雪道でも活躍…スバル XVの走行性能はいかなるものか?

SUVに求められる走行性能を満たした「XV」

XV

ご存じのように、「スバルXV」のベースとなったのは「インプレッサ」。AWD仕様も以前より存在し、熟成され続けてきたモデルがベースゆえに、そのスバルのAWD機構「シンメトリカルAWD」の完成度も熟成されています。

足廻りはやや硬めといえますが、低重心化されたボディと、水平対向エンジンによる重量バランスの妙もあってハンドリングも良好、インプレッサと同じように軽快に走り回る事が可能となっています。

スバルのアドバンテージ「シンメトリカルAWD」

XV

水平対向エンジンによる左右対称のパワートレーンが可能となったスバルのシンメトリカルAWDシステム。XVでも重心位置を低くし、前後左右の重量バランスに優れた構造から、悪路でのコントロール性、直進安定性、またハンドリングなど運動性能全ての点で有利に働いています。

またAWDも各種センサーなどを使用した先進技術が盛り込まれた「アクティブトルクスプリットAWD」となっており、4輪の駆動状況、路面状況を常にモニターし、各輪のトルク配分を最適化する事で、悪路や様々なシーンでの走行安定性に寄与しています。

スバルXVの心臓部は?

XV

「スバルXV」の心臓にはスバル自慢のボクサーエンジン、「FB20 」水平対向4気筒 2.0L DOHCエンジンを搭載。最高出力150PS /6,200rpm/最大トルク20.0kgf-m /4,200rpmを発揮しながらも、JC08モード燃費が16.2km/Lと、環境性能も両立しています。

しかしこのXVにはターボ仕様、あるいは「STI」モデルは用意されていません。その代りに、「XVハイブリッド」が用意されており、その点はインプレッサ等と少し違う方向性に進んでいるといえそうです。

XV

「XVハイブリッド」のエンジンは「XV」と同じくFB20が搭載されており、エンジン出力も同じ。
ただし、これに加えて最高出力13.6馬力(トルク6.6kgf-m)の駆動用モーターが追加されており、システム最高出力は163.6馬力、となります。

燃費は通常のXVと比較して+4km/L、ですし、数値的にはそれほど大きなアドバンテージが無いようにも見せますが、走り出すとさにあらず。
モーターは初動から最大トルクを発生するので、スタート時、エンジンが充分なトルクを発生する前にサポートをするので、数値以上にパワフルな印象を受けます。
出力は小さいながらも実に効果的に「走りをサポートする」ハイブリッドシステムといえそうです。

XV

また、100kgほどバッテリーなどの補器の為重量増となっているハイブリッドですが、約25kgとされる駆動用電池をボディ後部のリヤサス前部に搭載する事で、前後の重量バランスをとっています。
このため、重量増でありながら、挙動も安定しており、細やかなスバルの努力が伺い知れますね。

強烈な走りのモデルではないですが、より上質かつ自然な走行感覚を得られるのがXVハイブリッド。
勿論XVとの価格差も約30万円ほどありますから、購入の際は大いに悩むポイント。試乗の機会があれば、結論に繋がるかもしれません。

スバル XVの中古価格・走行スペック|小型SUVスバル XVは海外で高評価!?
インプレッサXVからXVへと名を変えた戦略的背景とは?

関連キーワード

この記事をシェアする