洗車には手順がある!?あなたはいくつ当たってる?【実践編】

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シュアラスター実践編2月ロケ

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"愛車をキレイにしたい!"、"できるなら新車以上に輝かせたい!"という思いから、「シュアラスター」の門を叩いた、社会人2年目の浜っ子モデルの夏目さん。

シュアラスターの開発担当にして、カーウォッシュ講座の講師を担当する平野さんにより、前回の【座学編】で洗車の基礎を学びました。

今回はくすんだホワイトのボディがちょっと切ない、愛車プリウスαをシュアラスターのラボへと持ち込み、実際に洗車にチャレンジしてみました。

夏目さんにとって人生初となる"カーウォッシュ"、果たして前回学んだ知識をしっかり生かすことができるのでしょうか?今回は第2弾「洗車はこうするのです!」の"実践編"です。
Chapter
1.正しいシャワーのかけかた
2.シャンプーの作り方
3."ネンド"で見えない鉄粉を取り除く
4.水あかや頑固な汚れを落とすには?
5.いよいよワックスでの仕上げ
6.細かな部分を綺麗にして仕上げる

1.正しいシャワーのかけかた

夏目:ふんふんふふーん♪洗車の前には、シャワーで大きな汚れを落としますね。
平野:洗車の手順は、高いところからが基本ですから、まずルーフ、そしてボンネット、サイドの順番で。

汚れをボディの上から下へと流していきます。また、夏場などは太陽光でボディが熱くなっていますし、走行後のボンネットもかなり過熱しています。そういう時はボディを冷やすためにも、しっかり水を掛けてあげましょう。
夏目:なるほど、なるほど。では、ジャブジャブっと。

平野:ドアミラーのまわり、バンパーとボディの隙間、ライトやグリルのまわりにはホコリが奥深く入り込んでいます。そういう部分は入念に流してあげないと、あとから汚れが流れ出てくるので要注意です。こういう汚れも、磨き傷の原因になりますからね。

2.シャンプーの作り方

ボディに付着した汚れやホコリを落とすカーシャンプー。

洗車にあたっては、シャンプー液を作りますが、効率よく作業を進めるためには、水との配合や作り方も大事です。今回はベーシックな"カーシャンプー1000"で、シャンプー洗車に挑戦です。
夏目:シャンプーは、スポンジに直接付けて洗えばいいのですか? 

平野:カーシャンプーは直接付けて使えるタイプもありますが、今回使用するカーシャンプーは、希釈タイプなので、まずバケツにシャンプーの原液を入れて、それを泡立てるように水を注いでゆきます。

配合の目安は、シャンプー液50mlに対して、水4リットル。カーシャンプー1000ならキャップ4杯分。

そこに強めの水圧で水を噴射して泡立てます。途中からシャワーに切り換えると、細かくクリーミーな泡の出来上がりです。このクリーミーな泡が汚れを包みこむのでボディを傷つけることなく洗車できます。

夏目:なんか、お店でサーバーから注がれるビールと似てますね。

平野:そうです!カーシャンプーも美味しそうな泡が重要なんですね。作業を進めて泡が少なくなってきたら、水を注いでまた泡立ててください。
平野:クリーミーな泡がたっぷりのシャンプー液、その効果をしっかりと生かすならスポンジにもコダワリたいところ。

シュアラスターの"ウォッシングスポンジ"は、キメの細かいウレタン素材に、塗装にやさしい波形加工。

また、二層構造のゴム面は、こびり付いた虫など、落ちにくい汚れも効果的に落とします。

平野:シャンプー洗車も手順があります。

まずは、クリーミーな泡をすくうようスポンジにシャンプー液を付けてください。

作業は、水洗いと同様、高いところが基本です。
平野:汚れを落とすことを意識して、同じ場所でぐるぐる円を描くと、砂埃などで傷をつけてしまいます。

上から下に向かってスポンジを絞りながら滑らせるように、直線的に洗いましょう。

夏目:なるほど!これなら汚れが、下に流れていきますね。同じところをゴシゴシこすって、傷つけてしまうところでした。
平野:スポンジが汚れたら、汚れをしぼって、ふたたびシャンプー液を付けて作業を進めてください。その際、バケツの外で絞らないと、汚れがスポンジに戻ってしまうので要注意です。

ボディ全体の汚れが落ちたら、最後は洗剤が残らないように、しっかりすすいでくださいね。

夏目:了解です!ところで、スポンジ以外にも便利グッズってありますか?

