機能が全然違う!?新型プリウスPHVのAプレミアムとAグレード比較

トヨタ プリウス PHV 2017

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トヨタの人気車種プリウス(Prius)の上級モデルとして位置づけられている
プラグインハイブリッド車新型プリウスPHVが2017年2月に新発売されましたね。

ただ、新型PHVとノーマルプリウスの乗り心地や加速感は、全くの別物…。
新しく発売された新型プリウス(Prius PHV)の方が、乗り心地も加速感も
ケタ違いに良くなっていました。

そんな新型PHVですが、今回、5つのモデルをラインナップ。
そして、最上位グレードに位置しているのが”Aプレミアム”になっています。

先日、このAプレミアムを実際に見てきたのですが、その名の通り
機能面や装備面が他のグレードよりも充実してるのが印象的でした。
(その分、車体本体価格だけで400万円オーバーと若干高めですが…)

そんな新型プリウス(Prius PHV)のAプレミアムと人気モデルのAグレードの
デザインや機能&装備の違いについて確認してきたので、紹介したいと思います。
2017/3/10
Chapter
新型プリウスPHVのAプレミアムとAグレードを実車画像で比較
新型プリウスPHVのAプレミアムとAグレードの違いとは?

新型プリウスPHVのAプレミアムとAグレードを実車画像で比較

今回フルモデルチェンジをして新発売された新型プリウス(Prius PHV)の
Aプレミアムグレードの外装・内装は、このようなデザインになっています。
また、内装やインパネは、このようになっています。
一方、こちらは人気グレードのAグレードの外装・エクステリア。
そして、内装やインパネのデザインはこのようになっていました。
このように見比べると分ると思いますが、新型プリウス(Prius PHV)の
AプレミアムAグレードで外装・エクステリアのデザインに違いはありません。

なので、外装・エクステリアでグレードの違いを見分けるのは、
難しいのかなと感じました。

ちなみに、私が見たAプレミアムでは17インチのタイヤ&ホイールが装備
されていました。ただ、最上位モデルのAプレミアムでもこの17インチの
タイヤ&ホイールは、メーカーオプション設定。
個人的には、最上位モデルのAプレミアムでは、17インチタイヤ&
ホイールを標準装備にしても良かったのかなと思いました。

どちらのグレードも安全装備は充実

また、外装・エクステリアのデザインと同様に安全装備システムに関しても、
新型プリウス(Prius PHV)のAプレミアムとAグレードでは違いはありません。
両モデルともトヨタの最新の安全装備システム”トヨタセーフティセンスP”
だけではなく、次の安全装備機能を標準装備。

・ブラインドスポットモニター(BNS)
・インテリジェントクリアランスソナー
・シンプルインテリジェントパーキング

最上位モデルのAプレミアムだけでなく、中間グレードのAグレードでも
最新の安全装備システムが搭載されているのは、個人的にはとても良いと思いました。

新型プリウスPHVのAプレミアムとAグレードの違いとは?

このように外装や安全装備に違いは無い新型プリウス(Prius PHV)の
AプレミアムとAグレードですが、機能や装備、使用されている素材に
若干の違いがありました。

そんな新型PHVのAプレミアムとAグレードの機能や装備の違いについて
紹介したいと思います。

違い1:使用されている素材

今回新発売された新型プリウス(Prius PHV)のAプレミアムと
Aグレードの違いの一つが、シートやセンターアームレストに使用されている素材。
■Aプレミアムのシート
■Aグレードのシート
Aグレードではキルティング加工がされたファブリックシートだったのに対し、
最上位モデルのAプレミアムではこのように高級感のある本革シートを標準装備。

この2台のモデルでは、シートの高級感・デザイン性が全く違いますよね。

このシートのデザインが異なるだけで、クルマの内装・インテリアの
雰囲気が1ランクも2ランクもアップしているように感じました。

また、シートに使用されている素材が違うため、この2台のモデルでは
座り心地も若干異なります。
高級ファブリックを採用しているAグレードのシートよりも
本革を採用しているAプレミアムの方がシートの沈み込みが少なく、
ハリのある固めの座り心地に…。

個人的にはファブリックシートよりも本革シートの方が、スポーティーな
座り心地になっているように感じました。

また、Aプレミアムの本革シートを近くで見てみると分ると思いますが、
夏蒸れ対策として、表面にポツポツと穴が開いたパーフォレーション加工を
採用しているのも好印象でした。

