アルコール濃度を測定!コスパの良いおすすめアルコールチェッカー10選【2022年版】

飲酒運転

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クルマを運転する職業の方や前日に飲み過ぎてしまった…という方は必ず運転前にアルコールチェックを行いましょう。

今回は、アルコールチェッカーの種類や選び方を解説し、人気のアイテムを紹介します。

仲野 健太|なかの けんた

地元JAに入社し広報を担当する中で、取材・記事執筆・写真撮影・編集などの基礎を習得する。その後中古車販売店スタッフ、ガソリンスタンド店長などを経てフリーランスのライターへ転身。主に自動車関連のweb媒体で活動中で、職歴・整備士資格を活かした、体験に基づくリアルな記事が好評を博している。

仲野 健太
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アルコールチェッカーの選び方
元中古車販売スタッフのおすすめアルコールチェッカーはコレだ!
編集部おすすめのアルコールチェッカーはコレだ!

アルコールチェッカーの選び方

飲酒運転は、法律違反であること以上に危険を伴います。そのため、飲酒運転を避けるために運転する前日の過度な飲酒を避けることはもちろんですが、お酒が好きな方も多いかと思われます。そんなときに、飲酒運転を防ぐためにもアルコールチェッカーを使うことをおすすめします。

そんなアルコールチェッカーの選び方を以下の4つご紹介します。

・タイプで選ぶ
・センサーの種類で選ぶ
・アルコール検査以外の機能で選ぶ
・使える期間で選ぶ

これらを順番に解説していきます。

タイプで選ぶ

アルコールチェッカーは大きく分けて、「据置型」と「携行型」の2つがあります。それぞれ特徴が違い、おすすめできる人も異なりますので、こちらで確認してみてください。
据置型
据置型は、運送業者やタクシー、バス業者などの事務所によく設置されており、始業前のチェックに使われているものです。PCと接続して検査結果を記録、個人名と結果をプリントアウトしてくれるものもあります。携行型と比べると、初期費用がかかるというデメリットがあります。しかし、その分精度が高かったり、メンテナンスをしたりすることで長期間使えるというメリットがあります。
携行型
携行型は、別名ハンディタイプとも呼ばれています。文字通り、持ち運びができ、いつでもどこでもアルコールチェックができます。特徴として、比較的安価で購入できることが挙げられます。そのため、飲酒した翌日などにアルコールを検査したい場合などに使えます。個人で使いたい方におすすめのタイプです。

センサーの精度で選ぶ

アルコールチェッカーのセンサーには「電気化学式(燃料電池式)センサー」と「半導体式ガスセンサー」の2種類があります。種類によって精度も寿命も違いますのでチェックしておきましょう。
電気化学式(燃料電池式)センサー
電気化学式(燃料電池式)センサーは、環境の影響を受けにくく、正確に測定ができます。測定の方法としては、呼気中のアルコールを酸化させて、それによって発生する電流の強さでアルコール濃度を測定します。タバコの煙や薬などの環境に影響されにくく、正確に測定できるところが大きなメリットです。

また、定期的なメンテナンスを行うことで誤作動を起こしにくいので、お酒を飲む機会が多いドライバーや運送業やタクシー業を営んでいる方におすすめです。ただし、注意点としてメンテナンスにコストがかかることと、本体価格も高価なものが多いことが挙げられます。
半導体式ガスセンサー
半導体ガスセンサータイプは、酸素量によって変化する電気の抵抗値を測定し、アルコール濃度を検査します。比較的安価で入手できるものが多いので、頻繁に使わない方におすすめです。しかし、劣化しやすいので、一定回数使ったら捨てるかセンサーの交換の必要があります。

アルコール検査以外の機能で選ぶ

最近便利な機能が付いたアルコールチェッカーが増えています。特に増えてきているのは、パソコンやスマートフォンと連動して測定結果を記録してくれる機能です。業務上、測定結果の記録が必要な方などにおすすめな機能です。また、アプリで体内からアルコールが抜ける時間を測定してくれるものもあります。お酒も運転も好きな人におすすめな機能ですね。便利な機能は機種によって様々ですので、アルコールチェック以外の機能がほしいという方は、その機能を持ったものを選ぶことをおすすめします。

使える期間で選ぶ

アルコールチェッカーはセンサーを用いてアルコール濃度を検査しています。そこで使用されているセンサーには寿命があり、機種によって異なります。多くの機種では、使用年数と使用回数を設定しています。

携行型は使い捨てのものが多く、センサーの寿命が来たら買い替えなければなりません。一方で、据置型は、センサーの寿命が来たら、センサーの交換やメンテナンスを行うことで、再利用できるものがほとんどです。使用頻度が高くない場合は、寿命の長いものを購入しても、使い切らずに終わってしまうことがあります。したがって、アルコールチェッカーを選ぶ際は、使用頻度と寿命を照らし合わせてちょうどよいものを選ぶことをおすすめします。

元中古車販売スタッフのおすすめアルコールチェッカーはコレだ!

