都会派SUV!ハリアーの走行性能はどうなの?

ハリアー

※この記事には広告が含まれます

都会派高級SUVの代表格ハリアーには、卓越した走行性能をサポートする様々な先進装備が搭載されています。高級セダン並みの走行性能、乗り心地はどこまで実感できるのでしょうか?
Chapter
3代目でボディもダウンサイジング
晴れでも雪でも安定した走り
走りのテイストが選べる
静かで剛性の高いボディでブレない走りを堪能
FADショックアブソーバーにてサスペンションの働きを変化させて、車両を制御

3代目でボディもダウンサイジング

3代目ハリアーはエンジンはもちろん、ボディも少しだけダウンサイジングが行われました。レクサスRXとボディを共用していた2代目と比較するとボディサイズやホイールベースは以下のように変化しています。

 新旧ボディーサイズの比較
                全長           全幅             全高            ホイールベース
2代目       4,735mm     1,845mm     1,680mm    2,715mm
3代目       4,720mm     1,835mm     1,690mm    2,660mm

全長は15mm、全幅は10mmほど小さくなり、ホイールベースは55mmも小さくなっています。驚くのは、これだけダウンサイジングしながらも、室内は2代目より広くなっていることです。

また、小回り性能を左右する最小回転半径は5.3M(17インチガソリン車)からと国内専用車らしく狭い道路での切り返しやUターンもストレスなく行えるレベルです。

晴れでも雪でも安定した走り

ガソリン4WD車に標準装備されている「ダイナミックトルクコントロール4WD」という機能は、FFと4WDの切り替えを自動的に行うものです。通常はFF状態で燃費重視の走りを実行、発進時や滑りやすい路面を走行する際には車両の状態に合わせて最適なトルクを後輪に配分します。ターゲットラインに対して車両がコーナー外側へ膨らむ場合には、旋回内輪へのブレーキ制御とダイナミックトルクコントロール4WDを協調制御することにより、より安定した旋回を可能にします。

これらの制御は滑りやすい雪道だけではなく、乾いた路面での安定走行にも貢献しています。車両が今どのような状態か?前後のトルク配分は?といった走行中における4WD作動状態の変化はマルチインフォメーションディスプレイで確認できます。

走りのテイストが選べる

ハリアーにはハイブリッド車、ガソリン車ともに、様々な走行テイストを選べる機能があります。モードごとにマルチインフォメーションディスプレイの背景色が変わる演出もユニークです。

 ・パワーモード[ガソリン車専用装備]
アクセル操作に対するレスポンスが鋭くなり、坂道やワインディングロードなどで、より俊敏な走りが楽しめます。

 ・エコドライブモード[全車標準装備]
アクセル操作に対する駆動力を穏やかにすると同時に、暖房・冷房の効き具合を抑えるなど、環境に配慮した運転をサポート。燃費のさらなる向上に貢献します。

 ・EVドライブモード[ハイブリッド車専用装備]
モーターのみで静かに走行できます。早朝や深夜などエンジン音が気になるときや、ガレージへの出し入れで排出ガスを抑えたいときなどに便利です。

静かで剛性の高いボディでブレない走りを堪能

ボディの随所に吸遮音材や制振材を効果的に配置し高遮音ガラスを採用。高張力鋼板の採用を広げ、ボディ各部の結合方法も改良したためブレないボディを実現。また、「ばね上制振制御」はハイブリッド全車に標準装備されています。これは路面の凹凸に応じて、モーターのトルクをリアルタイムに制御するもの。車体の揺れ(ピッチング)を抑制し、滑らかでフラットな乗り心地に寄与しています。

FADショックアブソーバーにてサスペンションの働きを変化させて、車両を制御

※全車標準装備

新型マークにも採用されている装備で、路面や走行状況に合わせて、サスペンションの働きを変化させるFADショックアブソーバーがハリアーにも採用されています。コーナリングなど大きくゆったりとした動きのときは、減衰力を高く保つことで優れた操縦安定性を確保。ゴツゴツとした路面など小さく速い動きで揺れを感じるときは、減衰力を低下させることでショックの少ない快適な乗り心地をもたらします。
元祖高級クロスオーバーSUVの名に恥じない高品質な走行性能はさすがですね。

商品詳細