フェラーリ新世代のV8中核モデル、F8トリブートが日本上陸

フェラーリ F8トリブート

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低くワイドで、曲線を重ねたフェラーリらしいデザイン。テールランプは、308 GTBをオマージュしています。
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新型スーパースポーツモデル「F8 トリブート」
F8 トリブートのパワートレイン
エクステリア(外装)
インテリア(内装)

新型スーパースポーツモデル「F8 トリブート」

フェラーリジャパンは6月25日、新型スーパースポーツモデル「F8 トリブート」を日本で発表しました。F8 トリブートは、今年3月のジュネーブモーターショーで世界初公開されたモデル。フェラーリ史上、最もパワフルなV8エンジンを搭載しており、「488 GTB」の後継モデルに位置付けられます。

F8 トリブートのパワートレイン

性能の要となるV8エンジンは、排気量3.9Lのツインターボで、最高出力は720PS/8,000rpm、最大トルクは770Nm/3,250rpmを発生。トランスミッションにデュアルクラッチ式の7速2ペダルMTを組み合わせており、0-100km/h加速はわずか2.9秒、最高速度は340km/hに達します。この強力な性能を受け止めるべく各所に電子制御技術を設置。

エンジンパワーモードの選択を始め、トラクションコントロールやコーナリング時の操作性を高めるサイドスリップアングルコントロール、電子制御サスペンション、電子制御ディファレンシャルギアを装備。強大なエンジンパワーを活用したダイナミックなスポーツ走行を安心して楽しむことができます。

このエンジンは史上最高の出来栄えとフェラーリ自身が公言しており、性能はもちろんサウンド面もドライバーを最高に高揚させてくれます。

エクステリア(外装)

エクステリアは、フェラーリらしい曲線美でまとめられていますが、ある特徴が現れています。5月、フェラーリは頂点のスーパースポーツ「SF90」を発表しました。

フェラーリの技術全てを注ぎ込んだ新世代を定義するモデルがSF90ですが、F8 トリブートのエクステリアにもそのエッセンスを感じることができます。例えば細めのLEDヘッドライトやドア直後のダクト、テールセクションに一体化されたリアスポイラーや片側2連の4灯リアランプは、公式には謳われていないものの、SF90が背後に浮かぶようなデザイン。まるで新世代のフェラーリを暗示しているかのようです。

それらの造形にはもちろん意味があり、フロントのボンネット中央部に設置された「S-ダクト」は、バンパーのインテークから取り入れた空気をここから排出することで強力なダウンフォースを発生。またリアスポイラーもダウンフォースを増強させており、488 GTBより空気抵抗係数が25%も向上。まさに路面に張り付くような走りが体感できます。芸術性と機能性を融合させた造形は、さすがフェラーリといえます。

インテリア(内装)

インテリア(内装)でもフェラーリらしい機能美が随所に見られます。エンジンのスタートスイッチやパワーモード選択、ウインカーやシフトパドルなど主要な操作スイッチはハンドルに集約。エアコンやインフォテイメントシステムの操作ボタンもドライバーが容易に操作できる位置にレイアウトしています。

また助手席側にも8.5インチのタッチ式のディスプレイをオプションで装備でき、パッセンジャーがドライバーと様々な情報を共有したり、オーディオを操作することが可能です。インテリアにおいて最も特徴的なのは、ダッシュボード全体が“スッキリ”としている点。カーボンファイバーパネルとスティッチといったアクセントも配置しながら、運転の妨げになるようなものが一切ありません。

シンプルながらも全体のルックスが整っているインテリアです。
現在のフェラーリの中核であるV8モデルも、このF8 トリブートで新世代に移行しました。性能はもちろんですが、同時に造形物としての美しさも進化。スーパーカーの新たなベンチマークとなりそうです。
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