座り心地はイマイチ!?エクストレイルの3列目シートを確認してみた

日産 エクストレイル 2017

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アウトドアシーンで威力を発揮するタフギア、日産の新型エクストレイルが2017年6月にマイナーチェンジをして、新発売されましたね。

先代モデルと同様にこの新型モデルでも、ガソリン車は5人乗りの2列シートモデルと7人乗りの3列シートモデルを用意しています。

ただ、新型エクストレイルの3列目シートは、2列目シートよりもシンプルな作りで、座り心地も劣る印象が…。また、足元空間(ニークリアランス)も狭い感じが…。

今回マイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)の3列目シートは、どのようなデザインなのか?また、3列目シートの座り心地や足元空間の広さは、どのような感じだったのか?

マイナーチェンジをした新型モデルのガソリン車の3列目シートを徹底的にレビューをしてみたいと思います。

2017/6/20
Chapter
新型エクストレイルの3列目シート画像インプレ

新型エクストレイルの3列目シート画像インプレ

2017年6月にマイナーチェンジをした日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)の3列目シートは、このようなデザインになっています。

新型エクストレイルの3列目シート

このような簡易的なデザインになっているこの新型モデルの3列目シートですが、リクライニング機能が装備されているのは、好印象。また、3列目シートの左右には、ドリンクホルダーや小型ポケットも装備されていました。

3列目シート用のドリンクホルダー

3列目シート用の小型ポケット

ちなみに、こちらはガソリン車の2列目シート。

新型エクストレイルの2列目シート

見た目のデザインが全く異なりますよね。

ディーラーさんも、「このクルマの3列目シートは、乗車人数が増えた時の補助シートです。」と、仰っていましたが、この表現がピッタリのシンプルな作りのシートになっていました。

このようなデザインになっている新型エクストレイル(X-TRAIL)の3列目シートを、実際に座ってみた感想を包み隠さず紹介したいと思います。

3列目シートの感想1:足元空間はやっぱり狭い

今回マイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)の3列目シートに座ってみて、一番気になったのは、足元空間の広さ。

やはり3列シートモデルは、足元空間(ニークリアランス)が狭い感じが…。

この新型モデルの2列目シートを一番後ろにスライドした状態では、このように3列目シートの足元空間は、全くありません。
2列目シートを10cmくらい前にスライドして、身長175cmの私が何とか座れるくらいの足元空間(ニークリアランス)が登場。
ただ、本当に何とか足を置けるギリギリの足元空間(ニークリアランス)しか無いので、座り心地・快適性はあまり良くありませんでした。

実際に私が座ってみると、3列目シートの足元空間はこのような感じ。
かなりギュウギュウですね。

実際には2列目シートをもう少し前にする事もできるのですが、2列目シートに座る人の快適性や足元空間(ニークリアランス)の事を考えると、このくらいが限度。

小学生くらいの子供なら問題なく座れると思いましたが、大人が座るのにはちょっと足元空間(ニークリアランス)が狭いのかなと思いました。

3列目シートの感想2:着座位置の低さが気になる

また、日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)の3列目シートに座ってみて気になったのは、着座位置の低さ。

この画像を見ると分かると思いますが、この新型モデルの3列目シートの着座位置は、かなり低め。

新型エクストレイルの3列目シートの着座位置

なので、私のような成人男性がこの3列目シートに座ると、足が持ち上がり、体育座りをしているような感じになります。

なので、長時間座っているのは、ちょっと厳しい感じが…。

このシート位置の低さと、座り心地の悪さも新型エクストレイル(X-TRAIL)の3列目シートの欠点・デメリットの一つなのかなと思いました。

3列目シートの感想3:乗降性もイマイチ

今回新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)は、3列目シートへのアクセス(乗降性)もイマイチ。

3列目シートにアクセスするには、2列目シートを一番前にスライドをして、背もたれを前方に倒す必要があります。

この3列目シートへの基本的なアクセス方法は、セレナやエルグランドなどミニバンと同じなのですが、新型エクストレイル(X-TRAIL)は車高が低いため、ミニバンよりもアクセスがしにくい感じが…。

実際にこの新型モデルの2列目シートを一番前にスライドをして、背もたれを前方に倒した時のドア開口部の広さは、このような感じ。
ちょっと狭いですよね。

まだ小さいお子さんなら体を横にして、スッとアクセスする事ができますが、私のような成人男性が3列目シートへアクセスするには、体を小さくかがめる必要があります。

この乗降性の悪さ、3列目シートへのアクセスの悪さも新型エクストレイルの欠点・デメリットの一つなのかなと思いってしまいました。
今回マイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)の3列目シートは、このようなデザインになっていました。

このように簡易的な作りになっており、また、シートの座面や背もたれもフラットなため、座り心地もあまり良くありません。なので、3列目シートを普段使いとして考えるのは、ちょっと無理があるのかなと、試乗をして思いました。

ただ、年に数回程度、同乗者が増えた時に使用する”補助シート”としてならば、十分に事は足りるのかなと、思いました。

もしこれから日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)を見に行く方は、ぜひとも3列目シートの座り心地や足元空間の広さ・居住性にも注目をしてみてくださいね。
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