トヨタがミドルサイズの3列シートSUV「ハイランダー」の新型を世界初公開

トヨタ ハイランダー 米国仕様

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トヨタ自動車は、新型のミドルサイズの3列シートSUV「ハイランダー」をニューヨーク国際オートショーで世界初公開(4月17日)しました。
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ミドルサイズの3列シートSUV「ハイランダー」
新型ハイランダーのスペック
新型ハイランダーの安全装備は?

ミドルサイズの3列シートSUV「ハイランダー」

トヨタ自動車は、新型のミドルサイズの3列シートSUV「ハイランダー」をニューヨーク国際オートショーで世界初公開(4月17日)しました。

アメリカで2001年にデビューしたハイランダーは、日本では「クルーガー」として2000年に登場したミドルサイズSUV。登場後3世代にわたり、走行性能はもちろん、3列シートの採用をはじめとした居住性などの改良を重ねています。2018年には北米・中国・ロシアを中心に世界で年間約39万台を販売し、初代からの累計販売台数は385万台に到達。トヨタの3列シートSUVの中核モデルとして成長を続けてきました。

新型ハイランダーのスペック

今回発表された4代目となる新型ハイランダーは、好評を得てきた取り回しの良いボディサイズは維持しつつ、居住性や質感の向上、荷室空間を拡大。全長は従来比60mm延長、2列目シートのスライド量も30mm拡大することで、広々とした車内空間を実現しました。特徴的なのはそのボディデザインで、現代のSUVらしい洗練さを持ちながらも、ワイドフェンダーに見られるように力強いスタイルに進化しています。

パワートレインについて

新型にはToyota New Global Architecture(TNGA)のプラットフォームやパワートレインを採用し、クルマの本質的な性能が向上されました。パワートレインは、V6エンジンを採用したガソリンモデルと、TNGAの2.5L直列4気筒エンジン+モーターのハイブリッドモデルを用意。ハイブリッド車の燃費は従来比で17%向上しています。

また、ガソリンモデルの上級グレードに搭載される4WDシステムは、前後と後輪の左右駆動力を制御する「ダイナミックトルクベクタリング機構」を採用。カーブ走行中や悪路走行時、それぞれのタイヤに最適な駆動力を配分することによって、優れた操縦安定性とトラクション性能を発揮する4WDシステムです。

新型ハイランダーの安全装備は?

そのほか、最新の予防安全パッケージの「Toyota Safety Sense」を全車標準装備。車両・歩行者(昼間・夜間)・自転車(昼間)の検知を行い衝突回避支援や被害軽減を図る「プリクラッシュセーフティ」や、レーダークルーズコントロール作動時に車線維持の支援を行う「レーントレーシングアシスト」、道路標識を認識しマルチインフォーメーションディスプレイに表示する「ロードサインアシスト」などの運転支援機能も充実させました。

さらに上級グレードには、12.3インチの大型スクリーンを新たに設定したほか、すべてのグレードで「Android Auto™️」「Apple CarPlay®️」「Amazon Alexa」が利用可能になるなど、利便性も高められています。
新型ハイランダーの日本導入は発表されていませんが、より多人数の移動を可能にする3列シートや広い荷室空間などは、日本のユーザーにとっても魅力的な装備です。何よりそのたくましい外観は、ランドクルーザーを代表とした本格的な4WDモデルのファンにとっては刺さるものがあるはず。同じく3列シートSUVのマツダ CX-8の人気を鑑みても、日本でのニーズは高いかもしれません。今後の動向が気になるSUVです。
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