アルピーヌA110の最高峰"S"がデビュー

TMS2019 アルピーヌ A110S

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1960年代にラリーを席巻したルノー アルピーヌ A110ベルリネットのオマージュとして、2017年に新型アルピーヌA110がデビューしました。

写真・宮越 孝政

CarMe編集部

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ミドシップレイアウトを採用~0-100を4.4秒で駆け抜ける~
パワーアップにともない足回りを強化

ミドシップレイアウトを採用~0-100を4.4秒で駆け抜ける~

新型は、以前のRRレイアウトを捨てて、ミドシップレイアウトとしたことを除けば、フランス北部のディエップ工場で生産されること、軽量かつコンパクトなピュアスポーツカーであり、ドライビングの楽しさと、日常での使い勝手を併せ持つモデルとして、新規ユーザーはもちろん、古くからのアルピーヌファンにも訴求するパッケージが魅力です。

そのアルピーヌA110 に、ハイパフォーマンスモデルの“S”が追加されました。このSは、かつてのA110ベルリネットでも、もっともホットなハイチューンエンジンを積んだモデルに与えられた称号。過去のA110 を、ご存知の方にとっては、心躍るネーミングなのです。

アルミモノコックのリアアクスル上に配置されるエンジンは、すでに販売されているA110と同じ1.8L 直列4気筒直噴ターボですが、過給圧を0.4ber引き上げ、最高出力215kW(292PS)/6,400rpm、最大トルク320Nm/2,000-6,400rpmに向上。

これは、ノーマルのA110よりも出力で40馬力アップ、最大トルクは同じながらも発生幅を拡大し、高回転型へと生まれ変わっています。ミッションは、ゲトラグ製の7速DCTを組みわせ、0km/hから100km/hまで、4.4秒で到達します。

パワーアップにともない足回りを強化

このパワーアップにともない足回りは、サスペンションスプリングとスタビライザーをチューニング。車高をノーマル比で4mm落とし、ロール剛性を高めています。それにより、最大ロール角は、3.3度から2.8度になりました。

またブレーキは、前後φ320mmのディスクローターに、フロントに4ポッドキャリパー、リアにシングルピストンフローティングキャリパーを装備。フロントのブレンボ製キャリパーは、A110Sのアクセントカラーとにもなっているオレンジ色に塗装されます。

タイヤは、出力アップにアジャストするためリアの幅を広げ、フロント215/40R18、リア245/40R18に変更。フックス製18インチ鍛造ホイールは、ブラックで塗装されたスポークデザインとなっています。
インテリアは大きな変更はないものの、シートやセンターコンソール、ステアリングのステッチがブルーからオレンジ色に変更されるとともに、ステアリングの12時位置に施されるマーキングもオレンジ色になり、A110Sが特別なモデルあることをアピールしています。

気になる日本でのデリバリーは、2020年前半を予定。先行予約は2019年10月23日から始まっています。

今回は、新旧のアルピーヌを用意し乗り比べ企画です!初代のアルピーヌを持っている人なんて、すぐに見つかるの?と思いきや、CARPRIMEナビゲーターの河西と土屋さんの共通のお知り合いの方から初代 アルピーヌ A110をお借りすることができました!動画撮影中、終始、土屋さんはガソリンの匂い(初代アルピーヌA110はキャブ車なので・・)に笑顔がほころびます! また、新しいアルピーヌ A110Sにも乗って頂き、素性の良さ、楽しさを評価して頂きました。 そして、告知ですが土屋さんにはCARPRIMEアンバサダーとなって頂きました!今後、土屋さんの企画を月一ベースで展開予定です!お楽しみに!

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