エスティマ7人乗りの2列目シート。スライドや座り心地を徹底解説

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エスティマ(ESTIMA)は外装・内装を大幅に改良。先代モデルよりもシャープ&スタイリッシュなデザインになっていました。また、久しぶりにエスティマ(ESTIMA)を見て良いと思ったのは、オットマンやロングスライド機能が装備された7人乗りの2列目シート。一番後ろにスライドした時の足元空間の広さには、衝撃を受けました。そんなエスティマの7人乗りの2列目シートの座り心地やアレンジ、ロングスライドした時の様子を写真に収めてきたので、どこよりも詳しく紹介したいと思います。

2016/8/2
Chapter
エスティマ2列目シート画像インプレ:デザイン編
エスティマの2列目シート 座り心地はどうだった?
エスティマは背もたれのサイズも十分
エスティマの2列目シート画像インプレ:スライド編
エスティマは前後のロングスライドも魅力の一つ
エスティマ2列目シートの欠点・不満とは?

エスティマ2列目シート画像インプレ:デザイン編

エスティマの2列目シートは、このようなデザインになっています。
また、このように先代モデルと同様に角度を調節する事ができるオットマンも装備。
足を伸ばしてリラックスしたい時、少し仮眠をしたい時などオットマンがあると便利ですよね。

私も実際にこの新型エスティマのオットマンを利用してみたのですが、クツを脱いで、足を伸ばした時の解放感は格別!
この解放感・快適感はオットマンが無いと味わえないなと感じました。

また、今回私が見たグレードは”アエラス プレミアムスマード”。内装色が開放感のあるホワイトだったため、シートのカラーもホワイト。
このエスティマ(ESTIMA)のホワイトカラーをしたシートは、ブラックやベージュのシートよりもオシャレですが、実際にこのシートを
見て気になったのは、傷みや汚れ。エスティマ(ESTIMA)のホワイトシートには、防傷処理が施されているようですが、展示車にはもうすでに若干の傷が…。正直に言ってどこまで効果があるのかなと感じてしまいました。

ただ、ヨーロッパのクルマのような雰囲気のあるホワイトカラーのシートは、オシャレでとても良いと思いました。


エスティマの2列目シート 座り心地はどうだった?

エスティマ(ESTIMA)の7人乗りの2列目に採用されている独立キャプテンシートの座り心地も大満足。エスティマ(ESTIMA)の2列目シートの座り心地は、トヨタのクルマにしては比較的しっかりとした座り心地。
このモデルのシートに座ってみても、身体が深く沈みことなくその場でしっかりと支えてくれるので、疲れにくいシートに仕上がっているように感じました。

また、長時間座っていてもお尻が痛くなることもなく、快適に過ごせそうなシートの座り心地になっているように感じました。

私のようにふかふかのソファーのよりも低反発の比較的しっかりとした座り心地が好みの人には、とても満足度の高いシートになっているように感じました。

エスティマは背もたれのサイズも十分

また、エスティマ(ESTIMA)は背もたれの大きさも十分で、身長が175㎝ある私が座っても肩口までしっかりとサポート。
このように背もたれをリクライニングして、オットマンを使用した状態で座ったのですが、かなり快適。
エスティマ(ESTIMA)の競合車のオデッセイ ハイブリッドのように背もたれの中折れ機能は装備されていませんが、成人男性が座っても十分に満足できるシートサイズ・座り心地になっているのはサスガだなと思いました。

オデッセイ ハイブリッドの座り心地も良かったですが、このエスティマ(ESTIMA)の2列目の独立キャプテンシートも負けず劣らず良いと思いました。


エスティマの2列目シート画像インプレ:スライド編

また、トヨタの高級ミニバンエスティマ(ESTIMA)の7人乗り独立キャプテンシートは、先代モデルと同様に前後だけではなく、横スライド機能を装備。実際に左右の2列目シートを中央にスライドさせるとこのような感じ。
2つのシートが密着してソファーシートのようになります。また、左右のシートを外側にスライドさせると、このような感じ。
シートの間にこのように空間・スペースが生まれ、3列目にウォークスルーする事が可能です。(若干狭めですが・・・)。
最近はヴォクシーやノア/エスクァイアなどトヨタの5ナンバーサイズのミニバンにも採用されていますが、この横スライド機能はとても良いと思いました。


エスティマは前後のロングスライドも魅力の一つ

また、エスティマは、先代モデルと同様にロングスライドモードを採用しています。この2列目の独立キャプテンシートを中央に寄せて、一番後ろまでスライドすると、このような感じ。
一番後ろまでスライドすると、かなり広いフロアが登場。子供の着替えをクルマの中でする時などにも役に立ちそうですよね。
ディーラーさんに確認したところ、エスティマ(ESTIMA)は先代モデルと同様に最大約800mmのロングスライドをする事が可能になっているようです。そのためこのようにリクライニングとオットマンを最大限に使用する事も可能です。


このロングスライド機能は、エスティマ(ESTIMA)の魅力の一つだと思いました。ちなみに、エスティマ(ESTIMA)の2列目シートを外側に横スライドした状態で一番後ろまでスライドさせると、このような感じ。
タイヤハウスあたりにシートがぶつかってしまうので、スライド幅は短くなります。ただ、これでも十分な足元空間を確保。前後スライド幅は劣りますが、十分快適に過ごす事ができると思いました。

エスティマ2列目シートの欠点・不満とは?

このように座り心地・スライド機能ともに充実しているエスティマの7人乗りの独立キャプテンシートですが、少し残念に感じた部分が・・・。
それはドリンクホルダーとセンターコンソールの位置。今回ビックマイナーチェンジをしたエスティマ(ESTIMA)の2列目シート用のドリンクホルダーは、スライドドアの内側パネルとセンターコンソールの後方に用意されています。
そして、エスティマ(ESTIMA)のガソリン車のセンターコンソールは、このように前後に稼動できるようになっています。

■センターコンソールを前方にスライド時
■センターコンソールを後方にスライド時


このガソリン車のセンターコンソールは前後にスライドするので2列目シートのドリンクホルダーやテーブルとして使うことができますが、実際に使ってみると少し遠い・・・。特に後部座席を後ろにスライドした時は、センターコンソールがかなり遠く、起き上がらないと手が届かない位置に・・・。

個人的にはヴォクシー/ボクシーなどのように2列目シートの中央に折りたたみ式のドリンクホルダー&テーブルがあった方が便利なのかなと思いました。

とてもリラックスできるエスティマ(ESTIMA)ですが、ドリンクホルダーやテーブルの位置は、少し残念でした。

トヨタの高級ミニバンエスティマ(ESTIMA)の7人乗りの2列目シートは、このようなデザインになっていました。

ドリンクホルダーの位置など若干気になる部分はあったものの、このモデルの2列目シートはスライド幅・座り心地ともに高級ミニバンにふさわしいデザインになっているように感じました。また、エスティマ(ESTIMA)の独立キャプテンシートのアレンジや座り心地は、このクルマの魅力の一つなのかなと思いました。

ちなみに、エスティマは7人乗りと8人乗りが用意されていますが、独立キャプテンシートを採用している7人乗りの方が人気が高いようですよ。

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