プリウスPHVの見積もり公開!ノーマルプリウスとの価格差はどのくらい?

トヨタ プリウスPHV 2017

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2017年2月、家庭用のコンセントから直接バッテリーに充電する事ができるプラグインハイブリッド車のプリウスPHVがようやく発売されましたね。

元々このクルマは2016年に発売予定だったのが延期されたので、本当にようやく…と言った感じなのですが…。

先日、このプリウスPHVの見積もりを貰った際にディーラーさんに教えて貰ったのですが、今回発売されたこのPHVは、EV走行距離が60km以上となっており、先代モデルよりも格段に長くなったとの事。

また、今回のPHVのベースとなっているプリウスよりも乗り心地や走破性が格段に良くなっているようです。これはかなり楽しみですよね。

ただ、このPHVで気になるのは、乗り出し価格。また、ベース車両となっているプリウスとの価格の差。

そこで今回発売されたプリウスPHVとベースとなっているハイブリッド車の“ノーマルプリウス”の乗りだし価格の差を確認するために、それぞれのモデルの見積もりを貰ってきました。

2017/2/15
Chapter
プリウスPHVの見積もり公開:乗り出し価格はいくら?
ノーマルプリウスの見積もり:乗り出し価格はどうだった?
プリウスPHVのノーマルプリウスの価格差は?

プリウスPHVの見積もり公開:乗り出し価格はいくら?

今回近所のトヨタのディーラーに行って貰ったプリウスPHVの見積もりはこちら。
グレードは人気グレードのAグレード。また、ボディカラーは有料色のホワイトパールクリスタルシャインでお願いしました。

この時の乗り出し価格(見積もりの総額)は、このようになっていました。

プリウスPHVの乗り出し価格

車体本体価格 :3,807,000円
メーカーオプション代 : 32,400円
ディーラーオプション代 : 98,388円
税金&諸経費 : 320,662円
合計金額 :4,258,450円

私が貰ったプリウスPHVのAグレードの見積もりは、約426万円。

2017年以降の新エコカー減税が現時点で決定していから、システム上、自動車取得税、自動車重量税ともに100%課税されてしまっているのですが、思ったよりも価格は高いですよね。

ちなみに、今回の私の見積もりでは、自動車取得税と自動車取得税は、このようになっています。

プリウスPHVのAグレードの自動車取得税と重量税


自動車取得税: 97,400円
自動車重量税: 49,200円
合計金額 :146,600円

自動車取得税と重量税の課税額を差し引いた時のこのPHVの乗り出し価格は、4,111,850円。

後に詳しく紹介しますが、同じグレードのノーマルプリウスと比較しても、今回発売されたプリウスPHVは、ちょっと価格が高いのかなと思いました。

今回のプリウスPHVで注文したオプションは?

このように見積もり金額がちょっと高い印象を持ったプリウスPHVですが、お願いをしたオプションは、このように基本的なアイテムのみをお願いしました。

ディーラーオプション

・ホワイトパールクリスタルシャインの追加塗装料:
オプション価格:32,400円

メーカーオプション

・ETCセットアップ料金
オプション価格:2,700円
・フロアマット(ラグジュアリータイプ)
オプション価格:36,720円
・サイドバイザー
オプション価格:14,904円
・ETC2.0車載器
オプション価格:44,064円
合計金額 :98,388円

カーナビはSグレードを除いて標準装備

今回発売されたプリウスPHVの注目装備の一つが、タブレット端末のような大きさを誇るセンターコンソール中央に備わる11.6インチサイズのモニター。
この11.6インチの大画面モニターは、ベースグレードのSグレードを除いて全グレードに標準装備されているのですが、嬉しいことにカーナビの機能が備わっています。

なので、わざわざ純正のナビや市販のナビを買う必要はありません。

車体価格は高いプリウスPHVですが、わざわざカーナビを購入する必要が無いのは、とても良いと思いました。

スペアタイヤは装着できない

また、このPHVのオプションで残念だったのは、スペアタイヤ。

今回このクルマのモデルの見積もりを貰う際、スペアタイヤもお願いしたのですが、どうやらこのクルマではオプションの設定が無いようです。
ディーラーさんの話によると、プリウスPHVは、ノーマルプリウスと異なり駆動用のリチウムイオンバッテリーをラゲッジスペースの床下に積んでいるためスペアタイヤを置いておくスペースが無い事が理由みたい…。

個人的にはスペアタイヤが注文できないのは、少々残念でした。

ノーマルプリウスの見積もり:乗り出し価格はどうだった?