センターコンソールの素材も異なる

また、シートと同様にコンソールボックスのデザインも異なります。

新型プリウス(Prius PHV)の上位モデルのAプレミアムでは、シートと
マッチをした合成皮革のセンターコンソールを採用。
■Aプレミアムのセンターコンソール
一方、ファブリックシートを採用しているAグレードでは、ファブリック素材の
センターコンソールを採用。
■Aグレードのセンターコンソール
このセンターコンソールに使用されている素材も新型プリウス(Prius PHV)の
内装・インテリアの雰囲気に大きく影響を与えているのかなと思いました。

違い2:ヘッドアップディスプレイ

今回新発売された新型プリウス(Prius PHV)のAプレミアムのみに搭載されている
機能・装備の一つが、運転席前のフロントガラスにスピードメーターなどを
投射するヘッドラップディスプレイ。
※イメージ画像です。

ノーマルプリウスの上位モデルにも搭載されていたこのヘッドアップ
ディスプレイですが、Aプレミアムのみに標準装備。

私はノーマルプリウスの時にこのヘッドアップディスプレイを使用して
みたのですが、僅かな視線の移動で車速などを確認できるのはとても良いと思いました。
ただ、個人的には、新型プリウス(Prius PHV)よりもCX-5のヘッドアップ
ディスプレイの方が、視認性に優れているように感じました。

違い3:オートワイパー

ヘッドアップディスプレイと同様に最上位モデルのAプレミアムのみに
装備されている機能が、雨滴感知機能付きのオートワイパー。
フロントガラスの上部に装備されている雨滴感知センサーが雨を感知すると、
自動的にワイパーが作動し始めます。

オートワイパースイッチをOFFにするのを忘れると洗車中やフロントガラスを
拭いている時に不意にワイパーが作動していまうという欠点もありますが、
個人的には便利な機能なのかなと思いました。

違い4:パワーシート

今回フルモデルチェンジをして新発売された新型プリウス(Prius PHV)の
最上位モデルのAプレミアムには、運転席の前後スライドやリクライニング、
シートの高さ調整などを電動で行える8ウェイのパワーシートを標準装備。
また、Aプレミアムでは腰の部分の硬さを調節できるランバーサポートも
標準装備されています。

一方、Aグレードは手動式のシートリフターやリクライニング、前後スライドを採用。

新型プリウス(Prius PHV)のAプレミアムのパワーシートは、シートの設定位置を
メモリーしておく事ができないのが残念でしたが、シートの位置を細かく
調整できるのは、とても良いと思いました。

また、助手席側は前後スライドやリクライニングを電動でする事ができる
4ウェイの電動パワーシートも標準装備されているのも好印象でした。

違い5:ナノイー

また、今回フルモデルチェンジをして新発売された新型プリウス(Prius PHV)の
AプレミアムとAグレードでは、エアコンの機能も若干異なります。
Aプレミアム/Aグレードともにインパネの中央にある大型ディスプレイで
エアコン操作をするのは同じですが、Aプレミアムのみ肌や髪に潤いを与え、
ウィルスの抑制に効果があるといわれているナノイーを標準装備。

パナソニックが発売している市販のナノイー発生器などもありますが、
アクセサリーソケットやドリンクホルダーを占有してしまう事を考えると、
ナノイーは標準装備されている方が良いのかなと個人的には思いました。

違い6:アクセサリーコンセント

今回フルモデルチェンジをして新発売された新型プリウス(Prius PHV)の
AプレミアムとAグレードの大きな違いの一つが、アクセサリーコンセント。

最上位モデルのAプレミアムには、アクセサリーコンセントを2つ標準装備しています。
そして、このクルマのアクセサリーコンセントの設置場所は、コチラ。
■センターコンソール後方
■荷室・ラゲッジスペース(右側)
また、このAプレミアムに設置されているアクセサリーコンセントは、
合計1500Wまで対応しているので、ヘアドライヤーなど消費電力の大きい
家電なども使う事ができます。

このように使い勝手の良いアクセサリーコンセントが標準装備されているのも
新型プリウス(Prius PHV)のAプレミアムのメリットの一つかなと思いました。

ちなみに、このアクセサリーコンセントはオプション設定となっているので、
Aグレードでも装着する事は可能ですよ。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型プリウス(Prius PHV)の
最上位モデルのAプレミアムと人気モデルのAグレードを比較したところ、
このような違いがありました。

外装・エクステリアのデザインは違いはないものの、シートの素材や機能に
違いがありました。また、ヘッドアップディスプレイなどAプレミアムにしか無い装備も…。

Aプレミアムの車体本体価格は若干高めですが、このグレードにしか
用意されていない専用装備や機能に魅力を感じたら、このモデルの購入を
検討しても良いかもしれませんね。
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