アルコールチェッカーは機器に息を吹きかけるだけで、体内の残留アルコール濃度を数値化してくれるツールです。運転前のチェックと記録が義務付けられている職業ドライバーだけではなく、最近では個人的に利用する方も増えてきました。

ただし、商品によって価格帯がさまざまですし、センサーの精度や寿命、結果の記録方法などが異なるため、何を基準に選べばいいのか迷ってしまっている方も多いはずです。そこで今回は、数多く市販されている中から使い勝手やコスパの良い人気の商品を、元プロの目線で5つ厳選して紹介します。

文・仲野 健太

タニタ(Tanita)

アルコールセンサースリム HC-213S-WH(ホワイト)

696円〜(税込)

ポケットにスッキリおさまるコンパクトさが魅力!

最初に紹介する「タニタ アルコールセンサースリム ホワイト」は、胸ポケットにスッポリおさまるペン型のアルコールチェッカーです。息を吹きかけるだけの簡単操作で、どこでも体内のアルコールを12段階の数値表記によって確認することができます。

センサーを交換することができないため、500回測定or使用開始から1年経過すると買い替える必要がありますが、4,000円以下と価格がリーズナブル。飲酒運転の防止はもちろん「飲み過ぎチェッカー」として日頃の健康管理に役立てるのもアリです。

メーカー
タニタ(Tanita)
ブランド
タニタ(Tanita)
モデル名
HC-213S-WH
商品モデル番号
HC-213S-WH
商品の重量
32 g

中央自動車工業株式会社

アルコール検知器 ソシアック アルファ SC-402

7,486円〜(税込)

自治体・官公庁も採用している高性能チェッカー

次に紹介する「ソシアック・アルファ」は、0.01mg/L単位で体内の残存アルコールを感知します。検査結果がデジタル表記やLEDランプの点灯だけではなく、4種の電子音で確認することも可能なため、離れたドライバーの状況確認に利用する企業も多い商品です。

DNA研究などに使われている、「MEMS技術」を取り入れた半導体ガスセンサーの採用により、アルコール以外への反応を大幅に低減できているほか、付属のPP樹脂製マウスピース・アタッチメントを使えば、環境に影響されにくい高精度測定が可能です。

半導体ガスセンサータイプとしては割高の部類に入りますが、センサーの検査可能回数が約5,000回と多く、耐用年数も使用開始から約2年と長いうえユニット交換も可能なため、晩酌派はもちろん従業員の飲酒運転撲滅を目指す企業にもおすすめです。

メーカー
中央自動車工業株式会社
ブランド
中央自動車工業株式会社
モデル名
α
梱包サイズ
13.5 x 4.8 x 2.3 cm; 64 g
商品モデル番号
SC-402
商品の重量
64 g

スマートライフ研究所

アルコールチェッカー アルコールマネージャー

27,478円〜(税込)

世界初!スマホ連動型アルコールチェッカー

「スマートライフ研究所 アルコールマネージャー」は、持ち運びに便利な検査端末へ息を吹きかけると、即座に正確な血中アルコール濃度が検出されます。事前ダウンロードしたスマホ・アプリに数値が自動で記録される、Bluetooth連動型アルコールチェッカーです。

燃料電池センサーによるアルコール検知能力の高さから、海外では警察による飲酒運転の取り締まりのほか、緊急救命室へ搬送された患者の血中アルコール濃度検査に利用されるなど、運転とは直接関係のない分野からも支持を集めています。

計測結果からアルコールが抜ける目安時間を確認でき、測定者・場所・結果が14日間分グラフとして表示されるため、飲酒運転ゼロだけではなくお酒との付き合い方を見直し、健康管理を進めていくのにも役立つ商品です。

メーカー
スマートライフ研究所
ブランド
スマートライフ研究所
梱包サイズ
12.7 x 2.5 x 17.8 cm; 21.2 kg
商品モデル番号
S0028
商品の重量
21.2 kg

東洋マーク製作所

アルコール検知器AC-016

12,000円〜(税込)

プロの運送業者も導入する信頼性の高さが自慢!

アルコール以外の物質にほぼ反応しない、高精度電気化学式センサー搭載モデルの「東洋マーク アルコール検知器ac-016」。世界一厳しいとされる「EN規格」を所得している信頼性の高さから、多くの企業がコンプライアンス強化を目的に導入しています。

測定中の呼気確認音や結果を3段階の電子音で確認できるため、離れたドライバーの飲酒チェックも確実かつ不正なく行えるほか、1,000回使用(アルコール検出200回)するとセンサーの校正が必要ですが、購入から1年以内なら無料で交換可能なのもポイント

高性能かつ長寿命な電気化学式センサータイプとしては、価格が13,000円程度とリーズナブルなため、お酒をよく飲むドライバーが家族にいるなら、安全運転の願いを込めてプレゼントするのもいいでしょう。

メーカー
東洋マーク製作所
ブランド
不明
モデル名
AC-016
商品モデル番号
AC-016
商品の重量
159 g

タニタ(Tanita)

