視界性以外にも気になる部分が…|新型スイフトの試乗で分かった欠点&不満

スズキ スイフト 2017

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世界戦略車と位置づけられているスズキのコンパクトカー新型スイフト(SWIFT)がフルモデルチェンジをして、4代目となりましたね。

先日、家の近所のディーラーさんで、この4代目を試乗させて貰いました。今回私が試乗をさせて貰ったのは、1.0リットルターボエンジンを搭載したRStと、マイルドハイブリッド車の”ハイブリッドRS”。

どちらのモデルも乗り心地や走破性には大満足だったのですが、実際にこのスズキの新型スイフト(SWIFT)を試乗していて気になったのは、視界性の悪さ。

個人的には死角が多い後方の視界だけではなく、前方の視界でも気になる部分がありました。

また、私はRStやハイブリッドRSなど様々なモデルを試乗させてもらったのですが、この視界性以外にも気になる部分、もう少し改善してもらいたいなと思う部分がありました。

そんな新型スイフト(SWIFT)を試乗して、私が気になった事・欠点に感じた事を包み隠さず紹介したいと思います。
Chapter
新型スイフトの欠点・不満1:ハンドルフィーリング
新型スイフトの欠点・不満2:アイドリング中&発進時の微振動
新型スイフトの欠点・不満3:フロントガラスへの映り込み

新型スイフトの欠点・不満1:ハンドルフィーリング

今回フルモデルチェンジをして新発売された新型スイフト(SWIFT)のハイブリッドRSやRStを試乗をしていて若干気になったのは、ハンドル・ステアリングのフィーリング。

今回新発売されたこの新型モデルのハンドル・ステアリングホイールは、このようなデザインになっています。
今回のモデルのハンドルは下の部分が水平になっているD形状のデザインを採用。

スポーティーな感じがして良いですよね。

また、膝回りの空間に余裕があり、乗り降りがしやすくなっているのもこのD型のハンドル・ステアリングのメリットなのかなと思いました。

このようにハンドルの太さやデザインは好印象だったのですが、実際に新型スイフト(SWIFT)を試乗していて気になったのは、操舵感&フィーリング。
このクルマのハンドルのフィーリングは、クイックでハンドル操作にスグに反応してキビキビと走る感じ(いわゆるゴーカートフィーリング)ではなく、ネットリとした手応えの操舵感になっています。

ただ、個人的には新型スイフト(SWIFT)にしては、ハンドルのフィーリングが軽く、「手応えやロードインフォメーションを思ったよりも無いな。」と感じてしまいました。また、うろ覚えなのですが、先代モデルのRSと比較しても、若干ハンドル・ステアリングのフィーリングが軽くなった印象が…。

今回私が試乗をさせて貰ったのはRSがメインだったのですが、このRSの売りは、“ヨーロッパ仕様のチューニング”を施している事だと思います。

競合車・ライバル車と比較すると、スズキの新型スイフト(SWIFT)のハンドルは十分に重さを感じます。

ただ、”ヨーロッパ仕様のチューニングを施している”という事を期待してこのクルマに乗ると、ちょっとハンドルのフィーリングに物足りなさを感じるような…。

個人的にはもう少しロードインフォメーションを感じるようなカッチリとしたステアリングフィールを期待していただけに、少々物足りなさを感じてしまいました。

新型スイフトの欠点・不満2:アイドリング中&発進時の微振動

私がこのスズキの新型スイフト(SWIFT)を試乗をしていて気になった欠点&不満の一つが、1.0リットルターボエンジンを搭載したRStグレードを試乗した時に感じた、停車中や発進時に感じる微振動。

RStグレードに搭載されている1.0リットルターボの”ブースタージェットエンジン”は直噴3気筒エンジンという事で、アイドリング中や発進時には3気筒特有の振動や揺れを大きく感じます。

ず〜〜っと、クルマ全体がカタカタカタと揺れている感じ…。また、その微振動がハンドルやシートを通じて、体に伝わってきます。
ディーラーさんは、「新型スイフト(SWIFT)では、しっかりと振動対策を施した。」と言っているだけあって、同じブースタージェットエンジンを搭載したバレーノと比較すると、「若干ですが、振動が抑えられたのかな!?」と、感じます。

ただ、それでもまだまだ大きめ…。

マイルドハイブリッド車のハイブリッドRSのアイドル中や発進時の静かさやスムーズさと比較すると、このRSの騒々しさは余計に気になってしまいました。

1.0リットルターボの”ブースタージェットエンジン”を搭載したRStのパワーや加速力はとても良かっただけに、このアイドル中や発進時の微振動・揺れは、少々残念でした。

ちなみに、私の新型スイフト(SWIFT)のRStの試乗の感想は、こちらにまとめてあります。もしRStの乗り心地やパワーが気になる方は、コチラを参考にしてくださいね。

新型スイフトの欠点・不満3:フロントガラスへの映り込み

今回フルモデルチェンジをして新発売された新型スイフト(SWIFT)を試乗していて気になった事・欠点に感じた事の一つが、フロントガラスへの映り込み。

フロントガラスへのダッシュボードの映り込みは他のクルマでもありますが、新型スイフト(SWIFT)は特に大きいように感じました。

ちなみに、こちらは実際にこの4代目モデルのフロントガラスにダッシュボードが映り込んだ時の様子。
ちょっとこの画像からでは分かりづらいですが、フロントガラスの中央部分くらいまでダッシュボードが映り込んでしまっています。

実際にこのクルマを試乗している最中もフロントガラスへの映り込みが激しく、太陽が差し込むと、前方の視界が真っ白に…。このクルマを運転をしながら、「偏光サングラスが欲しいかも…。」と、思っちゃいました。

このフロントガラスへの映り込みの大きさは、この新型スイフト(SWIFT)の欠点・デメリットの一つなのかなと思いました。
今回フルモデルチェンジをして新発売されたスズキの新型スイフト(SWIFT)を試乗したところ、視界性以外にもこのような欠点・デメリットを感じました。

特にフロントガラスへのダッシュボードの映り込みは、安全面にも関わる部分なので、注意が必要です。

もしこれから新型スイフト(SWIFT)の試乗に行かれる方は、ダッシュボードの映り込みや視界性についてもしっかりと確認をしてみてくださいね。
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