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エンジン始動直後にエンストも!?車のエアクリーナーを交換せずに走り続けるとどうなる?

エアクリーナーの目詰まり

エンスト

エアクリーナーは、エンジンが吸い込む空気の中に含まれるゴミを取り除く目的で付けられています。道路上には、塵やゴミだけでなく、微細な鉄粉や石の粉、前走車の廃棄ガスに含まれる油分に至るまで、様々な”ゴミ”が含まれています。

このゴミを吸着するのがエアクリーナー。そのため、走れば走るほど汚れていく部品と言えます。ちなみに、エンジンは空気を”吸っている”ので、停車中のアイドリング状態でも、当然ながら空気を吸い込みます。

エアクリーナーの目詰まりで最初に起こることは、エンジン性能の低下です。パワーやトルクの低下、燃費の低下、回転が重くなったり、高回転まで回らない、始動に時間が掛かる…など様々です。

ただ、走ることはできますが、なんかパワー感無いな…程度の症状なので、気にせず走れてしまうこともあるのがポイント。とはいえ、重要なサインなので、注意が必要です。

次にエンジンストールが起きる

エアクリーナーが完全に目詰まりすると、今度はエンジンストールが起きます。エンジンストールとは、エンジンが意図せず停止する事を意味します。

特に目詰まりした状態で高回転まで引っ張ると、ストールし易くなるのが最初の症状。それでも放置すると、エンジン始動直後にストールする、という現象にまで至ります。さすがにここまでたどり着くには、相当な時間もしくは走行距離を要しますので、なかなかそういう経験は無いかと思います。しかし、高回転に引っ張るとストールする、というのは非常に危険なので注意しましょう。

目詰まりで調子を崩す理由

エンジンが動作するためには、空気とガソリンが必要です。空気とガソリンが混合され、圧縮したところで点火します。空気とガソリンの混合比率は、空燃費と言われますが、理論上の理想的な空燃費は14.7:1とされており、ガソリン1gを燃焼するためには14.7gの空気が必要です。

さて、エンジンは車種によって、それぞれ性格があるので、正確に14.7:1の空燃費が保たれているわけではありません。ターボカーなど出力重視なら、燃料は少し濃いめ、低燃費車だとガソリンが少なめ…など、多少の変化はあります。しかし、これが大きく崩れてくると、エンジンが不調を起こす結果となります。

その最初の症状が、出力の低下などになります。最終的に吸気が追いつかなければ、エンジンストール、エンジン始動不良となっていきます。また、劣化したエアクリーナーに穴が空き、大きめのゴミが入ってしまった場合、エンジン内部に異物が入りますので、ブロックやピストンを傷つけエンジンブローに繋がる場合があるので注意が必要です。

エアクリーナーのメンテナンス

通常、一般的なエアクリーナーは乾式と呼ばれる乾燥したフィルター状のものが使われています。定期的に掃除機でゴミを吸い込んだり、軽くたたいてゴミを落としたりすることで、メンテナンス完了です。

それでもゴミが残ったり、排気ガスなどで黒く汚れている場合は、エアクリーナーごと交換します。概ね3000円程度の部品ですし、車種によっては簡単に交換できますので、DIYで交換するのもオススメです。

表裏は間違えて取り付けできないように、裏表の形は異なっていますし、概ね工具など無くても交換できるようにクリップなどでカバーが止まっている場合が殆どです。使われ方や走行する環境によって異なりますが、概ねエアクリーナーは1万キロを超える頃には交換を検討する方が良いでしょう。

また、一部の車種やサードパーティ製品では、湿式と呼ばれ、エアクリーナーにオイルを染みこませたタイプの物があります。湿式の場合、オイルの成分などに付着させてゴミを取り除いているため、掃除機などで吸っても取れません。そのため、思い切って交換した方が良いです。その際、エアフロセンサーの掃除も忘れないようにしましょう。

エアクリーナーの交換は、それこそチューニングの第一歩、とも言えるかもしれません。エアクリーナーだけ交換して吸気量が増えてもパワーが急に上がる事は有りません。理論空燃費に近づいたりする事で、パワーが上がるケースはありますが、最終的にはトータルバランスですので、燃調セッティングも含めて見ていきたい物です。それよりは、定期的な清掃で目詰まりを防いだ方が、車のためにも良いですね。

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