【試乗をして気になった3つの事】エクストレイルの欠点&不満

日産 新型 エクストレイル 2017

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日産の本格派SUVの新型エクストレイル(X-TRAIL)が、2017年6月に
ビッグマイナーチェンジをして、生まれ変わりましたね。

今回マイナーチェンジをした新型モデルは、フロントマスクが大幅に進化!
よりVモーショングリルが強調された精悍な顔つきになりました。

また、オートブレーキホールドや自動運転技術のプロパイロットなど便利な
機能や装備が充実しているのも、日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)の
魅力&メリットの一つなのかなと思いました。

このように基本的には満足感の高かった新型エクストレイル(X-TRAIL)ですが、
実際に試乗をしてみると、欠点・残念に感じた部分も…。

今回マイナーチェンジをして新発売されたこの新型モデルを試乗をして、
気になった事・欠点&デメリットを3つ紹介したいと思います。2017/6/29
Chapter
欠点1:新型エクストレイルにパドルシフト装着されていない
欠点2:新型エクストレイルのドライブモードスイッチの操作性
欠点3:新型エクストレイルの視界性

欠点1:新型エクストレイルにパドルシフト装着されていない

今回マイナーチェンジをして新発売された日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)を
試乗してみて欠点に感じた事の一つが、パドルシフトが装着されてい無かった事。
以前からディーラーさんの耳にも、「パドルシフトを装備して欲しい!」との
声がたくさん届いていたようなので、今回のマイナーチェンジで、「もしかしたら
パドルシフトが装着されているかも!?」と、期待していたのですが…

今回のモデルでも、残念ながら、ガソリン車・ハイブリッド車ともに
パドルシフトが装備されていませんでした。

また、マイナーチェンジをした新型エクストレイル(X-TRAIL)では、シフトアップや
シフトダウンをする事ができるマニュアルモードも用意されておらず、”Dレンジ”と
“Lレンジ”の2つしかありません。
■新型エクストレイルのシフトレバー
なので、このクルマでエンジンブレーキを掛けるには、”Lレンジ”にいれるか
“スポーツモード”にするしかありません。

このクルマは、オフロードも走行できる本格派SUVと言う事を考えると、
パドルシフトやマニュアルモードが装備されていないのは、ちょっと残念ですよね。

個人的には、オフロードにも対応する本格派SUVを謳っているなら
せめてパドルシフト、もしくは、マニュアルモードを用意して貰いたかったです。

ちなみに、競合車・ライバル車の一つでもあるトヨタの高級SUVの
ハリアー(Harrier)でもパドルシフトは装備されていなかったものの、
マニュアルモードは装備されていました。

このように、パドルシフトもマニュアルモードも装備されていな事は、
新型エクストレイル(X-TRAIL)の欠点・デメリットの一つなのかなと思いました。

欠点2:新型エクストレイルのドライブモードスイッチの操作性

また、今回マイナーチェンジをして新発売された日産の新型エクストレイルを
試乗していて気になったのは、ドライブモードスイッチの操作性。

この新型モデルでは、次の3つのドライブモードを用意しています。

■新型エクストレイルのドライブモード
・ノーマルモード (Normal Mode)
・エコモード (ECO Mode)
・スポーツモード (Sport Mode)

シフトレバーのノブ部分に装着されているスポーツモードスイッチの操作性は
それ程悪いとは思わないのですが、実際に試乗をしていて、気になったのは、
エコモードスイッチの位置。

新型エクストレイル(X-TRAIL)のエコモード(ECO Mode)スイッチは、
ハンドル・ステアリングホイールの右側にある様々なスイッチが配置されている
中に用意されています。
■新型エクストレイルのエコモード
このスイッチ群の中でも、エコモード(ECO Mode)は下側に装着されているため、
運転中の操作がしにくい感じが…。また、他のスイッチも配置されているので、
確認しないと、押し間違えそうになります。

個人的には、センターコンソールやシフトレバー部分近くなど、もう少し
操作がスイッチ操作がしやすい位置に、エコモードスイッチを配置して貰いたかったです。

ちなみに、競合車・ライバル車トヨタのハリアー(Harrier)でも、
エコモードやスポーツモードが用意されているのですが、このように
センターコンソールにまとまって設置されています。

■ハリアーのドライブモードスイッチ
タッチパネル方式になっているのが、個人的に少々残念なのですが、
操作性は新型エクストレイル(X-TRAIL)よりも、このクルマの方が
しやすいように感じました。

欠点3:新型エクストレイルの視界性

今回、マイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)を
試乗していて、一番気になったのは、視界性の悪さ。

私がこのクルマを試乗していて特に気になったのは、左前方の視界。

このクルマはフロントガラス横にあるAピラーが、このように比較的
太めのデザインになっています。

■新型エクストレイルのAピラー
また、サイドミラーもドアパネルだけではなく、Aピラーの付け根の部分に
備わっている事も、欠点・デメリットの一つ。

■新型エクストレイルのサイドミラー
なので、運転席から左前方を確認すると、このように大きな死角が…。
サイドミラーとAピラーが重なってしまい、死角が多いですよね。

また、Aピラーの根元の部分が、黒いパネルで塞がっているのも欠点・
デメリットの一つです。

このように死角が多いので、横断歩道を渡っている歩行者が完全に死角に
入ってしまい見失う事も…。

この左前方の視界の悪さ、死角の多さは日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)の
欠点・デメリットの一つなのかなと思いました。

また、この新型モデルはサイドミラーが小さい事もあり、左側の死角が
多くなっています。なので、運転する際は、注意をしてくださいね。

この新型モデルの視界性について、もっと詳しく知りたい方は、コチラの記事を
参考にしてみてください。
今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)を
試乗したところ、このような事が気になりました。

ドライブモードスイッチの操作性やパドルシフトが装備されてい無い事など、
装備面の不満・欠点も色々と会ったのですが、運転をしていて一番気になったのは、
運転席からの視界性。

このクルマは見切りもそれ程良く無く、死角も多いので、初めてこのサイズの
SUVを運転する人は、注意が必要なのかなと思いました。

もしこれから日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)の試乗に行かれる際は、
視界性やスイッチの操作性などしっかりと確認をしてみてくださいね。
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