中古車のディーラー保証とは?
更新日:2020.11.05
※この記事には広告が含まれます
中古車の保証は販売店によって千差万別です。さまざまな保証と種類があり何を選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで、今回の記事では最も手厚いといわれているディーラー系販売店の保証内容を解説します。万が一購入後に不具合が起きた時に活躍する「ディーラー保証」に関する知識をお届けします。
文・萩原 文博
文・萩原 文博
ポイント1.ディーラー保証とは?
ディーラーで中古車を購入する際に選択できるのが、ディーラーが独自に付けている保証であるディーラー保証です。ディーラー保証は新車並と言われるほど手厚いサービスです。中古車を探す時や購入する際に気になる点が、中古車ならではの不具合です。万が一の時に無料で修理してくれる保証はとても魅力的で、安心して長期的に乗るためにも重視したいポイントです。
ポイント2.ロングラン保証とは?
例えば、トヨタのディーラー系販売店で購入した中古車にはロングラン保証が無償で付いてきます。(ただし、違法改造車や並行輸入車、特殊車両、特殊自動車は除きます)
ロングラン保証とは、メーカーや年式は問わず1年間、走行距離が無制限になる保証です。保証対象となるのは約60項目、5,000部品が対象で、エンジンをはじめ、ステアリング、ブレーキといった基幹部品はもちろん、エアコンやナビゲーション、テレビといったオプションパーツなども保証の対象となります。
ただしボディ内外装部品、塗装、錆び、消耗部品、油脂類は除きます。また、ロングラン保証は全国約5000ヶ所のトヨタの販売店で保証修理を受けることが可能です。購入した販売店が遠方だったとしても自宅近くのディーラーで修理が受けられる充実したネットワークが魅力と言えます。
ロングラン保証とは、メーカーや年式は問わず1年間、走行距離が無制限になる保証です。保証対象となるのは約60項目、5,000部品が対象で、エンジンをはじめ、ステアリング、ブレーキといった基幹部品はもちろん、エアコンやナビゲーション、テレビといったオプションパーツなども保証の対象となります。
ただしボディ内外装部品、塗装、錆び、消耗部品、油脂類は除きます。また、ロングラン保証は全国約5000ヶ所のトヨタの販売店で保証修理を受けることが可能です。購入した販売店が遠方だったとしても自宅近くのディーラーで修理が受けられる充実したネットワークが魅力と言えます。
ポイント3.ロングラン保証αとは?
さらに、ロングラン保証を最大3年まで延長保証を可能としたロングラン保証αがあります。有償で用意されていますが、延長保証はディーラー系販売店のメリットなので、購入したクルマに長く乗ろうと考えているユーザーにとっては非常に魅力的なプランです。
このロングラン保証αもメーカー、年式問わず走行距離無制限で保証し、ロングラン保証同様に保証対象は約60項目、5,000部品となりエンジンはもちろん、エアコンやカーナビなどの電装品も保証対象となっているので安心です。また、全国約5,000ヶ所のトヨタディーラーで保証修理を受けられるので、万が一旅行先でトラブルが発生した場合でも安心できます。
このロングラン保証αもメーカー、年式問わず走行距離無制限で保証し、ロングラン保証同様に保証対象は約60項目、5,000部品となりエンジンはもちろん、エアコンやカーナビなどの電装品も保証対象となっているので安心です。また、全国約5,000ヶ所のトヨタディーラーで保証修理を受けられるので、万が一旅行先でトラブルが発生した場合でも安心できます。
付帯費用保証
さらに、ロングラン保証αには付帯費用保証も自動的にセットされます。保証対象となるトラブルが発生し自力走行が不可能となった場合、搬送・引取費用として(修理終了先から居住地までのレッカー車などで運搬する費用)、1回の不具合につき5万円程度が保証されます。
臨時宿泊費用・臨時帰宅費用
そして臨時宿泊費用として、1回の不具合につき故障車両に乗車している1名につき1万円程度の保証が付きます。また、臨時帰宅費用として、トラブル発生地から居住地まで最も最短なルートで帰宅するための交通費を1回の不具合につき故障車両に乗車中の1名につき2万円程度保証してくれます。
ロングラン保証αとは、クルマの修理だけではなくトラブルによって不利益が生じた場合、その分もカバーしてくれます。年式と排気量によって金額は異なりますが、5〜6年落ちの2Lエンジン搭載車で1年延長が約1万2,000円。2年延長が約3万3,000円となっています。万が一のトラブルによる出費を考えると、ロングラン保証αにかける費用は非常にバリューなプランと言えるのではないでしょうか。もちろん、これは最も手厚い保証プランの一つなので、それぞれ自分が加入する保証内容をしっかりと吟味いただくことをおすすめします。