ソリオ 荷室の画像レビュー1|奥行きは少し狭い!?

スズキ ソリオ 2015

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スズキのプチバン、ソリオ(SOLIO)がフルモデルチェンジをして、発売されましたね。

先日、私もこのクルマを見にって来たのですが、やはり室内が広い。

今回フルモデルチェンジをしたソリオ(SOLIO)は、新しいプラットフォームを採用。

それにより、全長は先代モデルと同じ1,710mmにも関わらず、ホイールベースは、30mmも拡大。

また、室内長も400mmも広くなった事で、ソリオ(SOLIO)は、先代モデルよりも室内が広くなったように感じました。

ただ、今回室内が広くなった分をソリオ(SOLIO)のフロントシート・セカンドシートの足元空間を広くするなど運転手・同乗者の快適性のために使った印象が・・・。

そのため先代モデルと比べて、ソリオ(SOLIO)は、荷室・ラゲッジスペースがそれ程広くなったように感じませんでした。

それもそのはず・・・。通常時の荷室長は、先代モデルと比べると25mm拡大したのみ。

そんなソリオ(SOLIO)の荷室・ラゲッジスペースの様子を画像を使って徹底的にレビューしていきます。

2015/9/1
Chapter
新型ソリオの荷室・ラゲッジスペースを徹底レビュー

新型ソリオの荷室・ラゲッジスペースを徹底レビュー

ケース1:後部座席を最後端時は、やっぱり狭い!?

ソリオ(SOLIO)の2列目シートを一番後ろまで下げたときの荷室・ラゲッジスペースの広さは、このような感じ。
二列目シートを一番後ろまで下げると、荷室・ラゲッジスペースは、少し狭く感じてしまいました。

高さは十分なのですが、やはり奥行きが狭い・・・。

スズキのハイト系ワゴンのスペーシア(SPACIA)などよりは若干奥行きも広くなっていますが、荷物をたくさん積む人にとっては、この状態では物足りないと思います。
また、競合車のポルテやスペイド、コンパクトカーのフィット3(FIT3)よりも全長が短い分、荷室・ラゲッジスペースの狭さに影響をしてるのかも!?と、思いました。

ただ、ソリオ(SOLIO)は後部座席を前後にスライドする事ができます。

ソリオ(SOLIO)の後部座席を前方にスライドさせれば、それに応じて、荷室・ラゲッジスペースの奥行きも広くなります。

ちなみに、一番後ろまで後部座席をスライドした時は、このような感じになります。
かなり足元空間は、広々です。しかし、荷室・ラゲッジスペースのことを考えると、ここまで下げなくても十分かなと思いました。

ケース2:後部座席を前にすると、荷室は広くなる!?

ソリオ(SOLIO)の後部座席を一番前にスライドするとこのようになります。
ちなみに、こちらが後部座席を一番後ろにスライドした時の様子。
やはり荷室・ラゲッジスペースの奥行きが全く違いますよね。

ソリオ(SOLIO)の後部座席が156mmスライドする事ができるので、一番後ろにスライドをしていた時よりも、荷室の奥行きが156mmほど広くなります。
正直に言うと、荷室が広々で、たくさん荷物が積めるという事は言いづらい広さではあります。

荷物が多い旅行などに行くのには、この荷室・ラゲッジスペースでは、少し心許ない(こころもとない)ですが、日常使いでは、十分な広さだと思いました。

ちなみに、ソリオ(SOLIO)の後部座席を一番後ろにした時の足元スペースの広さは、このような感じ。
この状態でも思ったよりも足元空間は広め。身長175cmの私が後部座席に座っても、前席のシートバックまでスペースがあり、とても快適でした。

また、ソリオ(SOLIO)の荷室・ラゲッジスペースの良いところは、操作性。

ソリオ(SOLIO)の後部座席の肩口に後部座席をスライドさせるレバーが装備されていて、荷室・ラゲッジスペース側からも操作が可能です。

このレバーの外側(左側)が後部座席をスライドされるレバー。
ちなみに、今回この後部座席のスライドさせるレバーを操作した時、少しレバーが固いのが少し気になりました。

しかし、使っていくうちにもう柔らかくなり、使いやすくなるのかな!?と、思いました。

ケース3:後部座席を格納すると広々!?

また、ソリオ(SOLIO)の後部座席は、背もたれを前に倒して、広い荷室・ラゲッジスペースを作る事が可能です。

後部座席の背もたれを格納した時の様子は、このような感じ。
かなり広い荷室・ラゲッジスペースになっていますね。この時のソリオ(SOLIO)の荷室・ラゲッジスペースの奥行きは、後部座席の位置にもよりますが、最大1660mm。

このような状態にすると、長尺物や家電や家具など大きな荷物もラクラク積む事ができます。

実際にこのソリオ(SOLIO)の後部座席を格納してみて良いと思ったは、床がほぼフラットになる事。

後部座席を格納した時のフロアは、このようになっています。
若干、後部座席の背もたれあたにで盛り上がりはあるものの、実際に荷物の積み下ろしには、全く影響がなさそうです。

たまに後部座席を格納すると、このように背もたれの部分で段差ができるクルマもあるんですよね。
ソリオ(SOLIO)の荷室・ラゲッジルームは、このような大きな段差が無いので、使い勝手は良いと思いました。

また、前後にスライドさせる時と同様、ソリオ(SOLIO)の後部座席の格納は、とってもラクラク。
後部座席の”スライドレバー”の隣にあるレバーを引くとロックがはずれるので、背もたれを軽く前に押すとパタッと倒れる事が可能です。

わざわざスライドドア側に回りこまないでも操作できるのは、良いと思いました。

また、ソリオ(SOLIO)の後部座席は、中央で分割する5対5分割方式を採用。なので、後部座席の片側だけを格納する事も可能です。
後部座席に一人同乗者が座っている状態でも、もう片方の後部座席の背もたれを格納し、広い荷室・ラゲッジスペースを作る事が可能です。

この使い勝手の良さも新型ソリオ(SOLIO)の荷室・ラゲッジスペースもこのクルマのメリットだと思いました。
このようにソリオ(SOLIO)の荷室・ラゲッジスペースは、後部座席を一番後ろにスライドすると、荷室に奥行きがなく、使い勝手も十分とは、いえません。

しかし、後部座席を少し前にした状態なら、荷室・ラゲッジスペースも広く使い勝手もかなり良くなる印象を持ちました。

ソリオ(SOLIO)の後部座席を前にしても、それほど足元の空間は窮屈になりませんしね・・・。

ソリオ(SOLIO)の荷室・ラゲッジスペースを有効に使うには、少し後部座席を前にしておいた方が良いのかなと思いました。
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