視界性&見切り性を徹底レビュー。パッソは運転しやすい?

トヨタ パッソ 2016

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このモデルのモーダ(MODA)も発売され見た目の高級感もアップしたパッソ(PASSO)が気になり、私も早速このクルマの試乗に行って来ました。実際にこのクルマを試乗してみると、エンジン音の大きさなど気になる部分もありましたが、どっしりとした安定感や後部座席の広さなどこのクルマならではのメリットも多々感じる事ができ基本的には大満足。また思ったよりも運転席からの視界・見晴らしも良く、このモデルは運転がしやすいように感じました。パッソ(PASSO)の視界性はどこらへんが良かったのか?一方、このクルマの視界性で気になった部分は無かったのか?パッソ(PASSO)を実際に試乗した時に感じた視界性や見切り性について、前方と後方に分けて徹底的にレビューをしたいと思います。

2016/8/1
Chapter
パッソの視界性レビュー:前方の見晴らし編
新型パッソは見切りの良さも十分
パッソの視界性レビュー:後方の視界編
パッソ斜め後方の視界は大満足

パッソの視界性レビュー:前方の見晴らし編

パッソ(PASSO)のフロントガラスは、このようなデザインになっています。
コンパクトカーサイズのクルマとしては、フロントガラスのサイズは十分。実際にパッソ(PASSO)を試乗していてフロントガラスが小さいと感じるシーンは、全くありませんでした。また、このクルマを試乗していて良いと思ったのはフロントガラスの横の柱“Aピラー”の位置。
パッソのフロントガラスは傾斜が緩やかと言う事も影響していると思いますが、Aピラーの根元がかなり運転席側に寄っているので運転をしていて、まったく気になりませんでした。
このようにフロントガラスの大きさも十分ですし、スッキリとした正面の視界はとても良く運転がしやすいように設計されているなと感じました。

新型パッソは見切りの良さも十分

パッソ(PASSO)は、運転席からクルマの先端が把握がしやすく見切りの良さも十分。最近のクルマは最先端が把握しにくいクルマが増えていますが、パッソ(PASSO)も同様。運転席からクルマの最先端を把握する事はできませんでした。パッソは思ったよりも見切りが良い!その理由の一つはボンネットのデザイン。

このクルマはボンネットの左右の部分が中央部よりも盛り上がっているデザインになっています。
ヘッドライトあたりが若干盛り上がっているのがわかりますでしょうか?画像で見ると分かりづらいですが、運転席からパッソ(PASSO)のボンネットを撮るとこのような感じ。
ヘッドライトあたりが若干盛り上がっているのがわかりますでしょうか?パッソ(PASSO)のボンネットを撮るとこのような感じ。

パッソの視界性レビュー:後方の視界編

このように前方の視界は良く運転がしやすいと感じた新型パッソですが、
後方の視界は若干気になる事が・・・。

それはリアガラスの大きさ。

今回フルモデルチェンジをした新型パッソ(PASSO)のリヤガラスは、
このようなデザインになっています。
モデルのリヤガラスの横幅が広くなっているのはとても良いと思いましたが、少し気になったのは高さ。パッソ(PASSO)のリヤガラスは他のクルマと比べて高さが無いように感じました。実際に後部座席に人が座る事を想定して、ヘッドレストを高くするとこのような感じ。
かなり死角が多くなりますね。もしこのクルマの後部座席に3人乗車すると、リアガラスはほとんど見えなくなってしまうのかなと思いました。

ちなみに、このクルマの競合車・ライバル車の一つでもあるスズキの小型SUVイグニス(IGNIS)のリアガラスはこのような感じ。
横幅はパッソ(PASSO)の方がありますが、リアガラスの高さはスズキのイグニス(IGNIS)の方が圧倒的にありますよね。個人的には後方の視界をしっかりと確保するためにも、もう一回り高さのあるリアガラスの方が良いのかなと思いました。前方の視界などはとても良かっただけに、このリアガラスのサイズや視界性は少し残念でした。

パッソ斜め後方の視界は大満足

パッソ(PASSO)のリヤガラスの大きさには若干の不満を感じましたが、実際に試乗をして見て斜め後方の視界はかなり良いように感じました。パッソ(PASSO)の斜め後方を運転席から見ると、このような感じ。
このクルマはコンパクトカーなのでリアの三角窓はありません。ただ、このクルマのリアウィンドウは横幅が広いので、後部座席後方にあるCピラーは細め。またこの細いCピラーのデザイン以上に良いと思ったのは、パッソのサイドウィンドウのデザイン。パッソ(PASSO)のサイドウィンドウは下端の位置が低くなっており、死角が少なくなっています。

また、最近のクルマのサイドウィンドウは後方に行くにつれて下端が持ち上がっているようなデザインのクルマが多いですが、パッソ(PASSO)は四角いデザインのまま。
そのため運転席から見て斜め後方の死角が少なくて運転がしやすい!実際に運転席から見た斜め後方の視界はこのような感じ。
かなり斜め後方を把握しやすいですよね。このようにサイドウィンドウが大きく斜め後方の視界がしっかりと確保しているクルマを運転するのは久しぶりだったので、ちょっと感動すら覚えました^^

ちなみに、少し前に試乗をさせてもらったパッソ(PASSO)の競合車イグニス(IGNIS)の斜め後方の視界・サイドウィンドウのデザインは、このようになっています。
サイドウィンドウの大きさ&開放感が全くちがいますよね。イグニスのサイドウィンドウは下端が持ち上げられ、パネルが埋め込まれています。また、このようにCピラーも太めなので、斜め後方の視界はイマイチ・・・。
イグニス(IGNIS)と異なりパッソ(PASSO)の斜め後方の視界は、かなり良いように感じました。パッソ(PASSO)を試乗する機会があったら、是非とも斜め後方の視界も確認してみてくださいね。きっと運転のしやすさを感じると思いますよ。
パッソ(PASSO)を試乗してみたところ、概ね視界性は良く運転しやすいように感じました。ただ唯一残念だったのは、リアウィンドウが小さくなっていた後方の視界。先ほども述べたように新型パッソはリアウィンドウが小さくなっているので、この欠点をカバーをするバックモニターは必須のオプションなのかなと思いました。パッソ(PASSO)を試乗する方は視界性や見切りの良さもしっかりと確認してきてくださいね。


若干気になる部分もありましたが、1.0リットルエンジンと言う事を考えるとこのような感じの加速力になるのかな~っと感じました。
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