クルマをイジる、楽しさ広がる。
Powered By

レカロ、ブリッド、スパルコ...シートブランドそれぞれの違いとは?

走りにこだわる人の必須アイテム、スポーツシート

走りにこだわる人、特にサーキット走行などをする方は愛車の純正シートを社外のスポーツシートに変えている事も多いかと思います。スポーツシートは様々なブランドから発売されていますが、今回は日本で知名度の高い3社「レカロ」、「ブリッド」、「スパルコ」について各社の概要と製品特長を見てみたいと思います。

スポーツシートの定番 RECARO

RECARO

世界で最も有名なシートメーカーといえば、やはり「RECARO(レカロ)」ではないでしょうか。

現在ではシートを主力商品として展開するRECARO社ですが、そのルーツは、1906年に創業された馬車メーカー「ロイター馬車製造社」にさかのぼることができます。その後、時代に合わせるように「ロイター・シュトゥットガルト車体製造会社」へ商標変更。シートを含めた内装も手掛けるようになった会社は、ロイター改良ボディ(コンバーチブルの原型)の特許を取得します。

1931年になると、ポルシェ社からVWの試作を受注。これを受けて、大戦後にはポルシェ356の開発や量産車の製造にも関わり大きな成果を残しました。

1963年、「ロイター・シュトゥットガルト車体製造会社」は、車体製造工場をポルシェ社に売却。シートメーカー『RECARO』として、新たなスタートを切ることになったのです。

その後のRECAROシートは、ポルシェをはじめ、メルセデス・ベンツやマイバッハ、オペルなどへもOEM供給。現在では、自動車用シートの他に航空機や鉄道車両、チャイルドシートやオフィスチェア、スタジアムシートまで幅広い商品を手掛けています。

それでは、RECARO社の乗用車用製品を見ていきましょう。

RECAROシートは、世界中の有名自動車メーカーに標準またはオプション装備として採用されています。日本でもほとんどのメーカーで採用実績がありますし、世界でもフェラーリやランボルギーニ、ポルシェをはじめ、名だたるメーカーなどでも採用されています。

乗用車用シートは、リクライニング機能等を有しないハードシェルのモータースポーツ用フルバケットシート、リクライニング機能などを有するセミバケットタイプのスポーツシート、シートヒーターなどの機能も付いた快適性能搭載のシート、腰痛防止などにも効果のあるメディカルシートなどがあります。

レカロ最大の特徴は、こういった用途別ラインアップやデザイン、機能の豊富さかと思います。また、世界中のメーカーに採用されるだけの信頼性や実績も無視できません。100年の伝統とシート専業メーカーとしてのノウハウがレカロをシートメーカーのプレミアムブランドの地位を確固たるものにしていると言えます。

【東京オートサロン 2017】老舗シートメーカー「RECARO」、新色モデルをラインナップ!

日本発のシートメーカー BRIDE

【東京オートサロン】BRIDE

1981年にBRIDEブランドのスポーツシートを製造販売するブリッドCO.を設立し、リクライニングモデルの原点「GT」を発表。その後も数々の製品を発売し、2010年には製造子会社のBRIDE株式会社と統合し、「ブリッド株式会社」となっています。

ブリッドの製品は、すべてのシートおよびシートレール製品を日本国内で製造。ASEA認定製品であり、車検適合モデルとなっています。

ラインナップは、フルバケットシートとリクライニングシートの2種類に、ワンランク上のedirb(エディルブ)があります。

製品特徴としては、日本メーカーならではのきめ細かな製品バリエーションがあげられるかと思います。同じ製品でカラーバリエーションが豊富だったり、同シリーズのシートで身長が低い方用、身長が高い方用や横幅大きめがあったり、さらには軽スポーツのように狭い室内でも装着できるサイズがあたっり、国外メーカーとはちょっと違った製品がラインナップされています。

日本メーカーなので安心できる部分もあると思いますし、マイスターショップと呼ばれる取扱店が全国に多数あるのも嬉しいですね。

【東京オートサロン2017】ブリッドの新コンセプトシート、アジア人のフィット感を追求

次ページモータースポーツと共に歩んできた SPARCO

この記事をシェアする

関連する記事

最新記事