エスティマ ハイブリッドを試乗して感じた3つの欠点・不満とは?

トヨタ エスティマ 2016

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トヨタのエスティマ ハイブリッドがビッグマイナーチェンジを
したので、先日試乗をしてきました。

今回新発売された新型エスティマ ハイブリッド(ESTIMA HV)は足回りの
セッティングが変わった事もあり静寂性は格段に良くなりました。
ただ、実際にこのクルマを試乗していて気になった欠点や不満もチラホラ・・・。

私が新しくなったこのハイブリッド車を試乗していて気になった
3つの欠点・デメリットを包み隠さず紹介したいと思います。

2016/6/27
Chapter
エスティマ ハイブリッドの欠点1:乗り心地
エスティマ ハイブリッドの欠点2:ドリンクホルダー
エスティマ ハイブリッドの欠点3:エンジンの再始動

エスティマ ハイブリッドの欠点1:乗り心地

今回ビッグマイナーチェンジをして発売されたエスティマ ハイブリッドを試乗していて、気になったのは乗り心地。
このハイブリッド車の乗り心地は、かなり柔らかめ。今回ガソリン車を運転した後に、このハイブリッド車を試乗させて貰ったのですが、あまりの乗り心地の違いにビックリ…。

このエスティマ(Estima)のハイブリッド車は、少しフワフワとした腰高感があり、良くも悪くもトヨタのクルマっぽい乗り心地になっていました。

特に私がこのハイブリッド車をしていて気になったのは、カーブを曲がった時。新型エスティマ ハイブリッドは、足回りのセッティングが柔らかいためかガソリン車よりもロールが大きめ。
急スピードでカーブを曲がると、予想以上にクルマが傾くなと言った印象を持ちました。そして必要以上にロールを感じ、体勢が若干崩れるのが気になりました。

凹凸道路を運転した時も機になることが・・・

また、このエスティマ ハイブリッド(ESTIMA HV)の乗り心地で気になったのは、凸凹の道路を運転したときの上下の揺れ。

今回私が試乗をさせてもらった東京のお台場のメガウェブ(MEGA WEB)の試乗コースでは、路面に凹凸感がある石畳のコースが用意されております。

この石畳のコースをエスティマ ハイブリッド(ESTIMA HV)でした時、上下の揺れの収束が悪く思った以上に続く感じが…。そして、この上下動の揺れの収まりの悪さは、特に2列目・3列目シートの方が感じるようです。
このハイブリッド車を試乗した時、2列目シートに座っていた私の妻は、「上下の揺れが大きくてガソリン車よりもクルマ酔いしそうだった。」と、言っていました。

エスティマ(Estima)のガソリン車よりもロールが大きく、また、上下の揺れの収束も悪いことは、ハイブリッド車の欠点・デメリットかなと思いました。ただ、その一方、新型エスティマ(Estima)のガソリン車で感じたような路面のザラザラ感が全く気にならない点は、好印象でした。

トヨタのクルマっぽい柔らかな乗り心地が好みの方には、硬めのガソリン車の乗り心地よりもこのハイブリッド車の方がピッタリかもしれません。

ただ、私のような固めの乗り心地が好みの人には、ちょっと物足りないかもしれないなと思いました。ちなみに、路面のザラザラ感は多少気になりましたが、私はエスティマ(Estima)のガソリン車の乗り心地の方が好みでした。

エスティマ ハイブリッドの欠点2:ドリンクホルダー

また、今回ビッグマイナーチェンジをしたエスティマ ハイブリッドを試乗していて、気になったのはセンターコンソールに装備されているドリンクホルダー。
このように大型のセンターコンソールに装備されているこのドリンクホルダーですが、今回試乗中500mlのペットボルトを置いて運転をしてみました。

しかし、今回発売されたエスティマ ハイブリッド(Estima Hybrid)のドリンクホルダーには、ストッパーが装備されていないため安定感が無く、運転中、置いたドリンクがガタガタと動く音が…。

またそれ以上に気になったのは、ドリンクホルダー部分から聞こえるキシミ音や異音。

今回ビッグマイナーチェンジをしたエスティマ ハイブリッドのセンターコンソールは、このように開閉式のドリンクホルダーになっています。
このドリンクホルダーの蓋を開けたまま運転すると、振動や路面からの突き上げで”カタカタ…ガタガタ…”とキシミ音が…。今回の試乗ではドリンクホルダーを開けたまま運転していたので、絶え間なくこのキシミ音が車内に響き渡っていました。

ビッグマイナーチェンジをした新型エスティマ ハイブリッドで一定の速度で走行している時(クルーズ走行時)は、エンジン音やロードノイズが静かなので、このキシミ音が余計に気になる…。

このエスティマ ハイブリッド(Estima HV)は、静寂性がとても良かっただけにドリンクホルダー部分から聞こえてくるカタカタ…と言った感じのキシミ音・異音は少々残念でした。

エスティマ ハイブリッドの欠点3:エンジンの再始動

また、今回試乗をした新型エスティマ ハイブリッドで気になったのは、クルマが停車している時(アイドリング時)のエンジン音。

通常、このクルマのバッテリーに十分に充電されていると、停車時は無音でとても静かです。しかし、バッテリーの充電が減ってくると自動的にエンジンが再始動します。
また、私がこの新型エスティマ ハイブリッドを試乗した時は、停車中にエアコンを付けたら、エンジンが再始動しました。

バッテリーの充電量によってエンジンが再始動する事は仕方ないと思いますが、試乗をしていて驚いたのは、再始動時のエンジン音と揺れ。

停車中にエンジンが再始動すると、”ブルルルルン”とこのエンジン音が予想以上に大きく、また、クルマ全体が揺れ、ハンドルなどから振動が伝わってきます。
今回ビッグマイナーチェンジをしたエスティマ ハイブリッドは、走行中のエンジンの始動はとてもスムーズに静かに行います。意識をエンジン音に集中していてもわからないくらい・・・。

なので、アイドリング時・停車時のエンジンの再始動もスムーズに行われることを期待していたのですが・・・。もし真夏日の渋滞中などにエンジンの再始動やストップが繰り返しされたら、少しストレスが溜まるのかなと試乗をしていて感じました。

この停車中のエンジン音の大きさや揺れもこのハイブリッド車の欠点・デメリットの一つかなと思いました。
静寂性などはとても良かったエスティマ ハイブリッドですが、実際に試乗をして、このようなこの事が欠点・不満に感じました。

また、ハイブリッド車とガソリン車の乗り心地の違いにかなりビックリとしました。同じエスティマでもココまで乗り心地が違うのか!?と思うくらい違いがありました。

もしエスティマ(ESTIMA)のハイブリッド車とガソリン車の乗り心地の違いが気になったら、ぜひとも試乗をしてみてください。あまりの乗り心地の違いに驚愕すると思いますよ。
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