1.6Lエンジンのパワー&加速力はどう!?|エスクードの試乗の感想2

スズキ エスクード 2015

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スズキのSUVエスクード(Escudo)がフルモデルチェンジを行いましたね。

今回フルモデルチェンジをしたエスクード(Escudo)の一番の変更点は、ボディサイズがひと回り小さくなった事ですよね。

また、このボディサイズの縮小に伴いエンジンのサイズも2.4リットルエンジンから1.6リットルエンジンに変更されました。

1.6リットルエンジンになったことからパワー不足が気になったので、先日このフルモデルチェンジをした新型エスクードを試乗してきました。

2015/10/22
Chapter
エスクードの試乗インプレ:パワー不足は感じた!?
エスクード試乗インプレ:加速力はスゴイ!?

エスクードの試乗インプレ:パワー不足は感じた!?

今回フルモデルチェンジをした新型エスクード(Escudo)でディーラーの近くの郊外の道を約20分~25分程度試乗させて貰ったのですが、実際の乗り心地はとっても快適。
今回は山道が試乗コースに含まれていなかったので確める事はできなかったのですが、街中の郊外の道を運転している限りでは、特にパワー不足を感じる事はありませんでした。

今回試乗していたエスクード(Escudo)に登載されているエンジンが1.6リットルエンジンと言うのを忘れるほど・・・。

そのくらい乗り心地はとても快適でした。

今回フルモデルチェンジをしたエスクード(Escudo)の4WD車の車体重量は1,210kgとなっています。

先代モデルの4WD車の車体重量が1,620kgだったので、今回新発売されたモデルは400kg以上も車体重量が軽くなった事に・・・。
この車体重量の違いは大きいですよね。

ボディサイズがひと回り小さくなり、車体重量が軽くなった事もパワー不足を感じない乗り心地に大きく影響しているのかなと思いました。(その分、先代モデルのような剛性感やゴツゴツ感は感じませんでしたが・・・)

先代モデルと比べて運転席の着座位置が低くなっており、SUVらしさと言う点では少し物足りなさを感じました。

しかし、ボディサイズが小さくなったおかげで、細い路地などの運転もとてもしやすかったが、この点はとても好印象でした。

最近、日本のSUVカテゴリーではホンダのヴェゼル(VEZEL)やマツダのCX-3(CX3)など街乗りを目的としたモデルが人気ですよね。

しかし、今回フルモデルチェンジをして発売されたこのクルマは、街乗りを目的としたスタイリッシュなSUVにシフトチェンジしたんだなと試乗をして改めて感じました。

最近人気のスタイリッシュなSUV車に乗りたいと思っている人にとっては、このエスクード(Escudo)はピッタリなクルマだなと思いました。

エスクード試乗インプレ:加速力はスゴイ!?

また、エスクード(Escudo)を試乗してみて良いと思ったのは、発進時の加速力があり、とてもスムーズな事。
エスクード(Escudo)は1.6リットルエンジンなので、発進時の加速(ゼロ発進)では多少もたつきがある事を覚悟していました。

しかし、実際にこのクルマを試乗して、発進時のレスポンスの良さとその加速の滑らかさにビックリ・・・。

実際にアイドリングストップから立ち上がった後、ス~っと滑らかに発進加速していきます。

発進時のエンジン音もガソリン車とは思えないほど静かです。

エンジンのサイズは小さくなったものの先代モデルで感じた発進時のかったるさは、だいぶ解消されたように感じました。ここらへんも車体重量が軽くなった事のメリットなのかもしれません。

スポーツモードでさらに加速感がアップ!?

また、今回から登載されたエスクード(Escudo)のALL GRIP(オールグリップ)を右に回してSPORT MODE(スポーツモード)にすると、さらに気持ちよい加速力が楽しめました。
このエスクード(Escudo)に登載されたSPORT MODE(スポーツモード)は、エンジンの回転数を高めにキープする事でとパワフルな走りを実現してくれるモード。

実際に今回フルモデルチェンジをした新型エスクードを試乗している最中に何度かスポーツモードと運転中に一番使用するオートモードを切り替えて違いを確めてみました。

走行中にALL GIRPを操作してSPORT MODE(スポーツモード)に切り替えるとアクセルの踏み込みを全く変えていないにも関わらず、エンジンの回転数が高くなりスピードも速くなる事を実感。

オートモードでも十分ですが、このスポーツモードするとさらに快適!

このSPORT MODE(スポーツモード)にすると、さらにキビキビとした走りを楽しめ運転好きの人にはクセになりそうな走り心地でした。

オートモードでも先代モデルと比べてダイレクト感はアップした印象がありましたが、スポーツモードにすると、さらにスポーティーな乗り心地を楽しめる印象をもちました。

今回は残念ながら山道を試乗・運転する事はできませんでしたが、このエスクード(Escudo)のSPORT MODE(スポーツモード)で山道のワインディングロードを運転したら楽しんだろうなと思いました。

また、センターコンソールに装備されているALL GRIP(オールグリップ)は運転中に確認しないで操作できる手軽さがあるのも好印象でした。
今回エスクードで初めて1.6リットルエンジンを登載するという事でパワー不足を不安に感じていましたが、全く問題ありませんでした。

車高も先代モデルよりも低くなった事も影響して、よりキビキビとしたスポーティな乗り心地を楽しめるクルマになっていました。

本格的なSUV車としては不安に感じる部分はありますが、街乗りメインのスタイリッシュSUVとしては、かなりハイレベルなクルマだと試乗をして感じました。

もし私がコンパクトサイズのSUVの購入を検討しているなら、このエスクードも候補の一つになると感じました。
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