一方、こちらは2015年12月に発売された4代目プリウスの見積もり。
グレードとボディカラーは、プリウスPHVと合わせてAグレードのホワイトパールクリスタルシャインを注文。また、オプションに関しても、できるだけ同じレベルの装備になるようにお願いをいたしました。

この時のノーマルプリウスの乗り出し価格、見積もり金額は、このようになっていました。

ノーマルプリウスの乗り出し価格/見積もり金額合計

車体本体価格 :2,777,563円
オプション価格: 424,440円
税金&諸経費 : 149,652円
合計金額 :3,351,655円

今回私が貰ったノーマルプリウスの見積もりは、約335万円。

このノーマルプリウスとプリウスPHVと比較すると、不思議なものでかなりお手頃な価格になっているように感じてしまいました。(ノーマルプリウスの競合車・ライバル車と比較すると、十分に高いですが…。)

ノーマルプリウスで注文したオプションは?

今回のノーマルプリウスの見積もりを貰う際、ディーラーさんにPHVと同等の装備になるようにリクエストを出したところ、このようになりました。

ディーラーオプション

・ホワイトパールクリスタルシャインの追加塗装料
オプション価格:32,400円
・スペアタイヤ (125/70D17)
オプション価格:10,800円
・ナビレディパッケージ
オプション価格:32,400円
合計金額:75,600円

メーカーオプション

・ETCセットアップ料金
オプション価格:2,700円
・フロアマット(ラグジュアリータイプ)
オプション価格:36,720円
・サイドバイザー
オプション価格:14,904円
・ETC2.0車載器
オプション価格:38,232円
・9インチナビ(DSZT-YC4T)
オプション価格:256,284円
合計金額:348,840円

このノーマルプリウスでは純正のナビを装着した事もあり、このクルマのオプション価格は、かなり高めですね。

この装備するオプションで、プリウスPHVとノーマル車の価格差はだいぶ縮まりましたが、それでもなお価格差は大きいように感じました。

プリウスPHVのノーマルプリウスの価格差は?

今回私が貰った見積もりのプリウスPHVとプラグインハイブリッドではないノーマルプリウスのそれぞれの乗り出し価格は、このようになっていました。

プリウスPHVとノーマル車の乗り出し価格

プリウスPHV:4,111,850円
ノーマル車 :3,351,655円
※条件をできるだけ同じにするために、プリウスPHVの乗り出し価格は自動車取得税と自動車重量税を差し引いた金額を使用しています。

私が貰ったプリウスPHVとこのノーマルプリウスの見積もり価格の差は、約76万円。思ったよりも価格差がありますね。

11.6インチの大画面モニターや乗り心地の良さ、60km以上走行可能なEV走行距離などPHVにしかないメリット&魅力はありますが、このPHVの乗り出し価格は高いように感じてしまいました。
今回私が貰ったプリウスPHVの見積もり・乗り出し価格は、このようになっていました。また、このPHVとノーマルプリウスの見積もりを貰って、価格差を比較してみたところ、このようになっていました。

思ったよりも乗り出し価格の差は大きかったです。

個人的には50万円以内に収まっていて欲しいなと思っていたので、この乗り出し価格差には、少々ビックリしました。

11.6インチの大画面モニターなど羨ましい装備も多々ありますが、これほど価格に差があるのなら、コストパフォーマンスに優れるノーマルプリウスでも良いのかなと、個人的には思っちゃいました。

ちなみに、「ディーラーさんなら、プリウスPHVとノーマルプリウスのどちらを購入しますか?」と質問したところ、ディーラーさんもノーマルプリウスと答えていました。

やはりこの価格の差がネックに感じているようでした^^;;
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