加速力はとっても軽快!?ホンダフリードの試乗インプレッション

ホンダ フリード 2017

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外装・エクステリアはステップワゴンやフィット3にソックリで新鮮味が無いフリード(Freed)ですが、乗り心地や運転のしやすさは大幅に改善!

先代モデルの欠点・デメリットだったゴツゴツ感は無くなり、運転手だけでなく、2列目&3列目シートに座る家族全員が満足できる乗り心地になっていました。

また、フリードの注目ポイントの一つが、加速力&パワー。

先日、このモデルのガソリン車を試乗させてもらったのですが、特に発進時の加速力の良さにはビックリしました。

今回フルモデルチェンジをして新発売されたホンダフリード(Freed)の加速力の良かった事・残念だった事について、徹底的にレビューします。
2016/9/28
Chapter
フリードの試乗インプレ:加速力レビュー
CVT車特有の”あと追い感”も無し
高速域までダレル事なく加速力が伸びていく感じが好印象
フリードのガソリン車にはパドルシフトの装備が無し

フリードの試乗インプレ:加速力レビュー

ホンダフリード(Freed)はハイブリッド車とガソリン車の2つのパワートレーンが用意されていますが、今回試乗をさせて貰ったのは、ガソリン車の方。

このモデルの運転席に乗り込み、試乗をスタート!


まずはハンドルの右側にあるプッシュ式のエンジンスタータースイッチを押して、エンジンを作動。足踏み式のパーキングブレーキを解除して、シフトレバーをドライブにして、ディーラーさんの駐車場から出発!

ブレーキペダルから足を離すと、クリープ現象でノッソリと前に進み始めます。

このフリード(Freed)のクリープ現象はミニバンにしては、意外と力強い感じ。これなら渋滞中や信号待ちなど少しクルマを進めたい時に十分活躍しそうです。

そして、ディーラーの駐車場出口から左折をして、比較的交通量の多い広い一般道へ・・・。左折をしてグッとアクセルを踏み込むと、後ろから押されるような感じで前にグッと加速していきます。

今回の試乗ではエンジンの出力を抑えるECONスイッチをオフにして運転をしたのですが、この発進加速の感じが予想以上にパワフル!


フリード(Freed)のガソリン車に搭載されているエンジンは、ホンダの人気コンパクトカー“フィット3(FIT3)”に搭載されているのと同じ1496ccのL15B型エンジン。

今回、フリード(Freed)のガソリン車(6人乗り/G ホンダセンシングFF車)の車体重量は1,350kgとなっており、同じエンジンを積んでいるフィット3の15XLグレードよりも約300kgも重たくなっています。
なので、このようにホンダ新型フリード(Freed)は車体重量があるので、発進加速時にもっさり感や車体重量を感じるのかなと思っていたのですが、実際運転してみると車体の重さを全く感じない走りになっていました。

思わず発進直後に、「今回のフリードは、ミニバンっぽくない加速をしますね~」と、言ってしまいました。そのくらいこのモデルの加速は快適。

このモデルのミニバンらしからぬ加速力・軽快さには、大満足でした。

CVT車特有の”あと追い感”も無し

また、フリード(Freed)のガソリン車は、無変則オートマチックのCVT車を採用しています。

CVT車といえば、アクセルを踏み込んでもエンジンの回転数があがるだけで、スピードが追いついてこない”ラバーバンドフィール(あと追い感)”が欠点・デメリットとして良く言われています。

しかし、フリードは、このラバーバンドフィールがかなり小さい。
時々アクセルの踏み具合によっては、エンジン音と加速感のタイムラグはあったものの、以前試乗したフィット3(FIT3)のガソリン車よりも格段にエンジン音と加速感のギャップは無くなっていました。

このCVT車特有の”ラバーバンドフィール(あと追い感)”が少ない事もとても気持ちよく運転ができる理由の一つかなと思いました。

高速域までダレル事なく加速力が伸びていく感じが好印象

ボディの重さを感じさせない軽快な加速力が魅力の新型フリードですが、高速域までしっかりと加速していく感じも良かったです。

発進時の加速力は良くてもクルマによっては加速感がだれる感じのもあるのですが、フリード(Freed)は、中速域・高速域までス~~っと気持ち良く伸びやかに加速をしていってくれます。


今回の試乗では一般道を運転していたので時速60kmちょっとまでしか加速することができませんでしたが、まだまだ加速力に余裕がある感じの走り。

ダレルこと無く加速していく感じはとっても気持ちが良いので、高速道路など長距離運転にも向いているのかなと感じました。

フリードのガソリン車にはパドルシフトの装備が無し

このように加速力は予想以上に良かったホンダフリード(Freed)ですが、実際にこのクルマを運転してみて少し残念に感じたのが、パドルシフトが用意されていなかった事。


実際にこの新型モデルを運転してみると加速力も良く、ミニバンの中では比較的とキビキビとしたスポーティーな乗り心地になっていたので、パドルシフトが用意されていても良かったのかなと感じました。

もしフリード(Freed)のガソリン車は走破性・加速力が良かっただけに、パドルシフトを装備したら、さらに満足度の高いクルマになったのかなと思いました。実際に試乗して見て、この点が少々残念でした。
今回、フリード(Freed)のガソリン車を試乗してみたのですが、加速力は正直に言ってかなり良かったです。

もっさり感や車体の重さを感じることなく発進時からとてもスムーズに加速していく感じは、とっても快適でした。今回フルモデルチェンジをしたフリード(Freed)は、運転を楽しみたい人にとってもとても良いクルマになっているように感じました。

このモデルの軽快な加速力は競合車・ライバル車には無いメリットの一つなので、是非とも試乗する際は、しっかりと確認してみてくださいね。
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