ホンダインテグラ

4代目インテグラ(DC5)、TYPE RとTYPE S (Si)の違いって?

2001年にデビューした4代目で、その歴史の幕を閉じたホンダ インテグラ(現在は、同社のオートバイにて名称が復活)。最終モデルのグレードは、標準のTYPE S(Si)と、ホットバージョンにあたるTYPE Rという2つのみで、その違いは非常に大きなものでした。その違いを改めて確認しましょう。» 続きを読む

インテグラの詳細・基本情報

インテグラ
ホンダ
インテグラ

インテグラの中古車

中古車情報をもっと見る

Tips

最終モデルとなったインテグラ DC5型

ホンダ インテグラ タイプR

2001年7月2日、インテグラは4代目(DC5型)にモデルチェンジ。

シビック(EU/EP)とシャシーを共用する4代目インテグラは、全幅が広がり3ナンバーサイズとなり、ボディ形状は3ドアクーペのみとなりました。

グレードは、TYPE S(前期はSi)と、ホットバージョンのTYPE Rという2つで、エンジンはいずれも1,998ccのK20A型が搭載されました。


標準グレードとして設定された、Type-S(前期Si)

初期に標準グレードとして設定されたSi(2004年のマイナーチェンジによりグレード名をTYPE Sに変更)の販売価格は、5速MTモデルが174万円(税抜)でした。

エンジンは、最高出力118kW(160ps)、最大トルク191Nm(19.5kgm)を発揮するレギュラーガソリン仕様。低回転域で1バルブをほぼ休止させるVTECと、吸気バルブタイミングの位相をエンジン負荷に応じて連続的に制御するVTCを組み合わせた燃費と性能を両立させる設計です。

このK20Aは、絶対的な馬力は控えめに見えますが、ミニバンより大幅に軽量な約1,200kgのボディにより、スポーティなドライブを十分に楽しめるものとなっています。

対するTYPE Rは、同じ型式のエンジンを積んでいるにも関わらず、その性能差は、まさに別物と呼べるものでした。

"Type-R”を名乗るだけの違いがDC5型インテグラには多く存在しました。

高強度材採用の高回転対応コンロッド、高剛性クランクシャフト、単管等長ショートインテークマニホールドなど、各パーツを専用品に変更するとともに、VTECは吸排気のバルブタイミングとリフト量を切り替えるタイプにするなど、チューニングされたTYPE R用K20A型エンジンはハイオクガソリン仕様で、最高出力162kW(220ps)、最大トルク206Nm(21.0kgm)を発生。

標準のTYPE S(Si)と比較すると、その差は歴然としており、TYPE R用K20A型のハイスペックぶりが際立ちます。

価格は259万円と約70万円ほど高くなりますが、クロスレシオ6速マニュアルミッションにLSD標準装備、サスペンションの剛性アップやフロント上下アームのアルミ化、ブレンボ製ブレーキキャリパーの採用、レカロ製バケットシート、ボディ剛性アップ、専用スポイラー等々…、その変更は多岐に渡っています。

TYPE Rというグレードに対してホンダが込めた想いは、非常に大きなものでした。

海外アキュラブランドでは”RSX”という名称で販売

アキュラ RSX

インテグラは、北米ではアキュラブランドからRSXという車名で販売され、日本仕様とは内容が異なりました。

RSXでは、TYPE Sがトップグレードという位置づけで、最高出力は154kW(約206ps)と、国内のTYPE Rよりも若干パワーダウンした仕様になっていました。

国内・海外仕様を含めて考えると、意外にもモデル体系が複雑ですね。