平野:柔らかい天然羊毛を使った"ウォッシンググローブ"があります。


平野:グローブタイプですから、地面に落としてしまう心配もありませんし、ドアミラーやスポイラーなど、曲面のあるパーツもしっかり洗えます。

さらに洗う面積も大きいので作業もスピーディに行えるので、女性にはとくにオススメです。

3."ネンド"で見えない鉄粉を取り除く

シャンプー洗車が終わっても、新車に比べると塗装がくすんで見える、ということがあります。

これは塗装面に付着したブレーキダストや工場などから出る鉄粉、さらに水あかなどによるものです。また、鉄粉は放置すると酸化してしまい、錆の原因にもなります。

こうした鉄粉やブレーキダストは、簡単に洗い落とすことができないので、"ネンドクリーナー"を使って除去しましょう。

平野:まずはネンドクリーナーをこねて、柔らかくします。厚さは1センチ程度、大きさは指で3、4本くらいのサイズに整えます。

夏目:コネコネコネ…。なんか楽しくなってきました!

平野:怪獣とか動物は、作らないでくださいね(笑)。
平野:さて、このままボディに押し付けると、ネンドは張り付いてしまいます。ネンドは、うえから水を流しながら、30センチ四方を目安に、縦、横という具合になでるように滑らせましょう。

夏目:こすらなくても、鉄粉は取れるんですか?

平野:水洗いと同じで、力を入れないのがコツです。
夏目:ネンドに茶色い汚れが付いてますー

平野:それがボディに付いた鉄粉です。茶色く汚れてきたら、ネンドを折って練りこんで、キレイな部分を使うようにしましょう。

平野:特にボンネットやルーフなどは、走行中に鉄粉が当たりやすい部分です。あせらずゆっくり作業を進めてください。

夏目:先生、ネンドも汚れなくなってきましたが、止めどきが分かりませーん。
平野:ネンドにセロハンフィルムが付属してますので、なかに指に通して作業した箇所をなぞってください。

鉄粉が取れていれば、"スーッ"と滑りますが、鉄粉が残っている箇所は"ザラッ"とした感触があると思います。

夏目:本当だ!作業したところと感触が全然違いますね!

4.水あかや頑固な汚れを落とすには?

砂ボコリや鉄粉は除去したものの、クルマのボディには頑固な水あかなどが付着しています。こうした汚れを素早く、強力に落とすのが"スピリットクリーナー"です。

このクリーナーには、極めて細かい研磨成分も含まれており、汚れ落しだけでなく、小キズを目立たなくする効果もあります。

ボディカラーに合わせてホワイト・淡色車用とブラック・濃色車用がラインナップされていますが、これはクリーナーに含まれる洗浄・研磨成分の強弱によるもの。

ホワイト・淡色車用のほうが汚れ落し成分が強く、ブラック・濃色車用のほうがやや弱くなっています。
平野:ボトルを振って成分をしっかり混ぜ合わせたら、付属のスポンジにクリーナーをつけます。量は、500円玉程度が目安です。

ボディに塗布するときも、一気に塗りのばすのではなく、10センチから15センチ間隔で、スタンプするように、"ポン、ポン"と付着させてから、塗りのばすとクリーナーが均一に行き渡ります。

作業はネンドクリーナー同様、30センチ四方が目安。スポンジを軽く押しつけて、縦・横という感じで磨きます。ドアノブまわりの爪や指輪などでできた細かいキズも、消すことができると思います。

拭き上げは、クリーナーが乾き始めたら、きれいなクロスで行います。
夏目:力を入れなくても、簡単にボディの白さが戻ってきました!バンパーに付いている頑固な汚れもこれで良いのですか?

