東京モーターショーにてトヨタ「MIRAI Concept」を初公開
更新日:2019.10.28
※この記事には広告が含まれます
トヨタが2014年末に販売した世界初の量産燃料電池車「MIRAI」。その次期コンセプトモデルの実車が、2019年東京モーターショーで初公開されました。コンセプトを高級路線に変更した印象を受ける次期MIRAIはどのように進化を遂げたのでしょうか?
文・西川 昇吾/写真・宮越 孝政
文・西川 昇吾/写真・宮越 孝政
「MIRAI Concept」とは?
「MIRAI Concept」はトヨタが販売している燃料電池車MIRAIの次期モデルの開発最終段階モデルで、市販車に限りなく近いコンセプトモデルとも言えます。
現行モデルと比較して、大きくエクステリア・インテリアデザインが変更され、エコカーのイメージから高級車のイメージが強くなりました。プラットホームもトヨタのグローバルプラットホームTNGAを使用し、足回りもより高級感のある乗り味を実現する造りとなっているようで、上質な走りに期待が持てます。
燃料電池車で懸念される航続距離も現行モデルよりも30%向上したとアナウンスされており、説明員によると実質的には650キロから700キロ程度の航続距離を実現しているとのことです。
現行モデルと比較して、大きくエクステリア・インテリアデザインが変更され、エコカーのイメージから高級車のイメージが強くなりました。プラットホームもトヨタのグローバルプラットホームTNGAを使用し、足回りもより高級感のある乗り味を実現する造りとなっているようで、上質な走りに期待が持てます。
燃料電池車で懸念される航続距離も現行モデルよりも30%向上したとアナウンスされており、説明員によると実質的には650キロから700キロ程度の航続距離を実現しているとのことです。
高級車にふさわしいデザイン
約750万円する現行モデルのMIRAI。その割にはエコカーのイメージが強いエクステリアデザインとなっています。
しかし今回のMIRAI conceptはいい意味でエコカーらしくなく、高級セダンと呼ぶにふさわしいエクステリアデザインとなっており、さらに20インチのホイールも相まって高い走行性能、上質な走りや乗り心地を期待させます。
インテリアデザインも現代の高級車と呼ぶにふさわしい造りとなっており、レザーを使ったダッシュボード周りに設置された12.3インチのセンターモニターや、液晶パネルを中心としたメーター周りが「未来の高級車」という印象を引き出しています。
しかし今回のMIRAI conceptはいい意味でエコカーらしくなく、高級セダンと呼ぶにふさわしいエクステリアデザインとなっており、さらに20インチのホイールも相まって高い走行性能、上質な走りや乗り心地を期待させます。
インテリアデザインも現代の高級車と呼ぶにふさわしい造りとなっており、レザーを使ったダッシュボード周りに設置された12.3インチのセンターモニターや、液晶パネルを中心としたメーター周りが「未来の高級車」という印象を引き出しています。
進化した走行性能
現行モデルと比較して燃料電池システムを一新し、近年のトヨタの定番TNGAプラットホームを採用することで、航続距離・加速性能や高速安定性の向上を実現。燃料電池車としてだけでなく、クルマとしての性能も向上した印象を受けます。
ミライの高級車、これに乗るのがクールなリッチ層?
環境性能が高く高級車としての性能も期待大のMIRAI concept。高級セダンを乗るリッチ層はMIRAI conceptに乗るのがカッコイイ!そんな印象を受ける次期モデルでした。MIRAIの当面の問題としては水素ステーションの拡大です。
3〜5分で満充電可能となるので、水素ステーションが拡大することでより燃料電池車が一般的なものになるでしょう。販売は2020年末を予定しています。
3〜5分で満充電可能となるので、水素ステーションが拡大することでより燃料電池車が一般的なものになるでしょう。販売は2020年末を予定しています。