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車検は大丈夫?世界に1本のワンオフマフラー…そのメリットやデメリット

チューニングの定番「マフラー交換」

マフラー

マフラーは静粛性や排ガス規制をクリアする為にも重要なパーツです。とはいえ、純正ではサウンドに不満、あるいはモアパワーを求めてマフラーを交換する、といったカスタムは昔から「定番メニュー」でした。

こうした場合、市販されている愛車用の社外マフラーを購入・装着すると思います。コスト面、性能面でも安心でもありますよね。

しかしオーダーメイドで作る、という選択肢もあるわけです。こうしたオリジナルのマフラーは「ワンオフマフラー」と呼ばれます。

まずこのメリットについて考えてみましょう。

ワンオフマフラーのメリット

冒頭にも記したように、(売れ筋)スポーツカー・スポーティーカーには当然アフターマーケットパーツが沢山用意されています。マフラーも有名無名様々なブランドのものを選ぶことができますし、価格・性能・サウンド、といったものをその中から選ぶ事も可能です。

しかしマイナーなクルマや、ヒストリックカーなど社外品が出ていないクルマも多数ありますので、そうしたクルマのオーナーがマフラーを交換したい、となると、このワンオフマフラーを製作、という選択肢を取る事になります。

当然そのクルマに合わせて作りますから、エンジン特性や、サウンドといったものも、事前にある程度オーナーの希望に合わせたオーダーができます。文字通り世界に一本のマフラーになるわけですから、満足度は高いものが手に入るといえますね。

ワンオフマフラーのデメリット

オーダーメイド故にデメリットも当然発生します。真っ先に挙げられるのが「コスト」です。大量生産できるものではなく、一本ずつ拵えるわけですから、そのコストは市販マフラーより当然高額になってしまいます。とはいえワンオフ製作を依頼する方はその点は織り込み済みでしょう。

やはり最大の問題が、「保安基準に適合していない可能性がある」という事。多くのスポーツマフラーは、日本自動車スポーツマフラー協会の行っている「JASMA制度」により、法令順守したマフラーをリリースしており、厳しい基準をクリアさせております。

しかしワンオフマフラーは完全にオーダーメイドであるため、こうした適合表示プレートなどもありませんので、車検に通らない可能性もあり、そうした場合は違法な「不正改造車」となってしまう可能性も。もちろん、公道を走らないサーキット等での競技車両であればその限りではありませんが…。

マフラーのレギュレーション

平成22年度4月1日以降に生産された車両は、排気音の規制の変更があり、従前の「近接排気音」に加え、「加速走行騒音を有効に防止するものであること」というものが新たに追加されています。

日本自動車スポーツマフラー協会公式HPによると、具体的には

・加速走行騒音レベルが82dB(原動機付自転車は79dB)以下である自動車など
・加速走行騒音レベルがECE規則またはEU指令に適合する自動車


また平成21年1月1日以降生産のクルマ対象としたマフラーの突出の規制もあり、

・排気管(マフラーは、その上方のフロア・ラインを含む鉛直面から10mmを超えて突出してはならない
※自動車が静止中及び、走行中のいずれの状態においても適応するものとする。
・排気管(マフラー)は、その端部に丸みを付けてあり、かつ、2.5mm以上の曲率半径を有するものにあたっては、フロア・ラインを含む鉛直面から10mmを超えて突き出しても良い。
(但し、極端に車枠から突出し、危険物とみなされる場合は除く。)


とされています。

このようなポイントを押さえていなければ、車検に対応する事ができません。また不正改造の場合は「6ヶ月以下の懲役または30万円以下の懲罰」ともなります。

ですからワンオフマフラーで「公道を走る」のであれば、こうした点をキッチリクリアできるように作成を行う必要がありますので、ご注意を。

カスタムはクルマの楽しみ方のひとつ。適法なカスタムでカーライフを楽しみたいものですね!

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