気持ち良い光と海風、アートまで楽しめる
とっておきの“語れる”場所へエスコート

134号線をハリアーで気持ちよくドライブして、辿り着いたのは神奈川県立近代美術館 葉山館。 「せっかく海に来たのに、わざわざ美術館?」なんて声が聞こえてきそうだが、じつはこの美術館こそ今回のドライブデートでどうしても彼女を連れてきたかった場所なのだ。

この美術館が建っているのは御用邸にもほど近い海沿いの高台。 もとは高松宮家の屋敷があったという一等地で、なにしろ景色が最高なのだ。 ここから眺める湘南の海と対岸の富士山はまるで絵画のよう。 春ならではの柔らかな日差しと海風を感じながら、庭園エリアを散策すればありふれた週末もコート・ダジュールで過ごすリッチなサマーバカンスに早変わり、というわけだ。 本館の建築もじつに良い。惜しまれながら閉館してしまった、神奈川県立近代美術館 鎌倉館のイメージを引き継ぐモダンで伸びやかな建物はそれ自体が美術品のような完成度を見せている。 「アートはちょっと苦手」という人でも、景観と建物だけで彼女を喜ばせられる特別な場所が、この美術館というワケなのだ。

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眼下には湘南・葉山の穏やかな海。ゆっくりとリラックスできる屋外のテーブルがあるのもロングドライブで少々疲れた二人には最高の癒やしになる。

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どこで撮影しても絵になるアートな場所だけに自然と二人の気持ちも盛り上がる。スマホのカメラを駆使してアーティスティックな写真に挑戦してみるものアリ!

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背後には山、眼前は海という自然の中で二人きりの時間を堪能。建物のまわりをぐるっと周遊できるような作りになっているので、ちょっとした冒険気分も。

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この建物が参考とした鎌倉館はル・コルビジェにも学んだ建築家、板倉準三氏の手によるもの。直線とガラスのモダンな雰囲気は氏の建築にも通じている。

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鶴岡八幡宮の中にあった鎌倉館の閉館を受け、注目を集めている神奈川県立近代美術館 葉山館。規模こそそれほど大きくないものの、趣向を凝らした展示で多くのファンに支持されている。
左:ホセイン・ゴルバ 《愛の泉》 1993-1997年  右:若林奮 《地表面の耐久性について》 1975年

Spot Information

CarMe[カーミー]|特別企画×Gulliver Part3 Image07 神奈川県立近代美術館 葉山館

神奈川県立近代美術館 葉山館

住所:神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1 TEL:046-875-2800(代表)

アドレス:http://www.moma.pref.kanagawa.jp/

開館時間:午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)

休館日:月曜日(ただし祝休日の場合開館)、展示替期間、年末年始