セレナ(C27型)の欠点【実際に試乗をして気になった3つの事】

日産 セレナ 2016

セレナの欠点1:乗り降りのしにくさ

C27型 セレナ(SERENA)を試乗してみて、まず最初に気づいたのが、運転席・後部座席の乗り降りのしにくさ。

ホンダのステップワゴンやトヨタのヴォクシー/ノアなどライバル車よりもフロントシート・スライドドア開口部ともにフロア位置が高くなっており、唯一乗降用のサイドステップを用意しています。

■フロントシートのサイドステップ

日産 セレナ 2016
日産 セレナ 2016

■スライドドアのサイドステップ

日産 セレナ 2016
日産 セレナ 2016

実際にこのクルマのフロア位置の高さを実感するのは、スライドドアを乗り降りした時。

日産のセレナ(SERENA)の場合、サイドステップまでの高さが約400mm。なので、実際のフロアの高さはもう少し高くなります。

ちなみに、床の低さとスライドドアの乗り降りのしやすさが評判のトヨタのヴォクシー/ノアの地上からフロアまでの高さは、約360mm。

日産 セレナ 2016

たった40mmですが、実際にヴォクシー/ノアと今回フルモデルチェンジをした
新型セレナ(SERENA)を乗り降りをしてみると、乗り降りのしやすさが全く異なります。

日産から発売された新型セレナ(SERENA)の場合、足を少し持ち上げて「よいしょ!」と
言った感じで、まさにクルマに乗り込む感じ…。(サイドステップを使わずに
直接車内に乗り込んだ事も影響していると思いますが…。)

一方、床が低く、足を高く上げないですむトヨタのヴォクシー/ノアの場合は、スムーズにスッと車内に入れる感じ…。

私は30代でまだまだ足腰がしっかりとしているので、セレナ(SERENA)でもそれほど乗り降りがしにくいと感じません。しかし、足腰が悪い年配の方が乗り降りする場合、段差が小さく、乗降性に優れるヴォクシー/ボクシーの方が良いのかなと思いました。

日産 セレナ 2016

また、C27型 セレナ(SERENA)とヴォクシー/ノアでは乗降時に使用するグリップのデザイン・大きさも異なります。

競合車・ライバル車のヴォクシー/ノアの場合、子供が握る事も考慮してより大きなグリップを採用しています。

このグリップの使いやすさも、日産のセレナ(SERENA)よりもヴォクシー/ノアの方が良いのかなと思いました。

セレナの欠点2:2列目シートの乗り心地・座り心地

セレナ(SERENA)を試乗して気になったのは、2列目シートの座り心地。

日産 セレナ 2016

一見するとシートがフラットで座りにくそうなC27型モデルの2列目シートですが、実際に座ってみると背もたれが背中にしっかりとフィットして、とっても快適。安心して体をシート全体に預けられるような座り心地は、大満足でした

このクルマの座り心地はとても良いと思ったのですが、試乗した時に座ってみて残念に感じたのは、アームレストが装備されていない事。

フロントシートと2列目シートの間をスライド移動できるスマートマルチセンターシートを2列目のシート中央位置に設定して、ソファーシートや2列目シート用のセンターコンソールとして使用する限りは、とっても快適です。

■3人掛けソファーシートモード

日産 セレナ 2016

■2列目シートアームレスト使用時

日産 セレナ 2016

しかし、C27型 セレナに採用されているスマートマルチセンターシートをフロントシート側にスライドして独立キャプテンシートのようにすると、アームレストが無いため、手の置き場に困る感じが…。

日産 セレナ 2016

また、このシートアレンジで大きなカーブを曲がると、アームレストなど身体を支えるアイテムが無いため、シート間のギャップにズレ落ちそうになるのが2列目シートに座っていて、少々気になりました。

独立キャプテンシート風のアレンジをした時はアームレストが装備されているヴォクシー/ノア、ステップワゴンの方が座り心地・快適性は良いように感じました。

セレナの欠点3:プロパイロットの加速力

日産のセレナ(SERENA)を試乗して欠点に感じたのは、プロパイロット機能を使った時の加速力。

日産 セレナ 2016

高速道路で自動運転技術”プロパイロット機能”を試した時は追従するクルマが無かった事もありそれ程気にならなかったのですが、街中で前走車を追従した時、あまりにも”のんびり”とした加速力に若干不満を感じました。

この緩やかな加速力を実感したのが、信号待ちからの発進する時。

C27型 セレナ(SERENA)では、3秒以上クルマが停車しているとプロパイロット機能が一度解除されてしまいます。

信号が青に変わり前走車が走り出すのを確認して、ハンドルの右側にある“RES+”スイッチを押してプロパイロット機能を再開したのですが、加速がかなり緩やか…。

日産 セレナ 2016

そのため、前走車との距離がみるみる離されて行き、最終的にはセレナのカメラが前走車を検知できない距離まで離されて行ってしまいました。

今回はプロパイロット機能をしっかりと確認したかったので、アクセルを踏み込む事はしませんでしたが、普段使いだったら自分でアクセル操作をしてプロパイロット機能を解除しちゃうかもしれません。また、後続車もこの加速力の遅さにちょっとイライラしちゃうかもしれません。

今回は試乗だったのでそれ程気になりませんでしたが、街中で使う分にはもう少し加速力をスムーズにして、しっかりと前走車を追従していってくれる方がまわりのドライバーにも迷惑をかけないのかなと思いました。

日産 セレナ 2016

セレナ(SERENA)は、先代モデルよりもあらゆる面でレベルアップしていてとても良いクルマに仕上がっていますが、実際に2度試乗して、このような事が少々気になりました。

特に気になったのは、自動運転技術”プロパイロット”を街中で使用した時の加速感。以前、まわりにクルマがいない空いてる状態の高速道路で自動運転技術を使った時と全く異なる印象を持ちました。

セレナ(SERENA)は、自動運転技術や足の出し入れでスライドドアの開閉ができるハンズフリーオートスライドドアなど最先端の技術が数多く採用されています。

なので、購入前に何度も試乗をして、このクルマの性能や乗り心地をしっかりと確認してみてくださいね。

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