日産ノートe-POWER内装の装備【実車を見て気になった3つの不満】

日産  ノート e-POWER 2017

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競合車でもあるトヨタのアクアやホンダのフィット3ハイブリッドよりは若干価格は高いものの、電気自動車のような滑らかな加速と静寂性の良さが人気で発売当初から売れ行きは好調のようです。

競合車とは異なる乗り心地・走破性が魅力のこの日産ノートe-POWERですが、車内の装備やデザインには、若干の不満が…。

私がこの日産ノートe-POWER(イーパワー)の内装の装備やデザインを実際に見て、気になった事・不満に感じた事を3つ紹介したいと思います。
2016/11/18
Chapter
ノートe-POWERの装備の不満1:インパネのデザイン
ノートe-POWERの装備の不満2:ドリンクホルダーの使い勝手
ノートe-POWERの装備の不満3:荷室・ラゲッジスペースの段差

ノートe-POWERの装備の不満1:インパネのデザイン

日産の日産ノートe-POWER(イーパワー)を見て気になったのは、内装・インパネのデザイン。
このe-POWER(イーパワー)で採用されている専用デザインのシフトレバーや乗り降りのしやすいDシェイプをしたハンドル・ステアリングホイールは、とても良いと思います。
■e-POWERのハンドル・ステアリングホイール
■e-POWER専用デザインのシフトレバー
また、ピアノブラック調のパネルを採用して高級感・上質感のあるデザインになっているセンタークラスターも好印象でした。
このような各パーツ・装備はとても良いと思ったのですが、実際にこのクルマの運転席に乗り込んで見て気になったのは、ボテっとしたデザインになっているインパネ全体のデザイン。
こちらは競合車・ライバル車の一つでもあるホンダフィット3ハイブリッドの内装・インパネなのですが、最近のインパネデザインの特徴はこのように薄型がトレンドに…。

■ホンダフィット3ハイブリッドの内装・インパネ
日産のノートe-POWER(イーパワー)の内装・インパネのデザインと比較してホンダのフィットのハイブリッドの内装・インパネは薄型のデザインになっており、スッキリとしていて良いですよね。

日産ノートe-POWERのインパネは厚みがあるので、運転席に座った時に若干の圧迫感を感じるのですが、ホンダのフィット3ハイブリッドでは
このような圧迫感を感じませんでした。

また、インパネが薄く、また、位置が低いためかフィット3ハイブリッドの方が日産のハイブリッド車”e-POWER(イーパワー)”よりも視界性が良いように感じました。

ハイブリッド車らしい先進的なデザインを採用しているこのe-POWERの各パーツのデザインはとても良かったのですが、一昔前のデザインのような厚みのあるインパネ全体のデザインは個人的には少々残念に感じました。

ノートe-POWERの装備の不満2:ドリンクホルダーの使い勝手

日産ノートe-POWER(イーパワー)を実際に試乗をしたり、内装・インテリアを確認してみて気になったのが、ドリンクホルダーの使い勝手。

このe-POWERの最上位モデル”メダリスト(MEDALIST)”では、このようにフロントシートまわり、後部座席まわりを含めて合計8個のドリンクホルダーを用意しています。(Xグレード/Sグレードでは6個。)
■インパネ中央部分×2個
■フロントドア内側パネル×2個
■後部座席中央×2個 (※メダリストのみ)
■後部座席ドア内側パネル×2個
ドリンクホルダーの数自体は十分だと思います。また、メダリストの後部座席は、シート中央にもドリンクホルダーを備えていて使い勝手もとても良いように感じました。

フロントシートまわりのドリンクホルダーの使い勝手が課題

ただ、実際にこの日産ノートe-POWER(イーパワー)を試乗してみて気になったのは、フロントシートまわりのドリンクホルダー。
このe-POWER(イーパワー)の運転席まわりのドリンクホルダーは、インパネの送風口部分ではなく、センターコンソールのシフトレバー前方に用意されています。

なので、運転席からの距離も遠く置いたドリンクが取り出しにくい…。また、このモデルではシフトレバーの位置がドリンクホルダーの位置よりも高くなっているの事もあり、置いた飲み物がスムーズに取り出せません。

実際にこのインパネ中央のドリンクホルダーに飲み物を置いてみると、このような感じに…。
このドリンクホルダーの使い勝手や出し入れのしにくさは、少々残念でした。もし私が日産ノートe-POWERを購入したら、市販のドリンクホルダーを購入するだろうなと、思いました。

もしこのe-POWERを試乗するのなら、ドリンクホルダーの使い勝手も確かめてみてくださいね。

ノートe-POWERの装備の不満3:荷室・ラゲッジスペースの段差

日産ノートe-POWER(イーパワー)の内装・インテリアの装備で気になったのは、荷室・ラゲッジスペースの使い勝手。
競合車でもあるホンダのフィット3ハイブリッドやトヨタのアクアよりも荷室の奥行きが狭い事も少々気になったのですが、実際にこのクルマを確認してそれ以上に気になったのは、後部座席を格納した時。

e-POWER(イーパワー)では他のクルマと同様に後部座席を格納して、荷室・ラゲッジルームを広くする事ができるのですが、後部座席部分でこのように大きな段差が…。
この後部座席の段差は約16㎝程度。明らかに荷物を積む時に邪魔に感じるレベルです。

後部座席の収納部分で大きな段差が出来てしまい使い勝手が悪い日産ノートe-POWER(イーパワー)の荷室・ラゲッジスペースは、このクルマの欠点・デメリットの一つかなと思いました。

ちなみに、ディーラーオプションで用意されているラゲッジボードを使用すると、この大きな段差を解消できます。

このラゲッジボードの使い勝手はかなり良さそうですが、ディーラーオプションのこのボードを使わない状態でももう少し荷室の使い勝手を良くして貰いたかったです。
日産ノートe-POWER(イーパワー)の内装・インテリアでは、このような装備やデザインに少しガッカリしました。

私が特にガッカリしたのは、ドリンクホルダーと荷室・ラゲッジスペースの使い勝手。この2つに関しては、競合車・ライバル車よりも見劣りをするなと感じました。

もしこれから日産ノートe-POWER(イーパワー)を見に行く方は、電気自動車のような走りを楽しむだけではなく、装備や機能の使い勝手もしっかりと確認してみてくださいね。


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