足元空間の広さを検証|シエンタ3列目シート画像レビュー②

トヨタ シエンタ 2015

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トヨタから発売されているシエンタ(SIENTA)がフルモデルチェンジをして、発売されましたね。今回のフルモデルチェンジで大幅に改善されたのが、3列目シート。先代モデルは座り心地もイマイチの簡易的なシートでしたが、シエンタの3列目シートは、シートの作りもこのように格段にアップ。2列目シートや運転席には劣りますが、先代モデルと比べると、シートのクッション性も良く、座り心地が格段によくなりました。しかし、ちょっと残念だったのが、3列目シートの足元空間。3列目シートの足元空間は、予想していたよりも狭くなっていて、窮屈でした・・・。

2015/7/24
Chapter
3列目シートの足元空間の広さ
シエンタの3列目シートの実用性は?

3列目シートの足元空間の広さ

2列目シートのスライド幅:一番後ろの時

シエンタ(SIENTA)の2列目シートは、前後に約105mm程度スライドをする事が可能です。

そして、2列目シートを一番後ろにスライドした時の3列目シートの足元空間の広さは、このような感じ。
ちょっと狭いですよね。子供や女性ならどうにか足を2列目シートの下に足を入れて座る事ができる程度の広さ。

男性では、この足元空間に足を入れるのさえ苦労します。

実際に身長176cm中肉中背の私が2列目シートを一番後ろにスライドした状態で座ってみようと思ったのですが、足元の空間が狭すぎ。足が入らず、座る事ができませんでした。そのくらいの狭さです。

女性や子供では何とか足を置く事ができるものの、快適性は皆無。2列目シートに膝が当たってしまい、かなり窮屈だと思います。このような状態での長距離ドライブは、ほとんど不可能。

シエンタ(SIENTA)の2列目シートを最後尾にした状態で、3列目シートを使う事は、私は無いと思いました。

2列目シートのスライド幅:一番前の時

一方、2列目シートを一番前までスライドさせると、3列目シートの足元空間は、このような感じ。
やはりだいぶ広くなりましたね。ただ、このような状態にしても、やはり3列目シートの足元空間は、かなり狭いです。

女性や子供が3列目シートに座ったら、2列目シートの背もたれに膝が当たる事は無く、少し足元の空間に余裕があるかなといった感じ・・・。

しかし、成人男性が座ると、2列目シートを一番前にしても少し狭く感じるかもしれません。

もし、シエンタ(SIENTA)の3列目シートに初めて座ったら、2列目シートを一番前にしている状態でも「3列目がちょっと狭いから、もうちょっと2列目シートを前にして!!」と、言っちゃうかもしれません。

そのくらいのスペースしかありません。

実際に、私が2列目シートを最前列にした状態で座っても背もたれに膝があたってしまい、かなり窮屈に感じました。

2列目シートを一番後ろにスライドした時とは異なり、どうにか足を入れる事はでき、何とか”使える”と言ったレベル。ちょっと我慢すればどうにかなるかなと言った感じでした。

このような状態でロングドライブは、かなりキツイ・・・。せめて1時間程度ならなんとか我慢できるかも・・・、と言った感じでした。

私個人としては、2列目シートを一番前にしてもあまり3列目シートには、座りたくないなと思ってしましました。

シエンタの3列目シートの実用性は?

シエンタ(SIENTA)の3列目シートは、2列目シートのスライド幅を中間地点~一番前にして、ようやく使えるレベルだと思いました。
それでもようやく”使う事”ができるレベルです。シエンタ(SIENTA)の3列目シートに快適性を求めてはいけません。

もし、3列目シートにも快適性を求めるなら、ヴォクシーや日産セレナ、ホンダのステップワゴンなどハコ型のミニバンを購入した方が良いと思います。

また、3列目シートを常に利用する事を考えている方にもこのクルマは向いていません。

先代モデルのシエンタ(SIENTA)を使用していた人の7割の人が通常3列目シートを格納して2列シートのクルマとして、使用してたみたいです。

先代モデルと比べて、新型シエンタ(SIENTA)は3列目シートの使い勝手が良くなったとは言え、足元空間の広さなどを考えると、先代モデルと同様に2列シートのクルマとして使用するのがおススメです。

そして、3列目シートはイザと言うときのための補助イスとして考えた方が良さそうです。

シエンタ(SIENTA)の3列目シートを普段使いとして考えると物足りないですが、イザと言うときの補助シートとしては、十分だと思いました。
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