運転しやすいと感じたプリウス3つのポイント【試乗の感想4】

トヨタ プリウス 2016

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見た目・エクステイアはちょっと未来的すぎて最初受け付けなかったのですが、静寂性や乗り心地は大幅に改善。とても快適に運転する事ができました。また、運転のしやすさもやドライビングフィールも先代モデルよりも圧倒的に良くなっているなと感じました。私が実際にプリウス(Prius)を試乗して、先代モデルよりも良くなったと感じた点・改善されたと感じた3つのポイントを紹介したいと思います。

2016/7/29
Chapter
良くなった点1:アクセルフィーリングと加速力
良くなった点2:ブレーキング
良くなった点3:発進時のモーター走行の距離

良くなった点1:アクセルフィーリングと加速力

プリウス(Prius)を試乗してみて先代モデルよりも大幅に良くなったと感じたのはアクセルペダルのフィーリングや加速力。特にECOモードで運転している時が顕著だったのですが、3代目プリウスはアクセルのレスポンスが悪く、発進時のもたつき感がとても気になりました。
また、自分の意図するスピードを出すのにも一苦労・・・。例えば、発進時アクセルを軽く踏み込むと、トロトロと発進。発進時の出足が悪いので、さらにググッとアクセルペダルを踏み込んでいくと、グワァーと加速していき予想以上のスピードに・・・。そして、慌てて一度アクセルを緩めると一気にスピード不足になり、もう一度スピード調整。

私の運転が下手なのかもしれませんが、先代のプリウス(Prius)では、このように自分の意図したスピードを出すのに一苦労した経験が何度もあります。しかし、プリウス(Prius)では、この発進時のもたつき感が大幅に解消。
もちろんスポーティーな車と比べるとキビキビと走る感じは皆無なのですが、アクセルメダルを踏み込んでいくと、右足の動きに遅れず加速していく感じが良かったです。良い意味でハイブリッドらしくない感覚で運転をする事ができました。

また、した4代目プリウス(Prius)は、アクセルフィーリングも格段に良くなりました。今回のモデルでは、ペダルの踏み込み量に比例して加速していく感じなので、運転していてスピードの調整・コントロールが格段にしやすくなったように感じました。また、何より新型プリウスでは自分のイメージ通りに加速していく感じがして、運転していてとても快適でした。

良くなった点2:ブレーキング

また、今回4代目となったプリウス(Prius)を試乗していて、アクセルペダルのフィーリング以上に改善されたと感じたのが、ブレーキング。プリウス(Prius)はブレーキペダルを踏んだ時の違和感が無いガソリン車を運転しているような自然なブレーキングをする事が出来るのがかなり好印象でした。ご存知かもしれませんが、プリウス(Prius)のようなハイブリッド車とガソリン車では、ブレーキ感覚は全く異なります。理由は、ハイブリッド車ではモーターが発電するチカラを使う回生ブレーキと、ガソリン車と同じ油圧ブレーキ(フットブレーキ)を合わせて作動させるから。
この回生ブレーキと油圧ブレーキの最適な組み合わせをクルマの方で自動的に制御しています。しかし、先代モデルでは時々ブレーキペダルの踏み具合によって、この回生ブレーキから油圧ブレーキの切り替え部分がスムーズにいかずに俗に言う”カックンブレーキ”になる事が時々ありました。
カックンブレーキは乗り心地・快適性を損なう原因の一つでもありますよね。先代モデルのプリウスのドライバーさんの中にも、このカックンブレーキに不満を持っている人が大勢いたようです。しかし、プリウス(Prius)では、このクルマが止まる時の挙動がかなりスムーズになりました。実際私もプリウス(Prius)を試乗した時、最初何回かはブレーキとのフ
ィーリングが合わずにカックンブレーキをしてしまいましたが、試乗が終るころにはこカックンブレーキをする事はありませんでした。

私も思わずディーラーさんに「ブレーキペダルを踏んだ時の感じがガソリン車みたいですね~」と、言ってしまいました。そのくらいブレーキフィーリングは良かったです。
ちなみに、このプリウス(Prius)のブレーキフィーリングに関しては、トヨタもかなり気にしてるようです。実は私は東京お台場のメガウェブで新型プリウス(Prius)を試乗した時乗り心地のアンケートを受けました。その中の一項目で、ブレーキフィーリングについての質問も・・・。このアンケートを見て、やはりトヨタも今回のプリウスのブレーキフィーリングをかなり気にしているのだなと思いました。

もちろん私はモデルのブレーキフィーリングは、「満足した」と、回答しておきました^^

良くなった点3:発進時のモーター走行の距離

また、プリウス(Prius)で良くなったと思ったのは、発進時のモーター走行(EV走行)の距離。先代モデルと比べて、モーターで走行できる距離が長くなったように感じました。
私はプリウス(Prius)を最初運転した時は、どのくらいまでモーター走行で走れるのか確めるため、かなりじわじわとアクセルを踏み込みました。この時は時速40km/h以上までモーター走行で引っ張り、その後エンジンが作動して、ハイブリッド走行になりました。先代プリウスではこのような運転をした時には、時速約30km/h程度からハイブリッド走行に切り替わったので、大幅に進歩!発進時のモーター走行の距離が伸びたのは、良い事ですよね。加速の伸びもスムーズですし、個人的にはこの発進時のモーター走行にも大満足でした。
また、アクセルの踏み具合によってエンジンを作動されるタイミングを調整しているのも好印象でした。プリウス(Prius)を路上で試乗した時、他のクルマの流れに逆らわないように
自然なスピードで発進。この時は時速約25km/h前後からエンジンが作動し、ハイブリッド走行に移行。このようにムダにEV走行の距離を引っ張るのではなく、状況に応じて
素早くハイブリッド走行に切り替えてスムーズな加速を実点してくれるのも好印象でした。

モーター走行からハイブリッド走行の切り替えもとてもスムーズで、とても好印象でした。
このようにプリウス(Prius)は、アクセル・ブレーキのフィーリングが自然になりとても快適でした。個人的には先代モデルよりも格段に運転しやすくなり、また、乗り心地も
良くなり大満足でした。乗り心地もかなり改善されましたし、先代モデルのオーナーさんがこのプリウスを試乗してビックリするのも納得ですね^^
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