BMW4シリーズ

日本車はなぜライトの分野で世界に遅れを取っているのか?

多くの先進技術を持つ日本車ですが、なぜかライト周りに関しては大きく遅れを取っています。輸入車では当たり前になっているLEDウィンカーも日本車での導入事例はごくわずか。
コストやユーザーの嗜好もあるでしょうが、それ以外にも理由がありそうです。

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4シリーズの詳細・基本情報

4シリーズ
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Tips

最新の先進技術ライトはこんなにすごい!

アウディの先進技術

LED『アイライン』の火付け役となったアウディですが、2014年3月デビューの新型Audi A8には最新のAudiマトリックスLEDテクノロジーを採用しています。
多数の独立したLEDで構成されるLEDハイビームは、対向車や前を走る車に直接当たる部分はロービームに切り替え、それ以外のゾーンは均一な光のハイビームでフルに照らし続けます。
車両に搭載されたカメラが周囲の車を確実に検知し、すべて電子的にミリ秒レベルの速さで周りの状況に合わせることが可能。
LEDはコントロールユニットによって個別に制御され、照射をオンやオフにしたり、明るさを弱めたりする技術も持っています。

BMW 4シリーズグランクーペ

BMWでは4シリーズグランクーペなどにバリアブル・ライト・コントロール機能を備えたアダプティブLED ヘッドライトを採用しています。
これは夜間の視界を向上させるのはもちろん、日中も自然光に似た白色光が、前方の道路を均一な照射で照らし出します。
夜間はステアリング・ホイールの動きに反応し、ヘッドライトの角度を自動制御して、前方のコーナーの視認性を高めます。

メルセデス・ベンツの先進技術

最新のCLSやEクラスなどに全車LEDヘッドライトを標準装備しています。さらにオプションとしてメルセデス・ベンツ初となる「マルチビームLEDヘッドライト」を設定。
これはフロントスクリーンに設置されたカメラをもちいて周囲を解析、24個のLEDを個々に操作して常に最適な視界を得るというものです。
1秒間に100回も計算され、対向車があればその部分だけを陰にし、幻惑をおこなわないようにする、最新のライトシステムなのです。

日本が出遅れた理由は?

LEDライト

先進技術ライトのシステムやヘッドライト周辺のデザインではドイツ車をはじめとする欧州車に遅れを取っている日本ですが、その理由は国土交通省にあると言われています。

そもそも、ヘッドライトは自分が運転中に暗いところを明るくして安全性を確保するだけではなく、他の車や歩行者からも「見られている」ことを意識して使うべき道具なのですが、日本ではなかなかそれが周知されていません。少し薄暗い程度でライトをつけていると、対向車からは「ライト消し忘れてますよ!」のパッシングサインを送られることもしばしば。
それに比べて欧米の諸外国の中には昼間もライトをつけるDRL(デイタイム・ランニング・ライト)の動きが盛んで、中には義務付けられている国もあります。

 
そのDRLの考えを国交省が認めておらず、(二輪では奨励していますが)それに則ったライト周りのデザインも認められていないとのことです。
日本でも、昼間点灯の重要性が普及して、欧米車のような先進のライトシステムが採用されると良いですね。