ベントレーミュルザンヌ

ベントレー ミュルザンヌが3000万円越えの8つの理由

パリ・モーターショーで英高級車メーカー、ベントレーが初公開した「ミュルザンヌ スピード」ですが、その価格は3000万円を超えると言われています。
日本では、ほぼすべてのモデルが2000万円代で購入できる(それでも高いですが)中で、ミュルザンヌ スピードだけが3000万円を超える理由とは何なのでしょうか。» 続きを読む

ミュルザンヌの詳細・基本情報

ミュルザンヌ
ベントレー
ミュルザンヌ
新車価格3500~3500万円

ミュルザンヌの中古車

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新車販売時の基本グレード

  • Mulsanne
  • Mulsanne (左ハンドル)
発売日2011年1月1日型式
駆動方式FRミッション8AT
ハンドル動力分類エンジン
全長5,575 mm前輪サイズ265/45ZR20
全幅1,925 mm後輪サイズ265/45ZR20
全高1,530 mm最小回転半径
車両重量2,710 kg定員5 人
排気量6,747 cc過給機ターボチャージャー
最高出力377[512]/4200燃料
最高トルク燃料タンク
モーター最高出力JC08モード
モーター最高トルク10.15モード
発売日2011年1月1日型式
駆動方式FRミッション8AT
ハンドル動力分類エンジン
全長5,575 mm前輪サイズ265/45ZR20
全幅1,925 mm後輪サイズ265/45ZR20
全高1,530 mm最小回転半径
車両重量2,710 kg定員5 人
排気量6,747 cc過給機ターボチャージャー
最高出力377[512]/4200燃料
最高トルク燃料タンク
モーター最高出力JC08モード
モーター最高トルク10.15モード

Tips

①ボディに使われている材料が高級かつ、加工が難しい

ミュルザンヌのボディに使われているのは鉄鋼とアルミニウムです。アルミニウムはボディの軽量化に繋がりますが、比較的高価な金属です。そして、アルミニウムをフェンダー部分(ホイールの上にあって、乗員や歩行者に回転するタイヤから泥や水がはねるのを防ぐ)に加工するのが難しいそうです。
材料のコスト、製造の難しさが価格に反映されているんですね。

②人の手で生産

そもそも、ミュルザンヌの製造は人の手によって行われます。鉄鋼で使われているような機器を使うことができないためです。他の自動車メーカーがやらないような手間を敢えてやっていて、特にキャラクターライン(ボディサイドにある一段高くなったり、低くなったりしている線)はエンジニア泣かせですが怠りません。

③ボディに継ぎ目がない

通常の車だと、例えばボディパネルとルーフパネルを溶接してくっ付けます。しかし、ミュルザンヌの場合は複数のパネルを用いず、単一で製造する一枚板のような方法をとっています。これは非常に手間のかかることで、このボディだけで80~90時間かかるそうです。

④塗装も手作業

大規模な自動車工場ではロボットを使って塗装を行う傾向がありますが、ミュルザンヌは5日間かけて人の手によって塗装が行われます。これも非常に時間がかかる作業です。

⑤珍しい6.75リッターエンジンを搭載

ミュルザンヌに使われている、6.75LのV型8気筒ガソリンツインターボエンジンは生産台数が多くありません。フォルクスワーゲンが使うW型12気筒エンジンやV型8気筒エンジンとは違い、1日あたり3つか4つしか製造されません。(ベントレーはフォルクスワーゲングループに所属しています。)

⑥他の車に比べて木材を多く使用

ベントレーの他のモデルよりもミュルザンヌは多くの木材を使っています。ベントレーの車には9種類の木材が利用されますが、その調達から切断、成形、そして仕上げなど各工程で費用がかかっています。

⑦さらに、上質な革も使っている

質の良い革は非常に高価であり、ミュルザンヌは莫大な量を使用しています。主に使用されるのはシートのような室内装飾の部分で、1台のミュルザンヌにつき、16頭の牛の皮が使われています。専門の女性作業員が手作業で革を張っていると言われています。

⑧数えきれないほどの組み合わせがある

「標準的な」ミュルザンヌは実際には存在しません。というのも、工場はオーダーメイドの受注に対応しなければなりません。それはヘンリー・フォードが築き上げた「安く、効率的で、画一的な」車作りとは対極にあります。ボディカラーや各種内装の組み合わせの数は膨大です。対応するのは簡単ではありません。



これらの理由を知って頂ければ、ミュルザンヌ スピードが3000万円以上することに納得できるのではないでしょうか。
そのこだわりは3000万円を払う価値があるはずです!