平野:気づかないうちに、生垣や工事現場のパイロンなどに擦ってしまうと、こういう汚れがつくことあるんですね。

こういう汚れはネンドクリーナーに汚れをある程度吸着させてから、スピリットクリーナーで磨くという工程を何度かくり返すと、除去できると思いますよ。

夏目:すごい!クルマ全体からくすみが取れた感じです。ボディもピカピカのスベスベ。ここまでキレイになると、嬉しいですね。

5.いよいよワックスでの仕上げ

洗車の仕上げといえば、塗装にツヤを与え、汚れの付着を防ぐワックスがけ。

現在、シュアラスターではフラッグシップモデルとなる"マンハッタンゴールドワックス"から、長い歴史を有するベーシックグレード"インパクト"まで、多彩なラインナップの固形ワックスを展開しています。

今回、洗車ビギナーの夏目さんは自然な輝きが特徴となる"インパクト"を使用して、愛車プリウスのワックス掛けにチャレンジです!
夏目:先生、カバーが開きません!(泣)

平野:やれやれ、そこからですか。カバーの凹んでいる部分に指を合わせて内側に押すようにすれば開きますよ(笑)。金属のフタは、カボーの爪部分を、フタのすき間に入れて持ち上げれば簡単に開きます。

夏目:なんと!これなら女子でもネイルを痛めることなく開けられますね。ではでは、スポンジにたっぷりワックスをつけてと…。
平野:ちょっと待ってください。それでは、必要以上にワックスが付いてしまうので、ムラができたり、拭き上げが大変なことになります。

ここでは、ワックス用スポンジをまず水で濡らしてください。スポンジは、かるく湿っているな、という程度で大丈夫です。

そのスポンジをワックスに乗せて、軽く押さえながら90度くらい回して、ワックスをスポンジ全体につけます。スポンジに水を含ませると、ワックスの伸びもよくなるので、塗り伸ばしにムダな力もいらないんですよ。

平野:このスポンジを50センチ四方を目安に、スタンプするようにポンポンと押しつけます。

それからスポンジを縦、横に動かして、ムラにならないように塗り伸ばしていきます。
平野:鉄粉も、水あかもしっかり除去してあると、力を入れなくてもスーッとワックスが伸びていきます。

仕上がりも変わりますし、ワックス掛けも簡単になるので、鉄粉除去や水あか落としなどの下地処理は大事なんですよ。

夏目:洗車って手順が重要なんですね。では、スポンジを水に浸して、ギュッと。ワックスをつけて、ポンポン…。

先生、ワックス掛けって力作業だと思ってましたが、意外にスイスイと塗れちゃいます。これなら一気に終わりそうです。
平野:その気持ちは、わかるんですが…。ワックスは完全に乾いてしまうと、拭き上げに力が必要になるので、ボンネット、ルーフ、右フェンダー、右ドアという具合に、パーツごとに作業をしましょう。

拭き上げは、シュアラスターの"ワックス拭き取りクロス"がオススメですよ。作業のしやすい厚みを持たせた。目の細かいネル生地なので、ボディにキズを付けることもありません。
夏目:なるほど〜。よし、これで作業完了!ですね。

平野:いや、あとひと頑張りです。

ワックスを拭き取ったら、最後に超極細繊維を使った"鏡面仕上げクロス"でフィニッシュです。

夏目:おお!ワックスを落とした後よりもツヤツヤ、新車以上に輝いてます。洗車って大変だろうな、と思ってましたが、この輝きを見るとまた洗おうっていう気持ちになりますね。満足!

ワックスだけじゃない!コーティングもあるんです!

ワックスのツヤも魅力的だけど、もうちょっと作業を手軽に。そして防汚効果も持続して欲しいという場合は、ワックスよりもコーティングがオススメ。

シュアラスターには、撥水&高光沢の"ゼロプレミアム"、親水タイプの"ゼロウォーター"、高撥水タイプの"ゼロドロップ"と、3種類のコーティングが用意されています。

コーティングは、2ヶ月以上という耐久性に加えて、重ねるほどツヤが増すという特性もあります。
平野:コーティングは、50センチ四方を目安にワンプッシュ、という感じでスプレーして、塗り伸ばします。

あとは乾いたクロスで吹き上げるだけで、作業は完了。ワックスよりも簡単な作業が魅力です。

濡れたままのボディにも使えますが、シミやムラの原因にもなるので、その場合は乾いたクロスでしっかりと吹き上げてください。

夏目さんが、コーティングにもチャレンジ!

