文/ I.Endo 写真/ K.Wada, W.Tamura Sponsored by BBS JAPAN 
2013年からスバル BRZに乗りスーパーGT300クラスに参戦している井口卓人です。以前は、ホイールを重要なパーツだと思っていませんでした。ですが、BBS鍛造ホイールを履くスバルのマシンに乗りテストを繰り返すうちに、ホイールが持つ力を知りました。ホイールを変えただけでコンマ何秒も変わります。タイムアップにはセッティングやタイヤ選択に注目が集まりますが、ホイールも大きなタイムを削る重要なパーツなのだ、と考えるようになりました。
BBS鍛造ホイールを装着したマシンで感じるのは、特に高速コーナーでタイヤのグリップが優れていることです。BBS鍛造ホイールはタイヤのグリップ力や性能を最大限引き出してくれると感じています。例えば100km/hで回るコーナーを102km/hで走ってもしっかりと耐えてくれます。タイヤの耐久性も高く保ちが良いことも、タイムが落ち気味になるレース後半での大きな強みになります。それが、スバルチームがBBS鍛造ホイールを選択している理由だと思います。レースでコンマ１秒を詰めるためにも、BBS鍛造ホイールは僕たちのチームにとって必須のアイテムです。
純正の状態からBBS鍛造ホイールに履き替えて路上に出ただけで、一瞬で変化に気がつきます。まずステアリングが軽くなります。そして切った時、自分が思った通りにクルマが動くのです。長時間乗ると疲れが少なくなります。これは、レースでも感じるポイントです。ステアリングインフォメーションが上がることで安心感を生みますし、安全な運転にもつながります。BBS鍛造ホイールを選ぶことは「安全を買う」という感覚もあると思います。
かつてスバルから発売されていた「WRX STI S207」に装着されていたBBS鍛造ホイールを「かっこいい！」と思っていました。デザインが憧れだったのです。そこで、次に乗るレヴォーグのSTIが来たら、S207のホイールに近いデザインにしよう！と決めていたので、今のホイール「RE-V」を選びました。色は黒かシルバーで悩みましたが、シルバーにしました。ホイールを強調できてよかったと思います。ホイールの交換はクルマをさらに魅力的にしてくれました。
