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車高調とダウンサスの違いとは?

手軽にスプリング交換可能になって増えたダウンサス

ショックアブソーバー

一方のダウンサスは、車高調とは違ってあくまでスプリングそのものです。車体を支えているバネの長さが変われば車高も変わるので、短いものに交換するだけでローダウンできます。

一般向けパーツとしての歴史はむしろ車高調より長いと考えるべきで、販売されているものだけではなく、ノーマルバネを切断して長さを変えるだけで良かったので、規制緩和前から既製品・自作を含めダウンサスは存在しました。

いわゆるグルグル巻きのコイルスプリング以外はもっと簡単で、リーフスプリング(板バネ)の場合は、枚数を減らせばローダウン、上下逆に取り付ければリフトアップもできます。

また、トーションバー(ねじり棒バネ)の場合は、根元にあるカムという部品を回転させるだけで車高を変えられるため、スバル360などは純正で調整式ダウンサスになっていたと言えるでしょう。

そして、スプリングそのものを外してしまう「アブノミ」(ショックアブソーバーのみ)という乱暴なローダウンまでありました。もちろん、スプリング無しでは乗り心地は最悪でしたが、とにかくローダウンできれば良かったのです。

規制緩和後は、車高調同様ローダウン用アフターパーツとして車種ごと専用の既製品が広く出回るようになったり、いざという時にガッチリ下げたければエアサスというパーツも出てきたので、自作で切断したカットバネやアブノミは急速に廃れました。

車高調とダウンサス、機能的に大きく異なるその違い

【東京オートサロン】ZERO1000

このように「車高調」とは主にショックアブソーバーによる車高調整機構つきサスペンション、ダウンサスとは単に短いスプリングを指します。厳密に言えば、車高調のネジ式と全長調整式は、車高調整時に性能に与える影響が異なる別種のパーツです。

また、ダウンサスも単なる車高を下げるためなのか、性能アップまで考えたものかでは、これも別種と言えますし、さらに車高調に使う直巻バネと純正形状ショックアブソーバー用のバネも別物です。その詳細な説明はここでは省きます。

話をもとに戻すと、車高調とダウンサスの違いは、車高を含め性能調整に使うため、下がるとは限らないのが車高調であり、基本的に車高を下がるだけなのがダウンサスと考えればいいでしょう。

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