夏目:シュッシュッとスプレーして、拭き上げて、終了。こんな簡単なワザがあったなんて…。
でも、水弾きがワックスとは違うんですね。

平野:使ったのはゼロドロップですが、水弾きはワックスのほうに分があります。コーティングは、水を弾かないので、タマのようにならない。これは、使う人の好みもあるので、どちらが優れているということは言えません。

仕上がりも違っていて、ワックスはしっとり、深い輝き。コーティングはキリッと、さっぱりした輝き、という感じになります。
平野:濡れたボディも、クロスを広げてなでるだけで、表面の水分はほとんど取れてしまいます。ドアやライトなどの隙間は、吸水性の良いクロスを使うことで、作業がより簡単になりますよ。

夏目:どんどん水を吸ってます。ツルツルボディとの相乗効果?しっかり洗車すると、水拭きも簡単になるんですね。
※左:ワックス 右:コーティング

6.細かな部分を綺麗にして仕上げる

しっかりと洗車したつもりでも、ついつい忘れがちな部分も少なくありません。こうした細部の汚れを落とすことで、クルマ全体がキリッと凛々しく、美しく見えるようになるのです。

では、シュアラスター・カーウォッシュマイスターの講師による「ココを仕上げて愛車ピカピカ!」ポイントをご紹介しましょう。

ドアノブの汚れ

ドアノブは形状も複雑、かつ可動部分なので、砂ボコリもたまりやすい部分。また、よく見ると、爪や指輪、キーホルダーなどによる、小さな傷もたくさんついています。

水洗いでしっかりと隙間のホコリを流し、水あかクリーナーで汚れと傷を取り除きましょう。

ドアシル部分の汚れ

ドアを開けたとき、必ず目に入るのがドアシルと呼ばれる敷居部分の汚れ。

水あかやドロ汚れのほか、靴や傘などがぶつかることで、筋状の汚れがついていることもあります。

"ゼロウォーターシート"や"ゼロドロップシート"など、シートタイプのコーティングで拭き上げておけば、汚れも付きにくくなります。

汚れがひどい場合は、ドアを開けて、室内に水が入らないように注意しながら、ホコリなどを流し、こびり付いた汚れは水あかクリーナーで除去しましょう。
夏目:これ、大きなウェットティッシュみたいですね。

平野:簡単に汚れが落とせて、捨てられますし、臭いもなく室内にも使えるので、トランクに常備しておくといろいろと使えると思いますよ。

樹脂パーツの汚れ

ウインドウ下やバンパー部品に使われることが多い未塗装の樹脂パーツは、雨風にさらされたり、ワックスのシリコンなどにより、経年でくすんでしまいます。

シュアラスターの"タイヤコーティング+R"は、特殊シリコーンにより樹脂部品に自然な、しっとりした黒さを与えてくれます。水性タイプなので、タイヤはもちろん、未塗装樹脂パーツにも安心して使用できます。
平野:使い方は、まず樹脂パーツを水洗いした後、しっかりと水分を取り除いたら、付属のスポンジに少量のタイヤコーティング+Rを付け、目的の樹脂パーツに軽くスタンプしてから、塗り広げるようになじませます。

夏目:みるみる黒くなって行きますね。作業も簡単です。 

平野:全体に塗り込んだら、余分な液剤を乾いたタオルで拭き上げて完成です。
シャンプー、鉄粉除去、水あか除去、そしてワックス掛けとフルコースでの手洗い洗車が完了した夏目さんのプリウスα。

シュアラスターのラボに持ち込んだときは、白いボディも水あかや鉄粉でくすんでいましたが、新車をも凌ぐほどのピカピカ、つやつやホワイトになりました。

ワックスやクリーナーなどの洗車グッズへのコダワリもさることながら、しっかりと手順を踏むことで、作業効率も上がりますし、なにより仕上がりの"美しさ"がアップします。

ぜひ、皆さんもシュアラスター製品で愛車をピカピカにしてみませんか?

商品詳細