REASとA-TRACの組み合わせがいい、などの希望があれば、丹念にオプションをチェックしていくと良いでしょう。

また、オフロードパッケージでもクロールコントロールが標準装備されるのは2012年7月の一部改良以降です。

希望する標準装備やオプション装備が組み込まれているかどうかは年式や車両詳細から確認していくしかありません。

アルミホイールやカーナビなど以外は後付けの効かないメーカーオプションが多いので、中古車で買う場合には走行距離や程度だけでなく、細かいところまでチェックしていきましょう!

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