新型スイフトXLグレードの内装レビュー【3つの特徴を実車画像を使って徹底解説】

スズキ スイフト 2017

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このクルマでしか味わえない走りの良さを追求したスズキのコンパクトカー新型スイフト(SWIFT)が、2017年1月、フルモデルチェンジをして新発売されましたね。

今回新発売された4代目モデルは、1.0リットルのターボエンジンを搭載したRStと燃費性のが良いマイルドハイブリッド車のハイブリッドRSの人気が高くなっていますが、私が意外と良いと思ったのが、ガソリン車のXLグレード。

新型スイフト(SWIFT)のXLグレードは、値引き後の乗り出し価格が200万円を切る価格ながら、ハイブリッドMLなど他のグレードに見劣りをしない機能や装備を搭載しているのに、とても魅力的に感じました。

そんな4代目モデルのXLグレードを先日、直接見る事ができたので、内装・インテリアの特徴や、XGやハイブリッドMLなど他のグレードとの違いについて、詳しく紹介したいと思います。

ちなみに、このXLグレードの外装・エクステリアの特徴については、コチラをどうぞ。

2017/4/11
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スズキ新型スイフトXLグレードの内装:3つの特徴をわかりやすく紹介

スズキ新型スイフトXLグレードの内装:3つの特徴をわかりやすく紹介

今回フルモデルチェンジをして新発売された新型スイフト(SWIFT)のXLグレードの内装・インテリアは、このようなデザインになっています。

インパネ

空調パネル

シフトレバー

エンジンスタータースイッチ

フロントシート

後部座席

ドア内側パネル

このXLグレードの内装・インテリアは、新型スイフトらしいシンプルなデザインに…。

ただ、このモデルの内装・インテリアを見てみると、「えっ!?この価格でこんな機能も標準装備されているの?」と思うシーンが何度もありました。

そんな新型スイフト(SWIFT)のXLグレードの内装・インテリアの特徴について、紹介していきたいと思います。

特徴1:ハンドル・ステアリングホイールの素材

今回新発売された4代目モデルのXLグレードの内装・インテリアの特徴の一つが、ハンドル・ステアリングホイールの素材。
最廉価モデルのXGグレードのハンドル・ステアリングホイールが安っぽいウレタン製だったのに対し、このXLグレードでは、本革巻きのハンドル・ステアリングホイールを採用。
スポーティーなRSのようにインパクトのある大きめのシルバーステッチは入っていないので、見た目のスポーティーさはありません。

RSのハンドル・ステアリングホイール

ただ、このXLのハンドル・ステアリングホイールでも、十分に質感の良さを感じるデザインになっているように感じました。また、ハンドル自体の太さもしっかりとしていて、グリップ感の良いハンドルになっているのも好印象でした。

パドルシフトも標準装備

また、新型スイフト(SWIFT)のXLグレードのハンドル・ステアリングホイールを見て驚いたのが、マニュアル車のような運転を楽しむことができるパドルシフトが標準装備されていた事。
このクルマ・競合車の一つでもあるホンダのフィット3(FIT3)でパドルシフトが装備されているのは、最上位モデルのSパッケージかRSのみ。

このようにクルマによっては、上位モデルにしか装備されていないパドルシフトが新型スイフト(SWIFT)のXLグレードに装備されているとは…。

実際にこのクルマを見て、ちょっとビックリしちゃいました。これは走りを楽しんでもらおうと思っているスズキの心意気かもしれませんね。

パドルシフトが用意されていると、山道などを運転している時にカンタンにエンジンブレーキを掛ける事ができるので、とても便利です。

このパドルシフトが上位モデルだけでなく、XLグレードなど比較的価格が安いモデルにも標準装備されているのは、このクルマの魅力の一つなのかなと思いました。(※パドルシフトが装備されているのは、CVT車のみです。)

特徴2:シートリフターとチルト&テレスコピック機能

今回フルモデルチェンジをして新発売された新型スイフト(SWIFT)のXLグレードは、シートの高さを調整できるシートリフターと、ハンドルの位置を調節できるチルト&テレスコピック機能を装備。

新型スイフトのシートリフターレバー

運転席の高さを調節できるシートリフターや、ハンドルの位置を調整できるチルト&テレスコピックステアリングは、安全に、そして、快適に運転をするには必須の機能ですが、コンパクトカーの中には装備されていないクルマも…。

このような事を考えると、やっぱりシフトリフターやチルト&テレスコピック機能が装備されているのは、嬉しいですよね。

ちなみに、新型スイフト(SWIFT)に標準装備されているシートリフターの調節幅は、60mmとなっています。また、ハンドルの高さを調節できるチルトステアリングは40mm、そして、前後の位置を調節できるテレスコピックステアリングは36mmとなっています。

このように調節幅が大きいので、小柄な女性から大柄の男性まで誰でも快適に運転する事が可能です。
私も実際に試乗をする前に運転席の高さを調節したのですが、自分に一番シックリとくるハンドル&シート位置にする事ができたので、運転しやすかったです。

機能的にはそれ程ハデさはありませんが、この新型スイフト(SWIFT)のXLグレードでもシートリフターだけでなく、チルト&テレスコピックステアリングが標準装備されていたのは、好印象でした。

特徴3:メーター&マルチインフォメーションディスプレイ

基本的には新型スイフト(SWIFT)のXLグレードの内装・インテリアのデザインや機能性に満足していたのですが、ちょっと残念だったのは、メーターのデザイン。

今回新発売されたXLグレードのメーターは、このようなデザインのメーターになっています。
このXLグレードでも、RSと同様にに赤いリングが印象的なスポーティーなデザインのメーターを採用。また、斜めにカットしたシリンダーもスポーティーさを演出していて、良いデザインだと思いました。

ただ、ちょっと残念だったのは、このXLグレードのマルチインフォメーションディスプレイはカラーではなく、モノクロ。また、サイズも若干異なります。

新型スイフトのモノクロのマルチインフォメーションディスプレイ

カラーのマルチインフォメーションディスプレイを搭載しているグレードと表示される項目も異なり、若干物足りなさを感じるデザインに…。

新型スイフトのカラーのマルチインフォメーションディスプレイ

シンプルなデザインながら、機能や装備が充実していて満足度が高い内装・インテリアになっていた新型スイフト(SWIFT)のXLグレードですが、このマルチインフォメーションディスプレイのデザインは、少々残念でした。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型スイフト(SWIFT)のノーマルエンジンを搭載したガソリン車の人気モデルXLグレードの内装・インテリアは、このようなデザインになっていました。

マルチインフォメーションディスプレイがカラーになっていないのは少々残念でしたが、本革巻きのハンドルなど上質感を感じられるデザインになっているように感じました。

値引き後の乗り出し価格で200万円を切る価格のモデルと言う事を考えると、十分に満足できる内装・インテリアの質感だと思いました。

コスパ面から考えると、新型スイフト(SWIFT)のXLグレードはかなり優秀なクルマです。

RSの走り心地やマイルドハイブリッド車の低燃費性なども魅力的ですが、もしできるだけ安くこのクルマを購入したいという方や走行距離が短い人には、このXLグレードは、ピッタリだと思いますよ。

もしこのXLグレードが気になるのなら、ディーラーさんに行って試乗をしてみてくださいね。
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