クルマをイジる、楽しさ広がる。
Powered By
 

GTウイングの効果は公道で発揮されるのか?

そもそもGTウイングとは?

GTウイングとはサーキット走行車両のリア・トランクに取り付けられている、リア・ウイングのことを言います。空力面やデザイン性により多種多様の形のウイングがありますが、GTウイングを取り付けることにより本物のレーシングカーの様な迫力がつきますね。そして、その効果については下記2点が挙げられます。

GTウイングの効果①:コーナリング性の向上
GTウイングの恩恵を一番受けれるのは、コーナリングです。コーナリング時にダウンフォース(クルマを押し付ける力)が発生し、ピタッと地面にタイヤを食いつかせ速くコーナリングすることが出来ます。


GTウイングの効果②:車両安定性
高速走行時やブレーキング時に車両安定性の効果が期待出来ます。モータースポーツなど、ハイスピードからのフルブレーキングをした場合にリア・タイヤの荷重がフロント・タイヤに荷重移動する為、リア・サスペンションがリフトしてしまいます。そのリフトすることを抑えることで安定性をキープする効果を期待できるでしょう。

高速域では、ある一定の速度を超えたあたりからクルマには様々は空気抵抗が発生します。その空気抵抗が発生させない為に整流効果といって空気の流れを良くしてくれます。

公道で2つの効果は発揮されるのか?!

この2つの効果が、公道を走行する中で存分に発揮されるかどうかというと...残念ながら「発揮されることはない」と思われます。

GTウイングの効果というのは80キロから100キロを超えたあたりから効果を体感できるとされていますが、一般の公道を走る中で、その速度域まで出すことは法律で禁止されていますね。そのため、効果を体感することは残念ながら少ないのではないでしょうか。

公道を走るにあたって注意すべき2つのポイント

市販されているクルマにGTウイングを取り付け、公道を走るにあたっては注意すべきポイントが2点あります。

ポイント①:セッティングを正しく行う
市販されているクルマは、もともとGTウイングなどが付いていない状態を想定して設計されています。ですので、GTウイングを何も考えずに装着すると、空気抵抗の関係で前後バランスが崩れてしまうことに。

もともと、モータースポーツに使われるレース車両は、コースに合わせて一番効果的になるように取り付けられています。そのために、実走テスト・風洞実験の結果などの膨大なデータを参考にするのです。もし、市販されているクルマにGTウイングを取り付ける場合は、『前後の足回りのセッティング』『クルマ全体の空気の流れ』を意識して、セッティングすることが重要です。

ポイント②:違法改造にならないようにする
GTウイングの取り付け方を間違えると、違法改造として警察からキップを切られる場合があるので、要注意です。

日本では、道路運送車両法の保安基準が細かく決められています。この保安基準に適合したパーツを使い、専門知識を持った人が決められた位置に取り付ければ、違法改造にはなりません。ちなみに、GTウイング以外にもこの法律に適合しないクルマは、違法改造になるので注意が必要です。

GTウイングの取り付け方


それでは、最後にGTウイングの取り付け方を説明します。取り付けは簡単で次の5つが大きな手順となります。

①:GTウイングの取り付け位置を決めるためにマスキングテープを貼り台座の位置を確認
②:設置位置を決めたらドリルで穴を開ける
  ※小さなドリルから徐々に大きなドリルに変えていきましょう。
③:GTウイングの台座をボルトとナットで固定
④:GTウイングと台座をボルトとナットで固定
⑤:最後にボルトとナットの閉め忘れを確認


いかがでしたか?

モータースポーツの世界では定番パーツのGTウイングについて、理解できたでしょうか?GTウイングは、レースの世界ではいろいろな恩恵を受けることができます。しかし、公道を走る上では、GTウイングの恩恵を受けることは難しいかもしれませんね。また、取り付け方を間違えると違法改造車両になる場合があるので、注意が必要です。

この記事をシェアする

関連する記事

最新記事