アルコールセンサー プロフェッショナル HC-211-WH

4,990円〜(税込)

長期間使用可能かつコスパにも優れるプロ仕様モデル

先程紹介したペン型モデルと異なり、「タニタ アルコールセンサー プロフェッショナル」はセンサーユニット(別売)をカンタンに交換することができるため、飲酒検査のタイムラグが発生することなく使い続けられます。特に、小規模事業者や個人ユーザーに人気の商品です。

持ち運びに便利な小型ハンディタイプ&マウスピース式で、結果が検査環境に左右されにくいのが特徴です。センサー寿命は測定500回or使用開始から半年程度ながら、通販サイトを探せば交換用ユニットが3,000円辺りでゲットできるため、コスパも良い商品です。

メーカー
タニタ(Tanita)
ブランド
タニタ(Tanita)
モデル名
HC-211-WH
商品モデル番号
HC-211-WH
商品の重量
131 g

編集部おすすめのアルコールチェッカーはコレだ!

タニタ(Tanita)

アルコールチェッカー ネイビー EA-100 NV

1,650円〜(税込)

手軽に飲酒エチケット!Amazonベストセラー商品

息を吹きかけるだけで簡単に呼気中のアルコール濃度をお知らせ。飲酒時やその前後の測定で、変化がわかるから飲酒のペースを調整できます。

携帯できるスマートなデザインで測定回数もわかる便利商品です。

メーカー
タニタ(Tanita)
ブランド
タニタ(Tanita)
モデル名
EA-100-NV
梱包サイズ
2.8 x 8 x 16.5 cm; 42 g
商品モデル番号
EA-100-NV
商品の重量
42 g

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

アルコールチェッカー ALC-D1

1,091円〜(税込)

お試しで使いたい方におすすめ!

アイリスオーヤマが販売しているアルコールチェッカーです。アイリスオーヤマが販売している、アルコールチェッカーの中でも比較的安価に入手できるタイプです。半導体ガスセンサーを採用しており、寿命は約1年間です。ポケットサイズで持ち運びがしやすく、どこでもアルコールチェックができます。また、電池残量のお知らせ機能付きで、電池残量を確認することができます。まずはお試しとして使いたい方や、使用頻度が少なめな方におすすめです。

メーカー
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
ブランド
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
モデル名
ALC-D1
梱包サイズ
cm; 50 g
商品モデル番号
538639
商品の重量
50 g

タニタ(Tanita)

アルコールセンサー アルブロ HC-310

3,080円〜(税込)

バックライトで測定結果が丸わかり!

TANITAのアルコールチェッカー HC-310は、検査結果がとてもわかり易くなっています。アルコールを検知すると、バックライトが赤く点滅し、アラームがなります。また、アルコールが検知されないときは、バックライトが緑色に光ります。センサーキャップを持ち上げるだけで電源が入り、簡単に検査できます。センサーの寿命は、購入後1年間が経過するか、測定回数が1000回までとなっています。

ワイシャツのポケットに入るサイズで、持ち運びに便利です。アルコールチェッカーを携帯したい方におすすめです。

メーカー
タニタ(Tanita)
ブランド
タニタ(Tanita)
モデル名
HC-310-BK
梱包サイズ
cm; 73 g
商品モデル番号
HC-310-BK
商品の重量
73 g

オーム(OHM)

アルコールチェッカー HB-A02-W 07-8919 OHM ホワイト

1,800円〜(税込)

自動で電源が切れてくれる優れもの!

オーム電機が販売しているこのアルコールチェッカーは、持ち運びが便利な携行型です。ストラップ付きで、持ち運びがしやすく、どこでも測定ができます。また、バックライト付きで数値が見やすく、夜間などでも簡単に測定ができます。さらに、アラームでも測定結果を知らせてくれるのでわかりやすいです。また、使用後15秒経つと、自動で電源が切れるので、充電切れの心配が減ります。

メーカー
オーム(OHM)
ブランド
オーム(OHM)
モデル名
HB-A02-W
商品モデル番号
HB-A02-W

COCUNT

アルコールチェッカー AR005

2,680円〜(税込)

残りの使用可能回数がわかる!

CONCUNTが販売しているアルコールチェッカーは、携行型です。測定結果は、液晶ディスプレイで確認ができ、バックライトでより見やすくなっています。センサーの寿命は、1000回の使用となっています。また、液晶ディスプレイに残りの使用可能回数も表示されるので、どれくらい使ったかがわかりやすくなっています。

メーカー
COCUNT
ブランド
COCUNT
梱包サイズ
3.5 x 1 x 10.8 cm; 50 g
商品モデル番号
AR005
商品の重量
50 g
今回は、数多くリリースされているアルコールチェッカーの中から、精度が高く信頼性のある機種やコスパに優れた商品を紹介しました!

ただし、アルコールチェッカーの検査結果は使用方法やメンテナンス次第で変化するため、体内アルコールが出なかったからといって慢心することなく、お酒を飲み過ぎた翌日は運転を控えるなど、自己管理の徹底が大切であることを忘れないようにしましょう!

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