ゴルフとメンタルの関係とは?思い込みを変えてスコアアップ!

ゴルファー

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今回はメンタルな面からのアプローチ、「思い込み」と「ゴルフ」の関係をまとめてみたいと思います。

文・リコベル
Chapter
隠れた能力が97%もある!?
自分のゴルフに対する思い込みを疑ってみる
上達に上限はない
最後に

隠れた能力が97%もある!?

遺伝子工学の第一人者、筑波大学名誉教授の村上和雄さんによると、人間の遺伝子(親から受け継いだものだけではなく、食べたり呼吸したりという生理現象や、悩んだり喜んだりという心のあり方など、生命活動の全てと密接な関係を持つもの)は、たった3%しか働いておらず、残りはオフの状態になっているとのこと。

「火事場の馬鹿力」や、「思っても見ないほどの実力が発揮出来た!」という、普段からは想像も出来ない現象も、普段はオフになっている遺伝子が関係していると言われています。

自分の中で今まで眠っていた遺伝子が目を覚まし、「オン」の状態になったために、自分の中からの力を出せた訳です。

たった3%しか働いていない遺伝子。

残りの眠っている部分を出すことが出来たら、ゴルフのスコアにも良い影響を与えてくれそうですよね?

自分のゴルフに対する思い込みを疑ってみる

眠っていて使われていない遺伝子をオンにするために必要なこと、それは、「自分には出来る!」と言いきかせてみることです。「ダメだ」、「出来ない」という言葉を発していると、脳がそれを読み取り、出来ることも出来なくなってしまいます。

また、「自分のゴルフのレベルはこんなものだ」という思い込みはありませんか?

「いつもと違って何かのきっかけで、ゴルフで突然ショットやパットがビシビシ決まりだしたら、ほとんどのゴルファーは居心地の悪さを感じてしまうだろう。この不快感の正体は、いったい何だろうか。実は脳には、いつもどおりであることを気持ちよく感じる性質があるのである。」
引用元:フローゴルフへの道:世界最高のメンタルコーチが明かすトッププロの秘密 ジオ ヴァリアンテ(著)

いつもどおりでいることを気持ちよく感じる脳。これには、ホメオスタシス(恒常性)と呼ばれる、生体の状態を一定に保とうとする働きが関係しています。

たとえば生物は常に一定の体温を保とうとします。寒い時は体を身震いさせて筋肉を収縮させたり、熱い時は汗をかいて熱を放出したり。常に同じ状態を保つことでバランスをとっています。

これらはもちろん無意識のうちに勝手に行われていますが、脳からはしっかりと指令が体に届き、そのとおりに働いてくれています。

そしてこの働きは、体の反応のみならず、精神面にも影響を与えているのです。日ごろから「自分のゴルフのレベルはこんなもの」という考えを持っていると、脳は、そのレベルが「心地よいレベル」だと覚えます。

そのため、あまりにも自分ではないような好スコアが出たときに、「こんなのは自分のゴルフではない!何かが変だ。。。」と不思議な気持ちを味わってしまうのです。

上達に上限はない

「「リミッティング・ビリーフ」という言葉がある。自分の可能性を制限する誤った思い込みという意味である。あなたのパフォーマンスを妨げる障壁を打ち破るために、まずは「自分のゴルフの才能は所詮こんなものだ」などといった、自ら限界を課してしまうような誤った信念を持っていないか、自分に問うてほしいのだ。リミッティング・ビリーフを特定できたなら、今度はそれに代わって「上達に限界はない」という考えをしっかりと心に刻み込むことである。あなたはまだほんのわずかな力しか使わずに、ゴルフをしてきたのだから。」
引用元:フローゴルフへの道:世界最高のメンタルコーチが明かすトッププロの秘密 ジオ ヴァリアンテ(著)

最後に

もちろん、考え方を変えたからと言ってすぐに驚くほどの上達が見られるとは限りませんし、自分の考え癖や信念を変える、ということ自体も時間のかかることです。

そして、もし思うような結果が得られないラウンドであった場合、「何が悪いんだろう・・・」とか、「何がいけなかったのだろう?」と考えてしまうとネガティブな方向へ引っ張られてしまうので、自分への質問を、「上達のために出来ることはなんだろう?」と、出来なかったことではなく、出来ることに意識を向けることで、ポジティブな考えに持っていくことが出来ます。

上手く行った時には、これでもか、というくらい思い切り自分をほめる!「自分ってすごい!!天才かもしれない!」くらいの勢いで良いのです(笑)脳は褒められれば褒められるほど喜びます。そしてその成功体験を焼き付けて行きます。

それを繰り返すことで、「あの成功体験をもう一度したい」という欲求が脳から出て、失敗した時を考えるよりも、成功したイメージを持つことが自然と多くなって行きます。

ショートパットをはずした時を思い出すより、ロングパットを入れた時の感覚を覚える方が何百万倍も大切です。一流バスケットの選手も、シュートをはずした体験より、成功した時の体験を必ず覚えるようにしているそうです。そのように脳に成功体験を焼き付けて行くのです。

ゴルフはアップダウンがあって当たり前のスポーツですが、上手に行った時には思い切り自分を褒めてその喜びに心から浸り、思うように行かなかった時は、何かしらの学びがあることにありがとう、という気持ちで、楽しくゴルフと付き合いましょう。

(提供元:golfee
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