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タコメーターすらない車が普通なのに、追加でメーターを付ける意味ってあるの?

現在の車では不安を呼ぶかもしれない?

スポーツモデルや上級グレード、高級車には当たり前のようについていたタコメーターが物議をかもしたのは、1990年代中盤のことです。

「なんでこの車は加速していくのにタコメーターが下がっていくの?」
「アクセルを踏んでいるのに回転数が下がっていく。気持ち悪い!」

という声が、相次いで起こりました。原因は、その当時から普及し始めたCVT(無段変速機)です。

従来から存在し、今でもあるAT(自動変速機)であれば、基本的には車が加速状態であればギアをキープして、加速が終わって巡航に移ればギアチェンジをします。その時のタコメーターの動きは、加速すれば回転数が上がり、ひとつ上のギアになれば回転数が下がるという、MT(手動変速機)と基本的に変わりません。

しかし、CVTはその性格上、手動モードを設定しない限り「段」(1速や2速など)が存在せず、ギアは常にシームレスで変化していきます。

おまけに、その速度やアクセルの踏み具合に応じて、もっとも最適となるギア比を選択するようプログラムされているため、場合によっては”エンジン回転数を下げても、滑らかに効率よく加速して燃費もいい”ということが起きました。

もともとタコメーターが付いていなければ、そんなことは気にならないのですが、タコメーターによって回転数がリアルにわかるばかりに、ドライバーに違和感を与えてしまいます。

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